音楽はいつの時代も人の心を豊かにしてくれますよね。
高齢者の方にとっても、思い入れのある曲がたくさんたくさんあるかと思います。
そこでこの記事では、高齢者の方に人気の曲を紹介します。
思い出の曲を聴くだけでその頃にタイムスリップした気分になりますよね。
若い頃よく歌った曲などを聴いて、思い出に花を咲かせましょう。
高齢者の方にとって、歌うことで心肺機能の向上や脳の活性化、心の安定などの健康にもつながります。
大好きな曲を聴くのはもちろん、一緒に口ずさんでみるのもオススメですよ。
【歌って健康に!】高齢者の方に人気の歌。レクにもオススメ(1〜10)
学生時代ペギー葉山

紅白歌合戦でも披露された、1964年に発売されたペギー葉山さんによる楽曲です。
ペギー葉山さんと、作詞作曲を担当した平岡精二さんの出身校である、青山学院が舞台であると語られ、キャンパス内のさまざまな場所が思い出とともに紹介されています。
サウンドはとても軽やかで、学生時代の思い出がどれほど楽しいものであったかが、この音からも伝わってきます。
時にはこの曲と同じように、学生時代の思い出を振り返ってみるのも楽しいものだと、語りかけてくれているような楽曲ですね。
青い山脈藤山一郎

石坂洋次郎さんの小説が原作の映画『青い山脈』の主題歌として発表された、藤山一郎さんの代表的な楽曲です。
梅田から京都に向かう際に、六甲山脈を見たことで思い浮かんだ曲だと、作曲者の服部良一さんが語っています。
このエピソードのような、緑の山々をイメージさせる壮大で力強い雰囲気がこの曲の特徴ではないでしょうか。
美しい風景に感動するようす、それによって故郷への思いがあふれ出すようすが描かれているところも印象的ですね。
かつて目にした美しい風景を思い出しつつ歌ってみるのがいいかと思います。
津軽海峡・冬景色石川さゆり
誰もが知る名曲『津軽海峡・冬景色』。
もちろん知っていると思うのですが、石川さゆりさんの代表曲であり、ミリオンセラーを達成しています。
また、紅白歌合戦では12回も披露されているんですよ。
その内容は、失恋し地元の北海道へ帰る女性の心境を描くというもの。
歌詞も素晴らしいのですが、その世界観にあっという間に引き込んでしまう石川さゆりさんの歌唱力も圧巻です。
誰もが知っていると思うので、合唱したい時にも最適ですね。
きよしのズンドコ節氷川きよし

演歌歌手として『箱根八里の半次郎』でデビューし、さわやかな笑顔と抜群の歌唱力で大人気となった氷川きよしさん。
今では演歌の枠にとどまらずアニメソングを歌ったり、多方面で活躍されていますね。
『きよしのズンドコ節』ではなんといっても曲の途中の合いの手がはいるのが楽しいポイント!
みんなで歌うときにはこの合いの手の部分を、「〇〇さん!」と変えて歌っちゃいましょう。
誰の名前が呼ばれるかドキドキしながらも盛り上がる1曲です。
人生いろいろ島倉千代子

生きることの喜びや辛さを優しく歌い上げた珠玉のメロディです。
葛藤や困難を乗り越えて生きる力強さが、艶のある歌声によって温かく包み込まれていきます。
一度聴いたら心に響く、希望に満ちた作品です。
島倉千代子さんが1987年に発売したこの楽曲は、NHK紅白歌合戦で30回の連続出場を果たした後、1988年の紅白出場への大きなきっかけとなりました。
そんな思い出深い本作は、高齢者の方々の人生経験に寄り添う歌詞も魅力的です。
敬老会などのイベントでご一緒に口ずさむと、心温まるひとときを共有できますよ。
リンゴの唄並木路子

並木路子さんの歌うこの曲は、戦後のヒット曲第一号で有名です。
明るい歌声と前向きな歌詞が、戦後の混乱の中、希望を持ったたくさんの人の心に染み込んで大ヒットしました。
当時はいろんな場所で流れた曲なので、知っている方も多い曲なのではないでしょうか?
オリジナル版のほうでは霧島昇さんとのデュエットでしたが、並木路子さんソロ版のほうが有名ですね。
明るい歌のイメージを意識しながら、ハキハキ歌ってみると雰囲気にあった感じになると思います。
上を向いて歩こう坂本九

この曲を歌っているのは九ちゃんの愛称で親しまれた人気歌手、坂本九さんです。
テレビ番組『夢であいましょう』で披露されてから今も歌い継がれる名曲です。
つらことがあっても前向きな気持ちでいこうというポジティブな歌詞にたくさんの方が共感し、大ヒットしました。
元気が出ないなと思うとき、優しい歌声と歌詞に背中を押された方も多いのではないでしょうか?
ゆったりとしたテンポなので歌詞を味わいながら歌ってみるのもいいと思います。