弾き語り継がれる邦楽フォークソングの名曲
日本のフォークソング特集です。
もともと民謡のアレンジから始まりアメリカで広がったフォーク。
1960年代ごろから日本でも取り入れられ、時代の流れから反戦や反政府といったメッセージ性の強い曲が届けられました。
70年代に入ると大衆的にも親しみやすい内容で特に流行し、商業的に隆盛を極めました。
日本のフォークはいろいろな要素が含まれ変化しているものの、アコースティックな魅力や哀愁を感じられて言葉がきわ立って響くことと思います。
ぜひ、そんな日本のフォークにじっくり浸ってみてください!
弾き語り継がれる邦楽フォークソングの名曲(26〜30)
想い出の渚ザ・ワイルドワンズ
1966年発売されたザ・ワイルドワンズのデビューシングルで、100万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
渚をイメージを感じさせる爽やかな曲で、カラオケでも人気のある曲です。
男女問わず多くのアーティストにカバーされている名曲です。
ぼくたちの失敗森田童子

1976年に発売されたアルバムに収録された曲だが、93年のドラマによる主題歌で一躍脚光を浴び、同年シングルとして発売されました。
フォークシンガーである森田童子はこの曲のヒット後もテレビ出演などもなく現在まで謎のままです。
この絶望的に暗い曲ながら何か救われる雰囲気を持つ不思議な楽曲です。
心もよう井上陽水

吉田拓郎とならんで70年代の日本のフォークシンガーの代表格となったのが井上陽水です。
それほどまでにフォークの代名詞のように思われている存在でありながら、自分ではビートルズなどが好きだったと語っています。
愛はかげろう雅夢

昭和55年発売ヤマハポピュラーソングコンテストで優秀曲に輝いた曲で、時代はそろそろフォークソングからニューミジックの時代へと変わってきたのですが、ピアノの前奏のもの悲しい雰囲気と女性が振られた心の悲しさなど、テレビドラマの主題歌にも起用されそうな曲です。
大人の雰囲気を出したこの曲は約70万枚を売り上げました。
大阪で生まれた女BORO

萩原健一が歌って大ヒットした曲です。
その作者はシンガーソングライターのBOROで、彼自身もこの曲をよく歌いました。
BOROという名前は「民衆の苦しみを代弁する」という意味でつけたそうです。
原曲はフルで歌うと20分近くかかる大変に長いものでした。