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素敵なジャズ

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル

天性の歌声と独特の間が奏でるジャズの世界。

女性ジャズボーカリストの歌声には、聴く人の心を揺さぶる不思議な魅力が宿っていますね。

なめらかなフレージングと艶やかな声色で魅了する伝説のディーバから、斬新な解釈で新たな表現を追求する若手アーティストまで、時代を超えて愛される女性シンガーたちの世界をご案内します。

ジャズという音楽に秘められた深い情感を、女性ならではの繊細な表現で紡ぎ出す。

そんな珠玉の歌声との出会いが、きっとあなたの音楽体験をより豊かなものにしてくれるはずです。

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル(41〜50)

Afro BlueAbbey Lincoln

ドラムのマックス・ローチと公私ともにパートナーであったアビー・リンカーンは、音楽の中に切れ味鋭いメッセージを残したことで知られるほか、スタンダードジャズばかりではないオリジナル曲も多く残しています。

ジャズスタンダードとして知られる『アフロ・ブルー』も、アフリカ民謡を改作して彼女が取り上げたもの。

その後、ジョン・コルトレーン等が取り上げるスタンダード・ナンバーとなったのです。

So Long,Big TimeMonica Zetterlund

Monica Zetterlund (w/Bill Evans) — So Long, Big Time (1964)
So Long,Big TimeMonica Zetterlund

Bill Evansとの共演が有名なMonica Zetterlundはスウェーデンのボーカリストです。

彼女については、「ストックホルムでワルツを」という映画でその半生が描かれています。

難病により引退し、悲劇的な死を遂げた彼女ですが、そのパフォーマンスは幅広い世代から愛されました。

Send in the ClownsCleo Laine

イギリス出身で「ジャズの女王」と称されるクレオ・レインさん。

彼女の最大の魅力は、ジャズの枠に到底収まらない、舞台で培われた表現力と驚異的な声域にあります。

夫ジョニー・ダンクワースさんとの共演盤『シェイクスピア・アンド・オール・ザット・ジャズ』は、その変幻自在な歌唱が楽しめる名盤としてあまりにも有名です。

特筆すべきは、ジャズ、ポピュラー、クラシックの3部門全てでグラミー賞にノミネートされた、史上唯一の女性シンガーであること!

ジャンルを軽やかに横断するそのパフォーマンスは圧巻で、彼女の歌声に触れれば、そのスケールの大きさに誰もが心を奪われることでしょう。

I Get Along Without You Very WellSara Gazarek

シアトル出身のジャズボーカリストであるサラ・ガザレクのデビューアルバムからのナンバーです。

ジャズのスタンダードナンバーの曲を自分流、現代風にアレンジし、独自の世界を作って聴かせてくれます。

伸びのある歌声がとても素敵です。

It Never Entered My MindAnn Burton

Ann Burton – It Never Entered My Mind (1969)
It Never Entered My MindAnn Burton

ヨーロッパのジャズシンガー、アン・バートンのセカンドアルバムからのナンバーです。

派手さなどはありませんが、しっとりと語りかけるように歌う声は、まさに癒し。

飾ることなく素直に歌うところが魅力的で、ゆったりした気持ちで聴きたい曲です。

Song For My FatherDee Dee Bridgewater

ジャズ界の最前線を半世紀以上も走り続けるアメリカの偉大な表現者、ディー・ディー・ブリッジウォーターさん。

その圧倒的な歌声は、ジャズの伝統に根ざしながらも、ソウルやアフリカ音楽、さらにはフランスの楽曲までも見事に融合させてしまいます。

エラ・フィッツジェラルドさんに捧げたトリビュート盤で見せるような、遊び心に満ちたスキャットに心を躍らせた方も多いのではないでしょうか?

グラミー賞はもちろん、演劇界のトニー賞まで獲得したその多彩な表現力は、まさに圧巻の一言。

音楽の喜びを全身で体現するような彼女のパフォーマンスは、聴く人の心を解き放ってくれますね。

On The Sunny Side Of The StreetKeely Smith

「ラスベガス・スウィングの女王」と称賛されたアメリカの歌手、キーリー・スミスさん。

夫でジャズミュージシャンのルイ・プリマさんとの陽気なデュオでグラミー賞に輝いた彼女ですが、ソロシンガーとしての実力もまた格別です。

気取らない人柄でありながら、一度ステージに立てば圧巻のパフォーマンスで観客を虜にする姿は、多くのファンの憧れの的でした。

バラードを完ぺきに歌いこなし、どのような曲であれ彼女が歌えばスウィングさせることができると称された歌声で、晩年に至るまで現役を貫き通した姿も最高にかっこいいですよね。