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弾き語り継がれる邦楽フォークソングの名曲

日本のフォークソング特集です。

もともと民謡のアレンジから始まりアメリカで広がったフォーク。

1960年代ごろから日本でも取り入れられ、時代の流れから反戦や反政府といったメッセージ性の強い曲が届けられました。

70年代に入ると大衆的にも親しみやすい内容で特に流行し、商業的に隆盛を極めました。

日本のフォークはいろいろな要素が含まれ変化しているものの、アコースティックな魅力や哀愁を感じられて言葉がきわ立って響くことと思います。

ぜひ、そんな日本のフォークにじっくり浸ってみてください!

弾き語り継がれる邦楽フォークソングの名曲(21〜30)

祈り長渕剛

若き日の長渕剛さんが愛する人を突然失った実体験をもとにした、魂の叫びそのもののようなフォークバラードです。

アコースティックギター一本でかき鳴らされるサウンドと絞り出すような歌声が、どうしようもない後悔と無念さを生々しく伝えてきます。

この痛切な祈りは、聴く者の心をわしづかみにするのではないでしょうか。

本作は1979年7月発売のシングルで、同年のアルバム『逆流』にも収録。

ライブ盤での弾き語りは“神髄”と評されるほどです。

深い喪失感を抱えているとき、この曲に込められた激しい感情に触れることで、かえって自分の悲しみが浄化されていくような不思議な感覚になるかもしれません。

青春の影チューリップ

チューリップの通算6枚目のシングルとして1974年に発売されました。

アルバム「TAKE OFF(離陸)」からのシングルカット曲で、ボーカルはそれまでの姫野達也から財津和夫へ変更された曲です。

平凡な幸せこそが最高だと説いた純粋な恋の歌で、多くのアーティストによってカバーされている、チューリップの代表曲の一つです。

初恋村下孝蔵

村下孝蔵「初恋」Music Video
初恋村下孝蔵

1983年にリリースされたこの曲は村下孝蔵の最大のヒット曲であり、彼の定番曲の一つとなっている。

実際の初恋をベースとして作られており、この叙情的なメロディと詩により甘く切ない雰囲気を醸し出し、いつまでも初恋の一ページを飾ることができるかと思います。

白い色は恋人の色ベッツィ&クリス

白い色は恋人の色 – ベッツィー & クリス
白い色は恋人の色ベッツィ&クリス

昭和44年発売2人はハワイ州とアイダホ州出身のアメリカ人ながら日本の故郷の美しさや思い出を懐かしむ曲をきれいなハモリで歌われギャップが受けたのかこの曲は清純なイメージもあり大ヒットしました。

作詞は北山修さん作曲は加藤和彦さんでフォークソング時代ではゴールデンコンビです。

酒と泪と男と女河島英五

ギターやピアノを弾き語りしたフォークのシンガーソングライター・河島英五が書いた、日本のフォークソングの名バラードです。

酒と涙と男と女を題材とした曲は、日本の演歌に数多くありますが、当時の若者の視点からは同じものが違う感覚で見えたようです。

想い出がいっぱいH₂O

想い出がいっぱい (なかざわけんじ)
想い出がいっぱいH₂O

中学の時の同級生どうしふたりで組まれたフォークデュオ「H2O」が歌いました。

この曲は青春の恋愛漫画を数多く書いた、あだち充原作のテレビアニメ「みゆき」のエンディングテーマとして使われ大ヒットしました。

ぼくたちの失敗森田童子

【Music Video】森田童子「ぼくたちの失敗」
ぼくたちの失敗森田童子

1976年に発売されたアルバムに収録された曲だが、93年のドラマによる主題歌で一躍脚光を浴び、同年シングルとして発売されました。

フォークシンガーである森田童子はこの曲のヒット後もテレビ出演などもなく現在まで謎のままです。

この絶望的に暗い曲ながら何か救われる雰囲気を持つ不思議な楽曲です。