演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲
日本各地の地名がタイトルになっていたり、歌詞の中に地名が登場する曲ってたくさんありますよね。
中にはそうしたご当地ソングを数多く手掛けられている方もいらっしゃり、ご当地ソングは一つのジャンルとして確立されています。
ご当地ソングは歌謡曲の中にもたくさんあるのですが、この記事では演歌のご当地ソングに絞ってオススメの曲を一挙に紹介していきますね!
誰もが知る有名曲から知る人ぞ知る隠れた名曲まで、幅広く選びましたので、ぜひこの機会に聴いてみてください。
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演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲(21〜30)
城崎恋唄細川たかし

歌手生活30周年という節目を飾った、細川たかしさんの名バラードです。
兵庫県の名湯、城崎温泉を舞台に、湯けむりの向こうに消えた恋の思い出が情感豊かに歌い上げられています。
麦わら細工といった土地ならではの言葉が、主人公のやるせない心模様と重なり、聴く人の胸にじんわりと染み渡りますね。
この楽曲は2005年1月に発売された作品で、同年のアルバム『細川たかし全曲集 城崎恋歌』の表題曲にもなりました。
現地には歌碑も建立されており、旅情をかきたてる名曲として愛されています。
江差・追分・風の街大川栄策

大川栄策さんは1948年生まれの演歌歌手です。
彼のキャリアは1969年に『目ン無い千鳥』でのデビューから始まり、代表曲『さざんかの宿』をはじめ数々のヒット曲を生み出しました。
『江差・追分・風の街』は北海道の追分という地をテーマにした大川さんの代表作の一つです。
この曲は、失われた愛を悼む切ない感情を繊細かつ力強く表現しており、聴く者の心に深く響きます。
遠藤実さんによって作詞作曲されたこの楽曲は、地域特有の情緒を反映させた歌詞が特徴的です。
大川栄策さんの温かみのある歌声と合わさり、多くのファンを魅了し続けています。
どんなシチュエーションでも心に染み入るこの楽曲は、演歌ファンはもちろん、日本の風土や歴史に興味を持つすべての方にオススメです。
竜飛岬島倉千代子

島倉千代子さんが1971年にリリースしたシングル『竜飛岬』は、彼女の長いキャリアの中でもとくに心に残る1曲です。
この曲の魅力は、津軽三味線を含む伝統的な日本の音楽の要素と、石本美由起さんによる情感豊かな歌詞、そして島倉さんの深い歌声によって生み出される独特の世界観にあります。
本作は、切なさと美しさが交錯する日本の風景を描いており、聴く人の心を揺さぶります。
とくに演歌を愛する方や、日本の美しい景色に思いを馳せたいときにオススメです。
島倉さんの表現力豊かな歌い方は、どの世代の聴き手にも深い感動を与えてくれるでしょう。
熱海の夜箱崎晋一朗

箱崎晋一郎さんの『熱海の夜』は、1969年1月10日に発売されたデビュー曲です。
真っすぐな恋心や切ない思いを熱海の美しい景色と重ね合わせて描かれています。
歌声は独特のファルセットが印象的で、聴く人の心を深く打ちます。
本作は、失われた幸せを熱海の夜に投影し、月明かりの下での哀愁を表現しています。
歌詞は具体的な地名を挙げているわけではなく、感情の移ろいや人生のはかなさを熱海という地を通して歌い上げているのが特徴です。
透明感のあるメロディーと胸を打つ歌詞が融合し、聞く者を魅了します。
とくに、心に残る人を思いながら静かな夜を過ごす人や、切ない恋愛を経験した人にオススメです。
箱崎さんの生きざまが込められたこの曲は、今聴いても新鮮な感動を与えてくれます。
小樽運河都はるみ

都はるみさんは、1948年生まれの日本を代表する演歌歌手です。
彼女の力強い歌唱法は「はるみ節」と称され、多くのヒット曲を生み出しました。
『小樽運河』は1990年6月27日にリリースされました。
本作は小樽運河の美しさとそこに込められた人々の思いを歌う楽曲で、雨を背景に切ない思いや未来への葛藤を描きます。
この楽曲を通じて、都はるみさんの歌唱力の高さが再評価され、演歌界における彼女の地位をさらに確固たるものにしました。
本作は、心に残る過去を持つ人々や情感に富んだ楽曲を好む方にとくにオススメです。
博多みれん野口五郎

野口五郎さんは1971年にデビューし、幅広いジャンルをカバーする多才なアーティストとして知られています。
彼のデビューシングルである『博多みれん』は、博多の夜を舞台にした恋愛の物語を繊細に描き出しており、とくに恋の未練や別れの痛みを表現した詞世界が多くの人の心をつかみました。
野口五郎さんというと演歌のイメージはありませんが、実はデビュー当初は演歌歌手としてデビューしたんです。
この曲は、失恋の痛みを抱える方や、恋愛の切なさを感じたい方にオススメです。
はかない恋の物語を感じながら、博多の夜を想像できるでしょう。
百年の風寺島絵里佳

民謡の江差追分で2003年に全国大会優勝を果たした実力派、寺島絵里佳さん。
彼女はこの、2025年8月に発売した両A面シングル『百年の風/流氷海道オホーツク』で、演歌歌手デビューを果たしました。
本作は、故郷である北海道の歴史、五稜郭の戦いを背景に、新天地を拓いた武士たちの誇り高き魂を歌い上げた壮大な歴史絵巻。
民謡で鍛え抜かれた奥深い歌声が、伊戸のりおさんによる力強い編曲にぴたりとハマっています。
時を超えて受け継がれる希望を歌ったドラマチックなメロディーが、聴く人の心を強く揺さぶるんです。





