元気ハツラツ!高齢者向けの歌体操
健康のためには運動がかかせないですが、大人になると体を動かす機会が減っていく方も多いのではないでしょうか?
そして声を出して歌う機会も少ないと思います。
そんな方におすすめなのが、このふたつを同時におこなえるステキな体操なんです!
この記事では高齢者の方向けの、歌いながら体を動かせるオススメの体操を紹介しますね!
デイサービスなどの介護施設でもぜひ取り入れてみてください。
もちろん座ったままでも楽しめますよ。
みなさんで動いて歌って、楽しい時間を過ごしてくださいね。
元気ハツラツ!高齢者向けの歌体操(11〜20)
リンゴの唄並木路子

『リンゴの唄』は、終戦を迎えた1945年に発表され、戦後のヒット曲第1号となった並木路子さんの楽曲です。
数々の有名映画やNHKの連続テレビ小説に使用されたほか、デビュー前の美空ひばりさんがのど自慢大会で歌ったことでも知られています。
テンポがゆったりとしているため、施設でおこなう体操のBGMにもピッタリ!
イスに座ったまま、軽く足踏みをしながらなど無理のない体勢で、歌詞を口ずさみながらみんなで手足を大きく動かしましょう。
故郷作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一

音楽の教科書に載っていることでも有名な唱歌が『故郷』です。
学校で習ったなんて方も多いのではないでしょうか。
そんな『故郷』のゆったりとしたリズムに合わせて体を動かしましょう!
思い出の歌に合わせて体を動かせば、脳トレにも効果的。
ふるさとの山や川をイメージした振り付けをすると無理なく、誰でも手軽に体を動かせますよ。
歌いながらおこなえば、ストレス発散にもなりますね。
座ったままでもOKなので、体調に合わせてチャレンジしてみてください。
明日があるさ坂本九

幅広い層にファンが多い、演歌歌手の坂本九さん。
彼の『明日があるさ』を使った体操は、イスに座りながら手を動かすだけでもできる負荷の少ない体操がオススメです。
右手をななめ上に、左足をななめ下に同時に出す動きをすると、脳トレ効果も期待できますよ!
また、肩に手をつけてけんこう骨を回す動きを加えれば、普段背中や肩がこりやすい方の症状改善にも一役買ってくれるはず。
失敗しても明日があるから大丈夫、という歌詞も前向きな気分にさせてくれるので一石二鳥ですね!
かえるの歌

「かえるの歌」に合わせた手遊びは、リズムに乗って手先を動かすことで脳の活性化に効果に期待できます。
たとえば、歌に合わせて左右交互に手でカタツムリの形を作り、「かえる」にかけて途中で上下にひっくり返す動きを加えることで、楽しさと集中力がアップします。
さらに手を前に突き出してパー、手前に引いてグーの運動を組み合わせれば、手指と腕の使い分けが求められ、判断力や反射力のトレーニングにもなりますよ。
動作にバリエーションを加えることで飽きずに続けやすく、座ったま取り組めるため、介護現場でもオススメのレクリエーションです。
マツケンサンバⅡ松平健

時代劇などでもおなじみの松平健さんの代表曲『マツケンサンバII』に合わせて体を動かしていきましょう。
軽やかなステップのイメージが強い曲ではありますが、体操としておこなう場合は楽しさやリズムに注目するのがオススメです。
左右に手を振るというシンプルな動作であっても、軽やかなリズムに合わせることで腕に力が込められます。
歌詞を参考にした振り付けと、首や腕などを伸ばす体操をうまく組み合わせることで、全身をバランスよく鍛えていける内容ですね。