【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
ピアノが弾けたらかっこいいし楽しいだろうな……と思われている方はきっと多いはず!
私は普段、自宅でピアノを教えていますが、「今からでも弾けるようになれるでしょうか?」とお越しくださる大人の生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、難しそうで意外にピアノで弾きやすいピアノ曲を、クラシックを中心にご紹介します!
楽曲の本質を追求して完ぺきに弾くとなると相当なテクニックが必要になりますが、中にはピアノをはじめて間もない方でも弾けるシンプルなアレンジの楽譜が出版されている場合もあります。
これからピアノを始めようと考えている方や、いつか発表会で弾きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選(91〜100)
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「狩り」Johann Burgmüller

軽やかな流れるような旋律と、「4分の2拍子」のリズミカルな伴奏が美しく調和した作品です。
本作では、イスラム美術の装飾模様をモチーフにした優雅な音の模様が織りなされており、躍動感のある行進曲風の曲調と相まって華やかな雰囲気を演出しています。
右手の16分音符による流麗な旋律と左手のスタッカートによる和音の組み合わせは、まるで光り輝く宝石のような輝きを放っています。
1851年にパリで出版されたこの曲は、やさしい技巧でありながら聴き映えのする魅力的な作品として長年愛され続けています。
皆様も、この華やかで優美な音の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
カスタネットWilliam Gillock

かっこよさを重視したい方には、子供向けの作品を数多く手掛けたアメリカの作曲家、ウィリアム・ギロックさんの『カスタネット』がオススメです。
本作には、オリエンタルスケールというアラブ周辺で使用されることの多い音階が用いられており、全体を通してエキゾチックでかっこいい雰囲気に仕上げられています。
難易度としては初心者でも取り組めるレベルですが、力強くインパクトのある演奏に仕上げるためには、手首の柔軟性や持久力が欠かせません!
発表会に向けて猛練習してみませんか?
【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選(101〜110)
子供の情景 作品15-1「見知らぬ国」Robert Schumann

ロベルト・シューマンが「子供心を描いた大人のための作品」として残したピアノ小品集『子供の情景』の第1曲目『見知らぬ国』。
同時代を生きた作曲家フランツ・リストが、この曲について「娘が夢中になって弾いてとせがんでくるんだ」と語ったという逸話も残されています。
第1曲目は『異国から』などのタイトルでも親しまれており、発表会曲としても人気の作品です。
ゆったりと流れるメロディーが美しい曲なので、慣れてきたら、ペダルを効果的に入れる練習もしてみましょう。
ワルツ 第18番 変ホ長調 遺作「ソステヌート」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの死から100年以上が経過した1952年に、イギリスの個人所蔵で発見され出版に至った『ワルツ 第18番 変ホ長調 遺作』。
『ソステヌート』のタイトルでも知られているこの作品は、大きな変化や高度なテクニックを要する箇所がないため挑戦しやすいといえますが、シンプルだからこそ表現力が試される曲ともとらえられるでしょう。
ちなみに、ショパンのワルツのなかでも人気が高い『華麗なる大円舞曲』は「作品18」。
番号では18番ではなく「第1番」ですので、混同しないようご注意くださいね!
ラクリモーサ~「レクイエム」よりWolfgang Amadeus Mozart

重厚感のあるメロディーが印象的なモーツァルトの名曲『レクイエム ニ短調 K.626「ラクリモーサ」』。
メディアでも頻繁に使用される楽曲のため、耳なじみのある方も多いのではないでしょうか?
さまざまなレベルの楽譜が出版されており、左手のパートがシンプルで弾きやすいものも多数販売されています。
ゆったりとしたもの悲しいメロディーをたっぷり歌って弾きながら、表現力を磨く練習として取り入れてみるのもオススメですよ!
小さな黒人Claude Debussy

『小さな黒人』は、2拍子の「ケークウォーク」と呼ばれるステップのリズムをベースに作曲されたピアノ小品です。
正しく拍を刻む左手パートの上に、シンコペーションの軽やかなリズムの右手パートが重なっています。
軽快なまま進んでいくと思いきや、途中で穏やかに。
しかしそれも長くは続かず、うずうずした状態からまたケークウォークのリズムに戻っていきます。
右手の複雑なリズムに気を取られてしまいがちですが、実は左手を正確に弾くことがとっても重要!
片手での練習も丁寧に行ってみてくださいね!
ノクターン 第2番 Op.9-2Frederic Chopin

多くの方はショパンの楽曲というと高い表現を求められるため、初心者は弾きづらいという印象を持っているかと思います。
たしかにショパンの楽曲を弾きこなすには高難度のテクニックや豊かな表現力が必要な場合が多々ありますが、代表的な作品である『ノクターンOp.9-2』のように、丁寧な練習を重ねれば、ピアノ歴が浅い方でも挑戦しやすい作品もあります。
技術を先に身につけた上で、表現に着手すると演奏の総合的な実力が一気に上がるので、ぜひ挑戦してみてください。





