ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル
天性の歌声と独特の間が奏でるジャズの世界。
女性ジャズボーカリストの歌声には、聴く人の心を揺さぶる不思議な魅力が宿っていますね。
なめらかなフレージングと艶やかな声色で魅了する伝説のディーバから、斬新な解釈で新たな表現を追求する若手アーティストまで、時代を超えて愛される女性シンガーたちの世界をご案内します。
ジャズという音楽に秘められた深い情感を、女性ならではの繊細な表現で紡ぎ出す。
そんな珠玉の歌声との出会いが、きっとあなたの音楽体験をより豊かなものにしてくれるはずです。
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ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル(11〜20)
What Difference A Day MakesDinah Washington

ジャズのみにとどまらず、ブルースやR&B、そしてカントリーやポップスまで歌いこなす幅広いスタイルで活動したダイナ・ワシントン。
グラミー賞の受賞歴もある彼女は、「ブルースの女王」の呼び名でも知られています。
そのソウルフルな歌声で、ジャズだけでなく幅広いジャンルで影響力を持ちました。
You’d Be So Nice to Come Home ToAnita O’Day

女性ジャズシンガーと言えば、力強いビブラートや幅広い音域、まるでサックスのようなロングトーンをイメージする人もいるかもしれません。
しかし、アニタ・オデイはそのような武器を持たない代わりに、音を短く断続的に出すような歌唱法でその独自性を確立しました。
唯一無二のリズミカルな歌声は必聴です。
There Will Never Be Another YouDoris Day

ジャズボーカルというよりも、女優として、そして1956年の映画『知りすぎていた男』の劇中歌だった『ケ・セラ・セラ』の大ヒットで知られるドリス・デイ。
しかし、彼女の歌うジャズにはある種のポップさ、キャッチーさが感じられ、ジャズになじみのない人にもオススメしやすいと言えるのではないでしょうか。
「ヒットしたポップス歌手」というだけの評価では済ませたくないシンガーの一人です。
Black CoffeePeggy Lee

ハスキーな歌声でありながらどこかエレガントささえ感じさせるのが、ペギー・リーの歌声。
「ソフト・アンド・クール」と称された彼女の歌には、ブラックミュージック的なスウィング感のジャズシンガーとはまた違う魅力があります。
歌だけでなく作曲面でもその才能を発揮し、多くの楽曲を残しています。
At LastEtta James

ジャズというよりはブルースやソウルといったシーンで活躍した歌手ですが、その力強い歌唱をぜひご紹介したいのがエタ・ジェイムズです。
ちなみに、シカゴのブルース・レーベル「チェス・レコード」をモデルにした映画『キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語』では、あのビヨンセがエタ・ジェイムズ役を演じています。
Cry Me A RiverDiana Krall

1990年代以降の女性ジャズシンガーとして、世界的な知名度を誇るのはやはりカナダ出身のダイアナ・クラールでしょう。
そのクールな歌声はスウィングはもちろん、やわらかいバラード曲にも映えます。
ピアニストとしての腕前も一級品で、ピアノを弾きながら歌う彼女の姿はまさに現代ジャズシーンの象徴と言えます。
ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル(21〜30)
Lullaby of birdlandChris Connor

スタン・ケントン楽団の「ケントン・ガールズ」として人気を博したアメリカのジャズ歌手、クリス・コナーさん。
彼女の魅力はなんといっても、都会の夜の空気をまとったかのような、ハスキーでクールな歌声です。
その声質はビッグバンドから親密なピアノトリオまで、どんな編成とも相性抜群!
1950年代にアトランティック・レコードと契約してからの作品群は、彼女の洗練されたスタイルが確立された名盤ぞろいといえるでしょう。
クールでありながら、どこか心に寄り添うような温かみも感じさせる彼女の歌は、ジャズという音楽の奥深い世界へと誘ってくれるはず。
その独特の間と表現力に、思わず聴きほれてしまうに違いありません。