【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
ピアノが弾けたらかっこいいし楽しいだろうな……と思われている方はきっと多いはず!
私は普段、自宅でピアノを教えていますが、「今からでも弾けるようになれるでしょうか?」とお越しくださる大人の生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、難しそうで意外にピアノで弾きやすいピアノ曲を、クラシックを中心にご紹介します!
楽曲の本質を追求して完ぺきに弾くとなると相当なテクニックが必要になりますが、中にはピアノをはじめて間もない方でも弾けるシンプルなアレンジの楽譜が出版されている場合もあります。
これからピアノを始めようと考えている方や、いつか発表会で弾きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選(11〜20)
パッヘルベルのカノンJohann Pachelbel

弾きながら幸せな気持ちになれる美しいメロディーで人気の『パッヘルベルのカノン』。
正式な名称は『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調』とされています。
教会音楽として作曲された作品だけあって、終始穏やかでハーモニーの移り変わりの美しさが際立っていますよね。
この曲のポイントは、横の流れを大切にしてなめらかに音をつないでいくこと!
静かな協会に響く音楽を想像しながら、音の粒をそろえて弾いてみてくださいね!
幻想即興曲Frederic Chopin

ショパンの作品の中でもよく知られている楽曲で、コンクールや発表会でも人気ですよね!
もともと世に出ることがなかった楽曲でしたがショパンの死後に友人のユリアン・フォンタナさんの手によって出版されたことで日の目をみることになったそうです。
冒頭の速弾きと中盤の静寂のコントラストが美しい楽曲。
最初から速弾きは難易度が高いと思われますが、ゆっくりと指を動かしながら体に覚えさせましょう。
ピアノは練習あるのみです!
ジムノペディ 第1番Erik Satie

作曲家エリック・サティが手がけたピアノ独奏曲。
第1番から第3番までで構成されており、ゆったりとした時間が流れる名曲です。
第1番はゆっくりと苦しみをもってという指示があるのですが、癒しのイメージのほうが強いですよね!
ヒーリング効果が高い楽曲としても知られ、病院のBGMや演劇、テレビ番組の静寂の音響としても活用されています。
ピアノ初心者でも手軽に弾けるのでぜひトライしてもらいたい楽曲。
ゆったりと1音1音かみしめながら弾いてみてくださいね!
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

ピアノを習い始めた方の多くが憧れる名曲『エリーゼのために』。
日本人にとって、クラシック作品のなかで曲名を答えられる確率が最も高い作品ともいわれています。
切なく美しいメロディは非常におぼえやすく、全体のテンポもゆったりしているため、初心者の方でも取り組みやすい作品です。
テーマが再び戻ってくる前の中間部では、細かい指の動きが求められますが、最適な指使いを選んで丁寧に練習すればクリアできるはず!
穏やかな部分と激しさをともなう部分の変化にも注目しながら、表情豊かに演奏しましょう。
アメイジング・グレイス作曲者不明

心に染み入る美しいメロディーが印象的な『アメイジング・グレイス』。
本田美奈子さんの透明感あふれる歌声が、記憶に深く残っているという方も多いのではないでしょうか。
「素晴らしき神の恵み」を意味するタイトルが付けられたこの曲は、もとはイギリスの牧師ジョン・ニュートンの作詞による賛美歌。
アメリカでは「第二の国歌」として親しまれており、日本でも映画やドラマなどで広く使用されています。
16小節間のシンプルなメロディーの繰り返しで構成されているため、強弱や表現、アレンジに変化を加えながら、表情豊かに演奏しましょう!
愛の夢Franz Liszt

フランツ・リストが手がけた3曲からなるピアノ曲。
『3つの夜想曲』というサブタイトルがあり、第3番は特に親しまれている楽曲です。
美しい旋律とドラマティックな展開が特徴的で、発表会やコンクールなどでよく演奏されています。
ピアノの端から端までぜいたくに使う楽曲で、難易度が高い部分もありますのでパートパートに分けてしっかりと練習してほしい1曲ですね!
個人的な練習方法としては、1パートを1回練習するごとに正の字を楽譜に直接書き込んで記録していくと練習量が見えるので自信がつきやすくなりますよ!
ぜひお試しください。
【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選(21〜30)
『謝肉祭』Op.9 第12曲 ショパンRobert Schumann
変イ長調で書かれたこの作品は、シューマンがショパンに捧げた音楽的な肖像画です。
1834年から1835年にかけて作曲され、ショパンへの深い敬意と愛情が表現されています。
繊細で詩的な旋律が特徴で、ショパンらしい優雅なピアノの響きを感じられる魅力的な一曲です。
初心者ピアニストでも比較的取り組みがしやすく、ショパンの音楽的特徴を学びたい方にぴったり。
ロベルト・シューマン自らが『新音楽時報』を通じて同時代の音楽家を紹介したように、本作はショパンの魅力を伝える音楽的対話とも言えるでしょう。
ゆったりとした曲調でありながら、情感が豊かな表現を楽しめる一曲です。






