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素敵なジャズ

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル

天性の歌声と独特の間が奏でるジャズの世界。

女性ジャズボーカリストの歌声には、聴く人の心を揺さぶる不思議な魅力が宿っていますね。

なめらかなフレージングと艶やかな声色で魅了する伝説のディーバから、斬新な解釈で新たな表現を追求する若手アーティストまで、時代を超えて愛される女性シンガーたちの世界をご案内します。

ジャズという音楽に秘められた深い情感を、女性ならではの繊細な表現で紡ぎ出す。

そんな珠玉の歌声との出会いが、きっとあなたの音楽体験をより豊かなものにしてくれるはずです。

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル(11〜20)

At LastEtta James

Etta James – At Last – Lyrics
At LastEtta James

ジャズというよりはブルースやソウルといったシーンで活躍した歌手ですが、その力強い歌唱をぜひご紹介したいのがエタ・ジェイムズです。

ちなみに、シカゴのブルース・レーベル「チェス・レコード」をモデルにした映画『キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語』では、あのビヨンセがエタ・ジェイムズ役を演じています。

Santa BabyEartha Kitt

Eartha Kitt – Santa Baby (Official Music Video)
Santa BabyEartha Kitt

クリスマスの定番曲『Santa Baby』でおなじみ!

あの妖艶で甘えたような歌声の主が、アメリカ出身のアーサ・キットさんです。

まるで猫のようにしなやかで、それでいて人間離れしたと評される個性的な声質は一度聴いたら忘れられませんよね。

ジャズやキャバレーを主軸としながらディスコミュージックでもヒットを飛ばし、テレビシリーズ『バットマン』ではキャットウーマン役を演じるなど、その才能は音楽だけにとどまりませんでした。

彼女のセクシーで知的なパフォーマンスの裏には、貧困を乗り越え社会活動家としても生きた力強い人生が隠されています。

そんな唯一無二の歌声に、あなたもきっと心を奪われるのではないでしょうか?

Don’t Go To StrangersEtta Jones

Etta Jones – Don’t Go To Strangers (Prestige Records 1960)
Don't Go To StrangersEtta Jones

アメリカのジャズ界で「最高の秘密」と称された実力派、エタ・ジョーンズさん。

ブルースやゴスペルの温かみを溶かし込んだ彼女のソウルフルな歌声は、約60年という長いキャリアの中で磨き抜かれた芸術といえるでしょう。

1960年発表の代表作『Don’t Go To Strangers』は、ゴールド・レコードを獲得しただけでなく、グラミー賞の殿堂入りも達成。

テナー・サックス奏者ホートン・パーソンとの二人三脚で生み出された円熟のパフォーマンスは、ジャズの深い情感を余すところなく伝えてくれます。

心に寄り添う温かい歌声に触れてみたい方は、ぜひ彼女の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

Black CoffeePeggy Lee

ハスキーな歌声でありながらどこかエレガントささえ感じさせるのが、ペギー・リーの歌声。

「ソフト・アンド・クール」と称された彼女の歌には、ブラックミュージック的なスウィング感のジャズシンガーとはまた違う魅力があります。

歌だけでなく作曲面でもその才能を発揮し、多くの楽曲を残しています。

Teach Me TonightNancy Wilson

ジャズの枠を軽やかに超え「歌の表現者」と称された、アメリカ出身のナンシー・ウィルソンさん。

1960年にデビュー後、1964年当時にリリースされたシングル『(You Don’t Know) How Glad I Am』はグラミー賞を受賞するヒットを記録しました。

彼女のソプラノのように繊細でありながら力強く響く歌声と、ソウルやポップスまで自在に操る豊かな表現力が見事に融合したパフォーマンスは、聴く人の心を揺さぶるはず。

生涯で3度のグラミー賞に輝き、自身の番組でエミー賞も受賞したその才能は、まさに「コンプリート・エンターテイナー」といえるでしょう!

Open Your Eyes You Can FlyFlora Purim

ブラジリアン・ジャズの女王として知られ、個性的なスキャットで聴く者を魅了する女性シンガー、フローラ・プリムさん。

1960年代前半に母国で活動を始め、1970年代にはチック・コリアさん率いるReturn to Foreverへの参加で世界的な名声を得ました。

そんな彼女の代表作の一つが、1974年に発売されたアルバム『Stories To Tell』。

夫でパーカッショニストのアイアート・モレイラさんとの共演による、複雑なリズムと歌声が融合したサウンドは圧巻です。

DownBeat誌の投票でトップに選出されるなど評価も高く、2002年には勲章も授与されました。

言葉を超えた表現力を持つ彼女の作品は、ラテン・ジャズやフュージョンを深く味わいたい方にオススメです。

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル(21〜30)

Cry Me A RiverDiana Krall

1990年代以降の女性ジャズシンガーとして、世界的な知名度を誇るのはやはりカナダ出身のダイアナ・クラールでしょう。

そのクールな歌声はスウィングはもちろん、やわらかいバラード曲にも映えます。

ピアニストとしての腕前も一級品で、ピアノを弾きながら歌う彼女の姿はまさに現代ジャズシーンの象徴と言えます。