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弾き語り継がれる邦楽フォークソングの名曲

日本のフォークソング特集です。

もともと民謡のアレンジから始まりアメリカで広がったフォーク。

1960年代ごろから日本でも取り入れられ、時代の流れから反戦や反政府といったメッセージ性の強い曲が届けられました。

70年代に入ると大衆的にも親しみやすい内容で特に流行し、商業的に隆盛を極めました。

日本のフォークはいろいろな要素が含まれ変化しているものの、アコースティックな魅力や哀愁を感じられて言葉がきわ立って響くことと思います。

ぜひ、そんな日本のフォークにじっくり浸ってみてください!

もくじ

弾き語り継がれる邦楽フォークソングの名曲(1〜20)

夕暮れ時はさびしそうN.S.P

叙情的な歌詞とメロディが心に染みる楽曲です。

夕暮れ時の寂しさを繊細に描写し、誰かと一緒にいたいという切ない願望を表現しています。

NSPの温かみのあるフォークサウンドが、楽曲の魅力をさらに引き立てていますね。

1974年7月にシングルとしてリリースされ、2019年3月からは東北新幹線の一ノ関駅の発車メロディーとしても採用されているんですよ。

夕暮れ時に一人で過ごすときや、大切な人を思い出したくなったときにぴったりの1曲。

心に寄り添う温かさを感じられる、まさに日本のフォークソングの名曲といえるでしょう。

あの素晴しい愛をもう一度北山修、加藤和彦

加藤和彦と北山修 あの素晴しい愛をもう一度(ライヴ)
あの素晴しい愛をもう一度北山修、加藤和彦

昭和46年発売。

ザ・フォーク・クルセダーズを解散後に連名で作られた曲で、今でも中学校の合唱曲などにも起用される名曲です。

愛がなくなってしまった恋人同士は、心が通わなくなってしまい一緒に感動して過ごした素晴らしい時間がもう一度戻ってきて欲しいという内容なので、美しい曲なのですが中学生には少し難しいかな?

とも思いますが。

松山千春

切ない恋心を優しく包み込むような温かな楽曲。

女性の複雑な感情を繊細に描き出し、聴く人の心に深く響きます。

松山千春さんの力強くも柔らかな歌声が、恋に疲れた女性の心情を見事に表現しています。

1980年にリリースされた本作は、松山さんの代表曲の一つとして多くの人々に愛され続けています。

恋愛に悩む人や、大切な人への思いを抱えている方におすすめ。

静かな夜にじっくりと聴いてみてはいかがでしょうか。

きっと心に染み入るような体験ができるはずです。

春夏秋冬泉谷しげる

泉谷しげる with LOSER 「春夏秋冬」 Music Video
春夏秋冬泉谷しげる

昭和47年発売。

泉谷しげるさんは、ロックに憧れていたのですが、自宅が家事となり大切なエレキギターやアンプが燃えてしまい、ギター1本でできるフォークソング歌手へ。

爆発的なヒットではなかったですが、この曲は泉谷しげるさんの代表曲でその後はドラマの主題歌などにも起用されました。

辛口シンガーとして有名な泉谷しげるさんですが、この曲はデビューにいたるまでの数々の苦労を乗り越えてきた自分へのメッセージソングかもしれません。

初夏ふきのとう

北海道の風景を優しく描いたふきのとうの楽曲。

1975年5月にリリースされたサードシングルで、フォークデュオとしての人気を押し上げました。

時計台など、地元のランドマークが登場する歌詞が印象的。

初夏の静かな昼下がりの情景と、そこに漂う孤独感を繊細に表現しています。

アコースティックな魅力と哀愁を感じさせるメロディが心に響きますね。

北海道の魅力を再発見したい方や、懐かしい風景を思い出したい方におすすめ。

穏やかな気分で散歩したくなる1曲です。

生活の柄高田渡

静かに耳に寄り添うような楽曲が、心に深く染み入ります。

1971年にリリースされたアルバム『ごあいさつ』に収録されたこの曲は、高田渡さんの代表作として知られています。

詩人・山之口貘の詩に曲をつけた本作は、野宿を繰り返す主人公の心情を描いた深い詩的表現が特徴的。

シンプルなアコースティックギターの伴奏が、淡々としながらもしみじみとした感情を引き出します。

厳しい環境の中で生きる人々の姿を描きつつ、自由を求める心情も垣間見える歌詞が印象的です。

貧困や放浪といった経験を持つ高田さんだからこそ紡ぎ出せた、心に響く曲です。