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演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲

日本各地の地名がタイトルになっていたり、歌詞の中に地名が登場する曲ってたくさんありますよね。

中にはそうしたご当地ソングを数多く手掛けられている方もいらっしゃり、ご当地ソングは一つのジャンルとして確立されています。

ご当地ソングは歌謡曲の中にもたくさんあるのですが、この記事では演歌のご当地ソングに絞ってオススメの曲を一挙に紹介していきますね!

誰もが知る有名曲から知る人ぞ知る隠れた名曲まで、幅広く選びましたので、ぜひこの機会に聴いてみてください。

演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲(11〜20)

天城慕情NEW!三門忠司

ド演歌のベテラン、三門忠司さんが情感豊かに歌い上げる、伊豆を舞台にした旅情演歌です。

秋の終わりを迎えた天城路をほうふつとさせる、物悲しくも美しい旋律に、冒頭から心をぐっと掴まれます。

過ぎ去った恋を胸に、一人で伊豆の地を巡る切ない心情が、三門さんの深く染み渡るような歌声と絶妙にマッチしていますよね。

琴や尺八を思わせる和の音色が、小雨に煙る温泉街や風が渡る峠の情景を鮮やかに描き出し、聴く人を物語の世界へといざないます。

まるで一本の短編映画を観たかのような、叙情的な余韻に浸れる名曲です。

伊豆しぐれNEW!北川裕二

ベテラン演歌歌手、北川裕二さんが情感豊かに歌い上げる、哀愁漂う一曲です。

2018年に発売された本曲は、雨に煙る伊豆の景色と、やるせない恋心が交差する叙情演歌。

しっとりとしたイントロが始まると、まるで冷たい秋の雨「しぐれ」が心に降りそそぐかのようです。

過ぎ去った恋の思い出をたどる旅なのでしょうか。

北川さんの深く温かい歌声が、天城の山々や寂しげな海岸線の風景と見事に溶け合い、聴く者の胸を締め付けます。

失恋の痛みを抱え、ひとり伊豆をさまよう主人公の姿に、自分を重ねてしまう方も多いのではないでしょうか?

秘螢NEW!永井みゆき

【MV】永井みゆき / 秘螢(ひめぼたる)
秘螢NEW!永井みゆき

初夏の奈良を舞台に、闇夜に舞う蛍へはかない恋心を重ね合わせた、永井みゆきさんの『秘螢』。

花の香りが漂う昼間の情景から、蛍が舞う夜の情景へと移り変わる様子が歌われており、まるで一本の小説を読んでいるかのような世界観にぐっと引き込まれます。

伝統的な演歌の枠にとどまらない洋風のアレンジと、切ない二胡の音色が絶妙に絡み合い、秘められた恋の熱情をほうふつとさせる本曲。

永井さんの吐息まじりの歌声が、募る思いを抱える主人公の姿を鮮やかに描き出し、聴く人の心をきゅっと締め付けますよね。

国東半島北島三郎

演歌界の巨星、北島三郎さんが歌い上げる、大分県が舞台の楽曲です。

神仏習合の文化が息づく「国東半島」を背景に、故郷を遠く離れた人が抱く熱い望郷の念や、大切な母への思慕が情熱的に歌われています。

北島さんご自身のペンネームで作詞作曲を手がけていることからも、この曲へのひときわ深い愛情が伝わってくるようです。

その威風堂々とした歌声に耳を傾ければ、国東の風や潮の香りが心に届くかもしれませんね。

故郷を持つすべての方の琴線に触れる1曲ではないでしょうか。

国東半島松前ひろ子

松前ひろ子さんが歌う「国東半島」は、大分の旅情を深く感じさせる叙情演歌です。

夫である山口ひろしさんが作曲を手がけた本曲は、聴く人の心に故郷の風景を優しく映し出すようなメロディーが印象的。

映画『釣りバカ日誌19』で登場人物が熱唱したことから、曲名は知らなくてもどこかで耳にしたことがある……そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。

この曲をきっかけに国東市の観光親善大使にも任命された松前さん。

その情感豊かな歌声は、歌詞に描かれる半島の美しい情景と溶け合い、まるで自分がそこを旅しているかのような気分にさせてくれるでしょう。

雪椿小林幸子

小林幸子さんはその圧倒的な歌唱力と、幅広いジャンルでの活動によって長年にわたり日本の音楽シーンをけん引してきました。

とくに、彼女の歌う『雪椿』は、1987年のリリース以来、多くのリスナーに愛され続けている名曲です。

この曲は、小林さんの出身地である新潟県のユキツバキをテーマにした楽曲であり、彼女のルーツへの強い思いが込められています。

歌詞は、たくましく生きる女性の姿を描いており、小林さんの力強い歌声が曲のメッセージをさらに強調しています。

とくに、家族や大切な人を支えるために自ら頑張り続ける女性の様子が印象に残ります。

この曲を聴くことで、リスナー自身の中の強さを見いだし、前向きな気持ちを持てるでしょう。

どんなときも諦めずに頑張る人にこそ、オススメしたい1曲です。

演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲(21〜30)

津軽海峡・冬景色石川さゆり

石川さゆりさんは、1973年にデビューして以来、日本の演歌界をけん引してきた大御所です。

彼女の代表曲『津軽海峡・冬景色』は、1977年のリリースから今日に至るまで多くの人々に愛され続けています。

この曲は、青森と北海道を結ぶ津軽海峡を旅する人々の心情を描いており、とくに北海道に向かう女性の切ない思いが込められています。

作曲者の三木たかしさんによる美しいメロディーラインと、石川さゆりさんの澄み渡る歌声が、冬の寒さの中にも温かさと懐かしさを感じさせてくれます。

この曲は、雪の降る静かな夜や冬景色を眺めながら聴きたい、まさに冬の名曲です。

彼女の歌声で描かれる風景は、聴く人の心に深い感動を与えてくれます。