元気ハツラツ!高齢者向けの歌体操
健康のためには運動がかかせないですが、大人になると体を動かす機会が減っていく方も多いのではないでしょうか?
そして声を出して歌う機会も少ないと思います。
そんな方におすすめなのが、このふたつを同時におこなえるステキな体操なんです!
この記事では高齢者の方向けの、歌いながら体を動かせるオススメの体操を紹介しますね!
デイサービスなどの介護施設でもぜひ取り入れてみてください。
もちろん座ったままでも楽しめますよ。
みなさんで動いて歌って、楽しい時間を過ごしてくださいね。
元気ハツラツ!高齢者向けの歌体操(1〜10)
ダンシング ヒーロー荻野目洋子

「ダンシングヒーロー」は、荻野目洋子さんがバブル時代にヒットしたダンスミュージック。
2017年には、大阪府立登美ヶ丘高校ダンス部で注目を集めてその年の日本レコード大賞に受賞されました。
バブル時代の華やかさもインパクトがあり、高齢者の方もその時代を思いだされたのではないでしょうか。
この曲はアップテンポですが、座りながら体操できるようにアレンジしているので高齢者の方も踊りやすいですよ。
手足の可動域をめいっぱい動かせるので普段きたえられない筋肉も動かせます。
青い山脈藤山一郎と奈良光枝

同名映画の主題歌として1949年に発表された『青い山脈』は、NHKが放映した『昭和の歌・心に残る200』で第1位をした昭和の名曲です。
美空ひばりさんや石川さゆりさん、桑田佳祐さんなどの大物歌手によってカバーされ、2000年以降もCMなどでたびたび使用されています。
ほどよくスピードがあるためゆっくりした動きでもリズムを刻みやすく、楽しく体を動かせます。
腕や足の付け根、指先など、全身の隅々まで意識しながら体操してみてくださいね。
津軽海峡冬景色石川さゆり

1977年1月1日に発売された石川さゆりさんの名曲「津軽海峡冬景色」。
大ヒットを記録し、同年末の日本レコード大賞を受賞されました。
この歌がきっかけで、アイドルから本格的演歌歌手へと変貌をとげたそうです。
よく高齢者施設のカラオケレクでも歌われているので、高齢者の方になじみのある曲なのではないでしょうか。
この歌を聴くと、寒い冬の情景が思い浮かびますよね。
スローテンポの楽曲なので、高齢者の方もきっと覚えやすいですよ。
立っても座ってもできる体操なので高齢者の身体状態にあわせてみてくださいね。
青い珊瑚礁松田聖子

「青い珊瑚礁」は1980年7月1日に発売され、松田聖子さんの初のヒット曲として有名です。
彼女の透き通った高い声から始まる歌声がとても魅力的。
現在の若者からもレトロかわいいと表現され、昭和時代をうらやましいと思う方も多いんだとか。
この歌の歌詞にはピュアな恋愛が描かれており、青春時代を思い出しながら体操をするのもおすすめです。
ゆったりとした動きなので、高齢者の方も気軽にチャレンジしてみてくださいね。
松田聖子さんになりきって体操すると、まるでアイドルになった気分も味わえますよ。
ももたろう

歌って、体を動かして、楽しく笑える、そんな時間を使ってくれる手遊びのアイディア「桃太郎」をご紹介します。
懐かしいメロディに合わせ手を動かすだけなので、座ったままでも無理がなく参加でき、高齢者にも好評です。
言葉がなかなか出にくい方も、歌をきっかけに自然と表情がほぐれ会話の糸口に。
歌いながら左右の手のグーパーを入れ替えることで脳が刺激され、認知機能の低下防止にも効果が期待できます。
少人数でも、グループみんなでも一緒に楽しめ、交流の場としても活用されています。
簡単なのに奥が深い、そんな手遊びの力を再発見できるアイディアです。