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ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル

ジャズボーカルというと、男性ボーカルによるものも魅力的ですが、女性ボーカルのジャズにはポップミュージックの歌唱とは一線を画した魅力があります。

その人生を刻み込むかのような、感情豊かな歌唱によって楽曲に命を吹き込む、魅力的な女性ジャズシンガーをご紹介します。

「三大ジャズ女性ボーカル」と呼ばれる伝説のシンガーから、現代ジャズシーンを代表するアーティストまで、ジャズの歴史を彩る女性ジャズシンガーをご紹介しましょう。

もくじ

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル(21〜40)

I Get Along Without You Very WellSara Gazarek

シアトル出身のジャズボーカリストであるサラ・ガザレクのデビューアルバムからのナンバーです。

ジャズのスタンダードナンバーの曲を自分流、現代風にアレンジし、独自の世界を作って聴かせてくれます。

伸びのある歌声がとても素敵です。

It Never Entered My MindAnn Burton

Ann Burton – It Never Entered My Mind (1969)
It Never Entered My MindAnn Burton

ヨーロッパのジャズシンガー、アン・バートンのセカンドアルバムからのナンバーです。

派手さなどはありませんが、しっとりと語りかけるように歌う声は、まさに癒し。

飾ることなく素直に歌うところが魅力的で、ゆったりした気持ちで聴きたい曲です。

So Long,Big TimeMonica Zetterlund

Monica Zetterlund (w/Bill Evans) — So Long, Big Time (1964)
So Long,Big TimeMonica Zetterlund

Bill Evansとの共演が有名なMonica Zetterlundはスウェーデンのボーカリストです。

彼女については、「ストックホルムでワルツを」という映画でその半生が描かれています。

難病により引退し、悲劇的な死を遂げた彼女ですが、そのパフォーマンスは幅広い世代から愛されました。

Route 66Natalie Cole

Natalie Cole – Route 66 (Live In Montreux 1994)
Route 66Natalie Cole

名前からもわかる通り、NatalieはNat King Coleの実の娘でもあります。

この曲はお父さんも歌っており、そちらも有名です。

アメリカに実際にあるRoute 66の地名が歌の中に複数出てくるので、地図を見つつこの曲を聴いてみるのもおもしろいかもしれません。

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル(41〜60)

I’m Old FashionedMargareta Bengtson

スウェーデンのコーラスグループ「ザ・リアル・グループ」で活動していた、マルガリータ・ベンクトソンのソロデビューアルバムの1曲目の収められています。

声楽を習っていたという歌声は、しっとりとしていて上品、そして透き通るようでクリア。

心地良く聴いていられます。

Stardust美空ひばり

98-32 スター・ダスト(stardust) 美空ひばり、ザ・ピーナッツ
Stardust美空ひばり

美空ひばりといえば、日本歌謡界の女王、歌謡曲のイメージが強いかもしれませんが、実はさまざまな名唱を残すジャズボーカリストでもあります。

英語の歌詞を読んでいるのではなく、音のみで覚えていたという逸話もあり、そのすごさに驚きます。

この曲もジャズのスタンダードですが、彼女のこの曲に歌をかぶせてデュエットしている平井堅のバージョンを耳にした方もいるかもしれません。