元気ハツラツ!高齢者向けの歌体操
健康のためには運動がかかせないですが、大人になると体を動かす機会が減っていく方も多いのではないでしょうか?
そして声を出して歌う機会も少ないと思います。
そんな方におすすめなのが、このふたつを同時におこなえるステキな体操なんです!
この記事では高齢者の方向けの、歌いながら体を動かせるオススメの体操を紹介しますね!
デイサービスなどの介護施設でもぜひ取り入れてみてください。
もちろん座ったままでも楽しめますよ。
みなさんで動いて歌って、楽しい時間を過ごしてくださいね。
元気ハツラツ!高齢者向けの歌体操(41〜50)
ふじの山作詞:巖谷小波/作曲:不詳

雄大な日本のシンボル、富士山を歌った曲として知られている『ふじの山』。
尋常小学唱歌にも選曲されていた楽曲なので、歌ったことがあるなんて高齢者の方も多いかもしれませんね。
そんな思い出の唱歌に合わせて体を動かしてみましょう!
曲の歌詞に関連した動きを入れれば、自然と体が動かせると思います。
富士山をイメージしてのびのびと気持ちよく体操できそう!
デイサービスのレクリエーションや、自宅での運動などにぜひ活用してくださいね。
足踏みあいうべ体操

「あいうべ体操」をしながら「足踏み」もしていきましょう。
口を「あ」や「い」と動かす、あいうべ体操に慣れてきた高齢者の方にオススメしたい体操です。
足踏みを加えることで、足の付けにある「腸腰筋」や「腹筋群」も鍛えられますよ。
さらにお尻の筋肉もトレーニングできるそうです。
高齢者の方がバランスを保てることにつながり「転倒防止」にも役立ちます。
この体操でポイントなのは、発声するときに大きく口を動かしたり、舌を出すことですよ。
会話する時よりもできる範囲でオーバーにすることで、効果が期待できます。
ぜひ今回の体操をご活用くださいね。
桃太郎作詞:不明/作曲:岡野貞一

日本人なら誰でも知っている童謡『桃太郎』を使ったリズム運動は、座りながら肩から足先まで動かせる体操です。
肩や腰を回し、ひざを上下する動作までを一区切り。
そしてつまさきを上下に動かして、背中を丸めてかがんでから伸ばす動作で一区切りと、ひとつずつゆっくり動きをおさえてから全体で通してやるのがスムーズにできるようになるためのコツですよ。
歌いながら体操するとより運動効果が高まるので、余裕がある方は挑戦してみてくださいね!
グーチョキパーでなにつくろう

「グーチョキパーでなにつくろう」体操は、高齢者の方も聞きなじみがある曲ではないでしょうか。
子供さんがいる方はよく歌ってあげたなんて方もいますよね。
こちらの手遊び歌は、歌いながら体を動かすので脳に良い刺激を与えてくれるんですよ。
さらにグーチョキパーの組み合わせひとつで、さまざまなアレンジができます。
子供から高齢者まで幅広い年代に親しまれている手遊び歌なので、お孫さんと一緒にしてみるのもいいかもしれませんね。
春が来た作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一

日本の歌百選にもなった『春が来た』。
この童謡を使った体操は、手を大きくひろげてまわりを見回す動きがオススメですよ。
歌にあわせて自然に全身を動かせるので、ご高齢の方にピッタリ!
また、歌詞に合わせて「鼻」をさわる動作を取り入れるとユーモアがあっておもしろいんですよ!
また2番の歌詞に合わせて「泣く」動作を取り入れるなど、だじゃれのような動きをいろいろ考えて、ぜひ楽しみながら全身を動かしてみてくださいね。