【高齢者向け】車いすの方も楽しめる。椅子に座っておこなう楽しい体操
高齢者施設では、体を動かすレクリエーションとして体操を取り入れている施設が多いですよね。
しかし、毎日同じレクリエーションだとマンネリ化してしまうことも。
今回は、高齢者の方が飽きずに楽しく続けてもらえる体操をご紹介します。
さらに安全面に安心な、座ったままできる体操を集めてみました。
車いすの方や立位が不安定な方でも楽しんでいただけますよ。
手軽に始めやすい体操から、しっかり体を動かせる体操まであるので、高齢者の方の体調や体の悩みに合わせて実践してみてくださいね。
【高齢者向け】車いすの方も楽しめる。椅子に座っておこなう楽しい体操(21〜30)
ゴムボールで下半身体操

お年寄りの方は歩行中も足が上がりづらくなっているので、転倒防止のためにも足を上げることを心掛けましょう。
今回は100円ショップなどで手にはいるゴムポールを使った体操です。
ボールはドッジボールやバレーボールくらいの大きさのものを用意します。
椅子に座った体勢で体の前に持ったボールを太ももを上げて膝でタッチする、床に置いたボールに片足をのせてグルグルと足が離れないようにまわす、といった意識して足を上げる体操になっています。
豆まき体操

2月といえば節分の時期ですよね。
そんな節分の時期に座ってできる「豆まき体操」についてご紹介します。
童謡『豆まき』の音楽に合わせて体操します。
実際の豆まきを想定して、大きく腕を上げたり、振ったりするため、上半身の良い運動になるでしょう。
鬼の表情をまねしたり、お面を被ってみたりしても楽しめそうですね。
実際の豆まきは豆を高齢者が誤飲してしまう可能性もあるため、注意が必要になります。
しかし音楽を使った「豆まき体操」であれば安全にできますよ!
歌体操
こちらの歌体操は、冬におすすめの歌ばかりをそろえています。
雪、たき火、北風小僧の寒太郎など、どれも子供の頃に聞いたなつかしい曲ばかりではないでしょうか。
そんな人気の童謡を歌いながらのグーチョキパー体操を紹介します。
座って行えるので高齢者の方の安全面においても安心ですね。
上半身を動かしながら下半身も動かす運動が多いので心身ともにきたえられますよ。
手先でグーパーなどをあらわせられるので、脳に良い刺激を与えてくれそうです。
夏バテ対策 イス体操

暑いと外に出る機会が減っていきますが、適度に体を動かして夏バテを防止し、健康を維持していきましょう。
こちらでは、座ってできる簡単な体操をご紹介します。
肩を回したり、上体をひねったりして体をほぐしたら、足踏み、膝を上げて腕にタッチする動きを取り入れていきますよ。
最後は声を出しながら体を動かし、お口周りも鍛えましょう。
快適な室内で、しっかり水分補給をおこないながら、無理のない範囲で取り組んでください。
昭和の名曲リズム体操

気温が高すぎて外出が難しい時は、お部屋で体を動かして楽しみませんか?
紹介するのは、昭和の名曲に合わせて踊るリズム体操です。
基本的に座っておこないますので、立って踊るのが難しい方でもお楽しみいただけますよ。
上半身を大きく動かす振り付けが多いため、施設のレクなど複数人でおこなう場合は、イスとイスとの間隔をしっかり空けておいてくださいね。
曲によってはっぴを着たり、扇子を持って踊ると楽曲の雰囲気も味わえるのでオススメです。
花火、海水浴、スイカ割り体操

7月といえばみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
花火、海水浴、スイカ割りなど思い浮かべる高齢者の方もいらっしゃることでしょう。
過去を思い出すことは、脳の血流があがる効果もあるそうですよ。
そこで、7月を連想するものの動きを取り入れた体操をご紹介します。
もちろん、高齢者の方から出していただいた7月を連想するものの動きでも大丈夫ですよ。
体操をしながら、子供の頃の思い出や家族と過ごした夏のエピソードも振り返れそうですね。
そこからさらに、会話も生まれコミュニケーションの促進にもつながりそうな体操です。
ボールで膝裏エクササイズ

運動はちょっと苦手だなという方にもオススメなのが「ボールで膝裏エクササイズ」です。
やり方は簡単で、椅子に座ったままボールを膝の裏に挟み、ももを上げたり下げたりするだけ。
この動きだけで太ももやお尻まわりがじんわり温まり、血行促進やむくみ対策に効果が期待できます。
足腰を大きく使わずにできるため、体力に自信がない高齢者でも安心。
使うのは100円ショップの柔らかいボールだけです。
続けることで姿勢が整い、次第に足の運びもスムーズになります。
毎日の習慣に取り入れて、座りながらのリフレッシュを楽しんでみてくださいね。