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ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル

天性の歌声と独特の間が奏でるジャズの世界。

女性ジャズボーカリストの歌声には、聴く人の心を揺さぶる不思議な魅力が宿っていますね。

なめらかなフレージングと艶やかな声色で魅了する伝説のディーバから、斬新な解釈で新たな表現を追求する若手アーティストまで、時代を超えて愛される女性シンガーたちの世界をご案内します。

ジャズという音楽に秘められた深い情感を、女性ならではの繊細な表現で紡ぎ出す。

そんな珠玉の歌声との出会いが、きっとあなたの音楽体験をより豊かなものにしてくれるはずです。

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル(41〜50)

So Long,Big TimeMonica Zetterlund

Monica Zetterlund (w/Bill Evans) — So Long, Big Time (1964)
So Long,Big TimeMonica Zetterlund

Bill Evansとの共演が有名なMonica Zetterlundはスウェーデンのボーカリストです。

彼女については、「ストックホルムでワルツを」という映画でその半生が描かれています。

難病により引退し、悲劇的な死を遂げた彼女ですが、そのパフォーマンスは幅広い世代から愛されました。

ジャズ史を彩る魅力的な女性ジャズシンガー。世界のおすすめジャズボーカル(51〜60)

Take FiveCarmen McRae

日本で高い人気を誇るジャズシンガーの一人、カーメン・マクレエ。

低音の効いたディープな声質が魅力の彼女、グイグイとスウィングするリズムと合わせて強烈な個性を発揮するその歌声はまさにファンキー。

そのキャリアの大半で王道のジャズにこだわり続け、多くの名演を残しました。

Route 66Natalie Cole

Natalie Cole – Route 66 (Live In Montreux 1994)
Route 66Natalie Cole

名前からもわかる通り、NatalieはNat King Coleの実の娘でもあります。

この曲はお父さんも歌っており、そちらも有名です。

アメリカに実際にあるRoute 66の地名が歌の中に複数出てくるので、地図を見つつこの曲を聴いてみるのもおもしろいかもしれません。

I’m Old FashionedMargareta Bengtson

スウェーデンのコーラスグループ「ザ・リアル・グループ」で活動していた、マルガリータ・ベンクトソンのソロデビューアルバムの1曲目の収められています。

声楽を習っていたという歌声は、しっとりとしていて上品、そして透き通るようでクリア。

心地良く聴いていられます。

Meet Me Around MidnightIda Sand

広い音楽性が高く評価されているイダ・サンド。

この曲はブルージーな持ち味を生かしたナンバーになっています。

繊細さとパワフルさを使い分けた彼女のボーカルはソウル色が濃厚で、しっかりと耳に残るでしょう。

ピアノソロも必聴です。

Dance Me To The End Of LoveMadeleine Peyroux

Leonard Cohenによって、もともと1984年にリリースされたトラック。

ホロコーストからインスパイアされています。

このアメリカのジャズとブルースのシンガー・ソングライターであるMadeleine Peyrouxによるバージョンは、2005年にリリースされました。

Don’t ExplainCassandra Wilson

Cassandra Wilson – Don’t Explain (Performance Video)
Don't ExplainCassandra Wilson

ざらついた質感のブルージーな低音ボイスを持ち味に、ジャズからポップス、ワールドミュージックまで歌いこなすカサンドラ・ウィルソン。

2001年には『タイム』誌で「アメリカズ・ベスト・シンガー」に選出され、現代ジャズシーンにおいて確固たる存在感を示しています。