弾き語り継がれる邦楽フォークソングの名曲
日本のフォークソング特集です。
もともと民謡のアレンジから始まりアメリカで広がったフォーク。
1960年代ごろから日本でも取り入れられ、時代の流れから反戦や反政府といったメッセージ性の強い曲が届けられました。
70年代に入ると大衆的にも親しみやすい内容で特に流行し、商業的に隆盛を極めました。
日本のフォークはいろいろな要素が含まれ変化しているものの、アコースティックな魅力や哀愁を感じられて言葉がきわ立って響くことと思います。
ぜひ、そんな日本のフォークにじっくり浸ってみてください!
弾き語り継がれる邦楽フォークソングの名曲(76〜80)
空よトワ・エ・モア

1972年の札幌オリンピックのテーマを歌ったデュオでもあるトワ・エ・モアが1970年に発売されたこの楽曲は視聴者からの公募により生まれた曲です。
爽やかな曲調とあどけない歌詞でヒットを飛ばした。
トワ・エ・モアという名前の意味はフランス語で「君と僕」といった意味です。
バラが咲いたマイク眞木

マイク眞木が1966年に発売したシングル盤レコードで、作詞・作曲を手掛けた浜口庫之助がサン=テグジュペリの童話「星の王子さま」の薔薇をテーマにした一節から、モチーフを得て制作された曲だと言われています。
この曲のヒットにより、眞木は1966年の「第17回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしました。
あなた小坂明子

小坂明子がまだ学生であった時に作ったというこの曲は、まさに日本のフォルクローレだと思います。
ある男性との結婚を夢見そして別れてしまった過去を振り返った心情を歌っています。
心を打つ詩と歌で200万枚という驚異的な売り上げを記録しました。
巡恋歌長渕剛

1978年にリリースされたこの曲はいまの長渕剛のイメージとはかけ離れた感じではあるが、いまでもライブの定番曲として親しまれている曲です。
リリースされた時代もあり内容的には所謂フォークソングですが、この曲にはたくさんの方が勇気付けられたことでしょう。
白い冬ふきのとう

昭和49年発売ふきのとうのデビュー曲となり、男性のデュエット曲です。
今でも秋も深くなると何となくこの曲を思い出します。
別れた人を想いながら春が少しずつ近づいてくるが、悲しみが癒えないという淋しい曲なのですが、覚えやすいメロディーで男性のハモリがきれいな曲です。
フォークギターの伴奏も印象的で、Am,Gなどのコードを覚えれば弾き語りができるので、本当にフォークギターは飛ぶように売れた時代でした。