【高齢者向け】みんなで歌える!盛り上がるオススメ曲まとめ
デイサービスなど多くの高齢者施設では、歌をうたうレクリエーションを取り入れているのではないでしょうか?
歌うことで、高齢者の方が日頃から感じているストレスを発散できたり、年齢を重ねて低下傾向のある心肺機能を維持できるそうですよ。
ほかの方と楽しく過ごす機会にもつながり、交流の場としても期待できますよね。
そこで今回は、高齢者の方向けの、みんなで盛り上がれる歌をご紹介します。
一度は耳にしたことがある曲や歌ったことがある曲など、高齢者の方に人気が高いものを多く集めました。
前で歌うことに抵抗がある方には手拍子で参加していただくといいですね。
ぜひ、盛り上がる人気の歌を活用し、みなさんで楽しい時間をお過ごしください。
【高齢者向け】みんなで歌える!盛り上がるオススメ曲まとめ(1〜10)
箱根八里の半次郎氷川きよし

伝統的な股旅物の演歌の魅力を余すことなく表現した作品です。
渡世人の孤独や哀愁、内面の葛藤を繊細に描いた歌詞に、氷川きよしさんの情感豊かな歌声が重なり、思わず聴き入ってしまいます。
刀を持つ一匹狼の主人公が、宿場町で出会う人情や母への思いに揺れる姿に、心打たれますね。
2000年2月にリリースされ、第33回日本作詩大賞でデビュー曲として史上初の大賞を受賞。
大鵬薬品工業の「チオビタ・ドリンク」のCMソングとしても起用されました。
本作は、演歌を愛する高齢者の方におすすめです。
みんなで手拍子を取りながら歌うと、より一層楽しめる一曲です。
憧れのハワイ航路岡晴夫

戦後の日本に明るい光を灯した名曲として、岡晴夫さんの代表作が多くの人々に愛されています。
軽快なメロディーと、まだ見ぬ楽園への思いが込められた本作は、1948年にキングレコードからリリースされました。
未知の土地への憧れや、船出の高揚感を美しく表現した歌詞は、当時の人々の心に深く響いたことでしょう。
本作の人気を受けて1950年には新東宝による映画化も実現。
岡晴夫さん本人が主演を務め、美空ひばりさんも共演されました。
仲間と一緒に口ずさみながら、すてきな思い出に浸れる一曲です。
デイサービスなどでの音楽レクリエーションにもぴったりな、皆で楽しめる名曲といえるでしょう。
大きな古時計

感動的な物語を綴った名曲で、祖父と古時計の深い絆が心に染みわたります。
ヘンリー・クレイ・ワークさんが1876年に、イギリスのホテルで出会った振り子時計から着想を得て誕生しました。
穏やかなメロディーと心温まる内容は、みんなで一緒に歌いたくなる魅力に満ちています。
発売当時にアメリカで楽譜が100万部の大ヒットを記録し、NHK「みんなのうた」での放送を経て、平井堅さんのカバーでも話題となりました。
2022年12月には映画化され、新たな注目を集めました。
みんなで集まる楽しい時間に最適な一曲です。
共に時を刻んだ時計への思いが、温かな気持ちと懐かしさを呼び起こしてくれます。
【高齢者向け】みんなで歌える!盛り上がるオススメ曲まとめ(11〜20)
津軽海峡冬景色石川さゆり

北国の冬景色と切ない恋心を美しく情感豊かに描いた名曲があります。
石川さゆりさんが力強く歌い上げる本作は、上野発の夜行列車から青森に向かい、青函連絡船にて最後の別れを告げる女性の胸の内をつづっています。
1977年のリリース以来、日本レコード大賞歌唱賞など、数多くの栄誉に輝いた演歌の金字塔とも言える1曲です。
厳寒の津軽海峡を舞台に、雪と海鳴りに包まれながら、静かに別れを決意する女性の姿が胸に迫ります。
ともに歌ったり手拍子を打ったりしながら、懐かしい思い出に浸れるすてきな時間をみなさんでお楽しみください。
少年時代井上陽水

穏やかでありながら心に響くメロディーと、郷愁を誘う歌詞が織りなす井上陽水さんの名曲には、青春への思いがちりばめられています。
のどかな夏の情景と、記憶の中に息づく思い出が詩的な表現で紡がれ、誰もが心の中に大切にしまっている宝物のような時間を優しく包み込んでくれます。
1990年9月のリリース以降、映画の主題歌やCMソングとして愛され続け、1991年にはソニーのハンディカムのCMでも使用されました。
アルバム「ハンサムボーイ」にも収録された本作は、みんなで集まる場でぜひ口ずさみたい一曲です。
思い出話に花を咲かせながら、心温まるひとときを過ごしてみませんか。
幸せなら手をたたこう作詞:木村利人/原曲:アメリカ民謡

日本だけでなく世界中で愛されているこの曲、海外では『SUKIYAKI』と呼ばれていますね。
坂本九さんの名曲ですが、多くの歌手にカバーされていることも有名です。
映画の主題歌になったこともあり、聴いたことのある方は多いと思います。
日本ではさだまさしさんや吉幾三さん、海外ではマイケル・ジャクソンさんもこの曲を歌っていますね。
明るくゆっくりとした歌いやすい歌詞なので、みんなで楽しく歌うにはぴったりの曲ですね。
茶摘み文部省唱歌

季節の移ろいを美しく描いた、明治時代から歌い継がれている文部省唱歌さんの名曲です。
さわやかな初夏の風景と、茶摘みをする人々ののどかな様子が印象的に描かれています。
八十八夜の頃の新緑や、茶摘みの作業着、農村の風景など、日本の伝統的な暮らしが優しい調べとともに表現されていますよ。
1912年に「尋常小学唱歌 第三学年用」に収録されて以来、学校教育を通じて広く親しまれてきました。
本作は、懐かしい思い出と結びついた歌として、みんなで楽しく歌える曲です。
手遊びを交えながら歌えることも魅力で、心温まるひとときを過ごせますよ。