演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲
日本各地の地名がタイトルになっていたり、歌詞の中に地名が登場する曲ってたくさんありますよね。
中にはそうしたご当地ソングを数多く手掛けられている方もいらっしゃり、ご当地ソングは一つのジャンルとして確立されています。
ご当地ソングは歌謡曲の中にもたくさんあるのですが、この記事では演歌のご当地ソングに絞ってオススメの曲を一挙に紹介していきますね!
誰もが知る有名曲から知る人ぞ知る隠れた名曲まで、幅広く選びましたので、ぜひこの機会に聴いてみてください。
演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲(41〜50)
博多みれん野口五郎

野口五郎さんは1971年にデビューし、幅広いジャンルをカバーする多才なアーティストとして知られています。
彼のデビューシングルである『博多みれん』は、博多の夜を舞台にした恋愛の物語を繊細に描き出しており、とくに恋の未練や別れの痛みを表現した詞世界が多くの人の心をつかみました。
野口五郎さんというと演歌のイメージはありませんが、実はデビュー当初は演歌歌手としてデビューしたんです。
この曲は、失恋の痛みを抱える方や、恋愛の切なさを感じたい方にオススメです。
はかない恋の物語を感じながら、博多の夜を想像できるでしょう。
大阪恋しずく水森かおり

傷ついた心に寄り添うような温かなメロディーと情感たっぷりの歌詞が魅力の楽曲です。
2025年3月に発売された、水森かおりさんのデビュー30周年記念シングル。
水森さんといえば『鳥取砂丘』や『熊野古道』など数々のご当地ソングで知られていますが、本作も彼女らしい優しい歌声で大阪の街並みを情緒豊かに描き出しています。
これまでの人生で経験した悲しみや寂しさを乗り越えて前を向いて歩いていこう……そんなメッセージにはげまされる、愛の歌です。
種子島カモネ音頭天童よしみ

鹿児島県の離島、種子島を愛情たっぷりに描き出した天童よしみさんの名曲です。
伝統的な音頭のリズムに乗せて、大隈海峡の青さや、ロケット基地のある緑豊かな大地、そして鉄砲伝来の歴史を持つ門倉岬など、島の魅力が次々と紹介されていきます。
本作は、アルバム『天童よしみシングルコレクション1985-1991』、2024年6月に発売されたアルバム『天童よしみ コンサートセレクション』に収録され、多くのファンを喜ばせました。
鹿児島の魅力を感じたい方や、ご当地ソングが好きな方に、ぜひ聴いていただきたい楽曲です。
思い出したよ故郷を新沼謙治

故郷への深い愛着が胸に染み入ります。
岩手県大船渡市出身の新沼謙治さんによる、ふるさとの風景や家族の思い出を優しく包み込むような楽曲で、2025年4月に日本コロムビアよりシングルとしてリリースされました。
懐かしさの中に現代的なアレンジも感じられる、温かみのあるサウンドメイクが印象的。
そして伸びやかな歌声が、聴く人の記憶を優しく揺さぶります。
故郷を離れて暮らす方や、家族への思いを胸に抱く方、ぜひ聴いてみてください。
びわ湖しぐれ三船和子

琵琶湖の壮大な風景と、いなくなった人への惜別の思いを描き出した1曲です。
2025年3月にリリースされた作品で、三船和子さんの円熟味を増した歌声が、湖畔の静寂と情感を余すところなく表現しています。
そして歌詞には、相手のことを愛していたがゆえの悲しみが落とし込まれており、胸がぎゅっと締め付けられるんです。
聴けば聴くほどに胸に沁みる、ご当地悲恋歌です。
仙台旅情伊達小寿々、伊達文之丞

仙台の風景や歴史を情感豊かに描き出した、郷愁を感じるナンバーです。
『仙台旅情』は伊達小寿々さんの曲で、2025年3月に発売されたシングル作品。
どこか遠くにいる好きな人への思いをつらつらと描き出した歌詞は、切なさと期待感が入り混じった仕上がり。
つい自分のことに置き換えて聴いてしまいます。
伊達小寿々さんの芯のある歌声に、ぜひじっくり耳を傾けてみてください。
瀬戸内恋歌山口みさと

瀬戸内の美しい情景をバックに、夢を追いかける人への思いをつづった1曲です。
作詞を手がけたのは『きよしのドドンパ』で知られるかず翼さん、作曲は日本作曲家協会会長の徳久広司さんという豪華布陣。
山口みさとさんのデビュー10周年を飾る節目の作品として、2025年3月に日本コロムビアより発売されました。
山口さんの故郷である瀬戸内地方を題材に、ドラマチックな物語が展開。
情感たっぷりなこの演歌、身も心も委ねて聴いてみてください。