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演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲

日本各地の地名がタイトルになっていたり、歌詞の中に地名が登場する曲ってたくさんありますよね。

中にはそうしたご当地ソングを数多く手掛けられている方もいらっしゃり、ご当地ソングは一つのジャンルとして確立されています。

ご当地ソングは歌謡曲の中にもたくさんあるのですが、この記事では演歌のご当地ソングに絞ってオススメの曲を一挙に紹介していきますね!

誰もが知る有名曲から知る人ぞ知る隠れた名曲まで、幅広く選びましたので、ぜひこの機会に聴いてみてください。

演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲(1〜10)

越前岬川中美幸

川中美幸さんは、数々の演歌を世に送り出してきた実力派歌手です。

1980年にリリースされた『ふたり酒』が有名ですよね。

そんな彼女の楽曲『越前岬』は、1982年8月5日にリリースされた切ない恋心を歌った名作です。

この曲で川中さんは、遠く離れた愛する人への深い思いを、力強い歌声で表現しています。

歌詞の中には、届かぬ思いや真っすぐな愛情の悲哀が繊細に描かれ、聴く者の心を深く打ちます。

真っすぐな恋心を抱えるすべての人にオススメの曲であり、川中さんの表現力の高さを感じさせる一作です。

津軽恋女新沼謙治

新沼謙治さんは、1976年に『おもいで岬』でデビューし、多くのヒット曲を生み出してきました。

中でも1987年2月21日にリリースされた『津軽恋女』は、彼の代表曲として知られ、津軽の自然とそこで生きる人々の情感を深く描いています。

この楽曲は、切ない冬の情景と恋に生きる女性の姿を繊細に歌い上げ、聴く者の心に強く響きます。

切なさと美しさが共存する本作は、演歌ファンはもちろん、幅広い音楽ファンにもオススメです。

とくに、日本の自然や文化に興味がある方、日常を忘れて哀愁に浸りたいときに聴くと、その魅力をあらためて実感できるでしょう。

襟裳岬森進一

森進一さんは1966年から活動をスタートさせた日本を代表する歌手です。

彼の独特なハスキーボイスと幅広い音楽性で知られ、多くのヒット曲を世に送り出しています。

1974年1月15日にリリースされた『襟裳岬』は、その一つで、100万枚を超える売上を記録し、第16回日本レコード大賞と第5回日本歌謡大賞を受賞しました。

この曲は、北海道の襟裳岬を舞台に、地元に残る青年たちの孤独や不安、閉塞感を描き出しています。

この曲は、挑戦や変化の時期に自身を見つめ直したい人、または日常を離れて新たな視点を求める人にオススメです。

森さんの深みのある声と心に響くメロディは、聴く人に新たな気付きを与えてくれることでしょう。

演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲(11〜20)

長良川艶歌五木ひろし

五木ひろしさんは演歌界の巨匠として知られ、とくに1984年にリリースされた『長良川艶歌』は彼の代表作の一つです。

この楽曲は、岐阜県の長良川を舞台に、一夜の恋を描いており、切なさと美しさが同居する歌詞が特徴です。

岐阜市にはこの曲を記念する碑も立てられており、地元への影響も大きい作品。

本作は、夜の長良川、かがり火、鵜飼いの情景が描かれ、日本の伝統美を感じさせます。

そんな『長良川艶歌』は、とくに日本の情緒ある風景を感じたいときや、静かな夜長に思いを馳せたい方にオススメですね!

下津井お滝まだかな橋中村美津子

岡山県倉敷市の港町、下津井。

かつて北前船の寄港地として栄えたこの地を舞台に、花街で生きる女性の思いをつづった楽曲です。

中村美津子さんが歌う本作では、帆前船を待ちわびる芸者の心情が、土地に実在した橋の名を冠して情感豊かに描かれています。

2006年3月のアルバム『野郎たちの詩』に収録後、同年8月にシングルとしてリリースされた本作。

喜多條忠さんの詞と弦哲也さんの曲が織りなす王道の演歌世界は、地元の歴史や風土を愛する方はもちろん、港町情緒や女性のいちずな恋心に共感できる方にピッタリです。

倉敷川遠歌中村美津子

岡山県の美観地区を舞台にした演歌作品です。

白壁の町並みと倉敷川のほとりで繰り広げられる別れの物語が、柳の落葉や秋の空気とともに描かれます。

昭和歌謡の巨匠、石本美由起さんによる詞に、弦哲也さんが旋律をつけた王道の布陣で制作されました。

2012年3月にキングレコードからシングル『情け川/倉敷川遠歌』のカップリングとして世に出た本作は、蔵や橋といった土地の風景を借りながら、人と人の縁がほどけていく哀しみを歌い上げています。

水面のゆらぎを思わせるストリングスと和楽器のニュアンス、こぶしの効いた中村美津子さんの歌声が、旅情と郷愁を見事に表現した1曲です。

倉敷川原田悠里

倉敷川(フルバージョン) 原田悠里 ご当地ソング岡山 7弾
倉敷川原田悠里

倉敷の美観地区を流れる川を舞台に、別れを決意する女性の心情を描いた演歌作品です。

白壁の町並み、藍染の暖簾、石畳といった倉敷らしい風景が歌詞に織り込まれ、プロモーション映像も美観地区で撮影されるなど、岡山の魅力を存分に伝える内容に仕上がっています。

発売後はオリコン週間チャート20位を記録し、有線放送の演歌リクエストでは1位を獲得しました。

また第45回日本作詩大賞では入賞曲に選ばれるなど、作詞面でも高い評価を得ています。

凛とした強さと未練の揺れをあわせ持つ女性像が印象的で、倉敷を訪れたことがある方にはもちろん、これから訪れてみたいと思っている方にもオススメの1曲です。