演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲
日本各地の地名がタイトルになっていたり、歌詞の中に地名が登場する曲ってたくさんありますよね。
中にはそうしたご当地ソングを数多く手掛けられている方もいらっしゃり、ご当地ソングは一つのジャンルとして確立されています。
ご当地ソングは歌謡曲の中にもたくさんあるのですが、この記事では演歌のご当地ソングに絞ってオススメの曲を一挙に紹介していきますね!
誰もが知る有名曲から知る人ぞ知る隠れた名曲まで、幅広く選びましたので、ぜひこの機会に聴いてみてください。
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演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲(31〜40)
城崎恋唄細川たかし

歌手生活30周年という節目を飾った、細川たかしさんの名バラードです。
兵庫県の名湯、城崎温泉を舞台に、湯けむりの向こうに消えた恋の思い出が情感豊かに歌い上げられています。
麦わら細工といった土地ならではの言葉が、主人公のやるせない心模様と重なり、聴く人の胸にじんわりと染み渡りますね。
この楽曲は2005年1月に発売された作品で、同年のアルバム『細川たかし全曲集 城崎恋歌』の表題曲にもなりました。
現地には歌碑も建立されており、旅情をかきたてる名曲として愛されています。
百年の風寺島絵里佳

民謡の江差追分で2003年に全国大会優勝を果たした実力派、寺島絵里佳さん。
彼女はこの、2025年8月に発売した両A面シングル『百年の風/流氷海道オホーツク』で、演歌歌手デビューを果たしました。
本作は、故郷である北海道の歴史、五稜郭の戦いを背景に、新天地を拓いた武士たちの誇り高き魂を歌い上げた壮大な歴史絵巻。
民謡で鍛え抜かれた奥深い歌声が、伊戸のりおさんによる力強い編曲にぴたりとハマっています。
時を超えて受け継がれる希望を歌ったドラマチックなメロディーが、聴く人の心を強く揺さぶるんです。
伊勢街道まつり唄山崎ていじ

歴史ある伊勢街道の景色が、太鼓を思わせるビートとはやしの呼び声に乗って立ち上がる。
四日市から津、松阪、伊勢へ巡る祭礼の熱に包まれ、旅人と町衆が誇りと“おかげ”の感謝を分かち合う情景を、山崎ていじさんの力感ある歌が描きます。
2022年3月、シングル『居酒屋「ての字」』のカップリングとして発売。
2022年11月の全曲集にも収録。
参拝や地域の催事の幕開けに本作は好適。
音域は跳躍があり、この楽曲ではキーを無理なく調整し、合いの手を明瞭に届けると会場が一体になります。
白い海あすかみさこ

幻想的な日本海の景色が目に浮かぶ、あすかみさこさんの心に沁みる楽曲です。
本作は2025年2月にリリースされ、クラウンレコード移籍第1弾シングルとして注目を集めました。
北国の厳しい冬の風景と失恋の痛みを重ね合わせた歌詞が印象的。
利尻富士や礼文島といった地名を織り交ぜることで、リアルな情景描写を実現しています。
失恋の痛みを癒やしたい人、静かに自分と向き合いたい人にオススメです。
ひろしの故郷自慢ぜよ三山ひろし

高知県南国市出身の三山ひろしさんが、故郷への愛を余すことなく詰め込んだ1曲。
観光特使も務める彼ならではのサービス精神が光る、聴きごたえ満点のご当地ソングです。
歌詞には、はりまや橋やひろめ市場といった名所から、初ガツオや軍鶏鍋などの名物までが次々と登場し、まるで高知の魅力を巡る音楽の旅のよう。
温かい「ビタミンボイス」で「しょうえいよ(すごいよ)」と誇らしげに歌い上げる姿に、地元への深い愛情が伝わってきますよね。
心地よい演歌のメロディーと土佐弁の素朴な響きが相まって、土佐の雄大な自然や人情味あふれる風情が目に浮かぶようです。
演歌のご当地ソングまとめ。日本各地が歌詞に登場する名曲(41〜50)
杉の大杉三山ひろし

高知が生んだ「ビタミンボイス」三山ひろしさんが、故郷への深い敬意を込めて歌い上げたのが本曲です。
師匠・中村典正さんが作曲を手がけ、地元・大豊町にそびえる樹齢三千年の「杉の大スギ」をモチーフにした壮大な人生演歌。
ご本人がドローンを操縦しMVを撮影したという逸話からも、並々ならぬ地元愛が伝わってきますよね。
「吹雪に嵐に日照りにも耐えて」きた大杉に自らの人生を重ね、大切な人へ「見せてあげたい晴れ姿」と誓う姿。
その真っすぐな決意が、三山さんの温かな歌声と絶妙にマッチして、聴く者の胸に明日を生きる活力をじんわりと注いでくれるようです。
祇園闇桜三山ひろし

京都祇園を舞台にした悲恋作品です!
石原信一さんによる作詞、弦哲也さんによる作曲で、2025年6月にリリース。
花街の情緒とはかない恋の物語が重なり合う歌詞には、大正浪漫を思わせる美しい情景が落とし込まれています。
三山ひろしさんの温かみのある歌声で、切ない恋心をしっとりと歌い上げているんです。
古都に思いをはせたい方、和の情緒を味わいたい方にオススメですよ!
筑波の鴉三波春夫

国民的歌手として知られる三波春夫さんによる、茨城を舞台にしたご当地ソングです。
浪曲師ならではの情感あふれる「歌謡浪曲」が、筑波の風景とそこに宿る人情を鮮やかに描き出していますよね。
歌詞に登場する「阿呆鴉」という言葉は、故郷を離れ旅をする主人公の、やるせない心情や望郷の念を象徴しているのではないでしょうか。
三波さんの力強くも温かい歌声に耳を傾けていると、利根の河原に沈む夕日や諸川宿の情景が目に浮かぶようです。
茨城の風土と、故郷を想う切ない心が詰まった、心に深く染み渡る1曲です。
びわ湖しぐれ三船和子

琵琶湖の壮大な風景と、いなくなった人への惜別の思いを描き出した1曲です。
2025年3月にリリースされた作品で、三船和子さんの円熟味を増した歌声が、湖畔の静寂と情感を余すところなく表現しています。
そして歌詞には、相手のことを愛していたがゆえの悲しみが落とし込まれており、胸がぎゅっと締め付けられるんです。
聴けば聴くほどに胸に沁みる、ご当地悲恋歌です。
天城慕情三門忠司

ド演歌のベテラン、三門忠司さんが情感豊かに歌い上げる、伊豆を舞台にした旅情演歌です。
秋の終わりを迎えた天城路をほうふつとさせる、物悲しくも美しい旋律に、冒頭から心をぐっと掴まれます。
過ぎ去った恋を胸に、一人で伊豆の地を巡る切ない心情が、三門さんの深く染み渡るような歌声と絶妙にマッチしていますよね。
琴や尺八を思わせる和の音色が、小雨に煙る温泉街や風が渡る峠の情景を鮮やかに描き出し、聴く人を物語の世界へといざないます。
まるで一本の短編映画を観たかのような、叙情的な余韻に浸れる名曲です。


