ガールズバンドの夏うた。夏に聴きたいオススメのサマーソング【2025】
毎年夏が近付くと、ジャンルを問わず多くの夏ソングがリリースされるものですよね。
皆さんそれぞれの思い出の夏うた、お気に入りのサマーソングがあるでしょう。
こちらの記事では夏には欠かせない夏うたの中でも、全員が女性のバンド、ガールズバンドたちによる「夏ソング」の名曲たちをまとめて紹介しています。
昭和~平成の時代から愛され続ける定番曲はもちろん、令和以降にリリースされた若手バンドによる曲も取り上げていますから、最新の夏うたが知りたい方もぜひチェックしてみてください!
ガールズバンドの夏うた。夏に聴きたいオススメのサマーソング【2025】(1〜10)
Summer麺なきごと

夏の気だるさと高揚感が入り混じる、中毒性の高いロックチューン!
こちらは、ボーカル・ギターの水上えみりさんとギター・コーラスの岡田安未さんによるロックバンド、なきごとが2022年に放ったユニークなサマーソングです。
ラテン調の情熱的なリズムに絡みつくギターリフがとにかく最高で、聴いているだけで気分が高揚してきますね。
夏のちょっとした背徳感や浮遊するような心地よさを、インスタント麺という意外なモチーフで描き出す世界観がたまりません。
ライブでの熱狂ぶりが目に浮かぶようなこの曲を聴けば、ありふれた日常も刺激的な夏の一場面に変わってしまうかも?
イキサラSAY!PICKLES

思わず一緒に声を張り上げたくなってしまうような、遊び心と爽快感が炸裂するパワーポップチューンですね!
大阪・高槻発のガールズバンド、PICKLESが2020年に放ったアルバム『どんナモンJAY!!』に収録されているのがこちらの楽曲です。
真夏の部屋でエネルギッシュに演奏するMVそのままの、底抜けに明るいエネルギーは聴いているだけで気分が上がります。
タンバリンや笛の音がまるでお祭りのような賑やかさを演出し、仲間と過ごす最高の夏の一日を凝縮したかのよう。
夏のドライブにもぴったりの一曲ですね。
今年こそギャル ~初夏ver.~花冷え。

夏の到来を告げるような、強烈なエネルギーに満ちたナンバーですよね。
花冷えの代名詞「原宿コア」サウンドは、メタルコアの攻撃性とポップな親しみやすさが見事に融合し、聴く者のアドレナリンを刺激します。
「今年こそは」という主人公の決意が、パワフルな演奏とシャウトに乗ってダイレクトに伝わってくるかのようです。
ミュージックビデオで描かれる、世代を超えたギャルカルチャーの融合というテーマも非常にユニークで、見どころの一つと言えるのではないでしょうか。
この楽曲は2023年7月に先行配信が開始され、同月リリースの記念すべきメジャーデビューアルバム『来世は偉人!』に収録された、まさに彼女たちの勢いを象徴する作品です。
本作をフィーチャーした初のワンマンツアーは全公演ソールドアウトを記録するなど、その注目度の高さがうかがえますね。
突き抜けるような爽快感を味わいたい時や、新しい自分へ踏み出す勇気が欲しい、そんなあなたの背中を力強く押してくれるに違いありません。
ガールズバンドの夏うた。夏に聴きたいオススメのサマーソング【2025】(11〜20)
ちゅるりらサマフィッシュthe peggies

夏の到来を告げるような、キラキラしたサウンドと胸キュン必至のポップネスがたまらない一曲ですね!
こちらの『ちゅるりらサマフィッシュ』は、3人組ガールズロックバンドthe peggiesのメジャーデビューシングルに収録された、まさにアンセム的なサマーソングです。
照りつける太陽や肌をなでる風といった、夏の情景が鮮やかに目に浮かぶよう。
恋の始まりの高揚感を「夏のせい」にしてしまう甘酸っぱい世界観には、ボーカルの北澤ゆうほさんによる等身大の表現が詰まっていて、思わず共感してしまうかも?
弾けるようなバンドサウンドと突き抜ける歌声が、夏の開放感を一気に加速させてくれますね。
ライブでのコール&レスポンスも名物で、会場が一体となる多幸感が最高のムードを演出してくれます!
夏恋ボンバー革命メロイック

2022年結成、大阪が誇る「技巧派ロリポップガールズバンド」革命メロイックが放つ、文句なしのキラーチューン!
2024年発表の初フルアルバムに収録されたこちらの『夏恋ボンバー』は、まさに夏の恋の高揚感をそのまま詰め込んだような、エネルギッシュなポップロックですね。
うだるような暑さも吹き飛ばす軽快なギターリフに乗せて、内気な自分を脱ぎ捨て「リベンジ」を誓うストーリーは、聴いているこちらの背中まで押してくれるよう。
関西弁の親しみやすいフレーズも魅力的で、ライブで一緒に叫びたくなること間違いなしの、最高に痛快なサマーアンセムですよ。
闇夜に提灯赤い公園

赤い公園が3か月連続リリースの第一弾として放ったのが、こちらの『闇夜に提灯』です。
タイトル通り、夏の夜祭りの熱気と少し妖しい雰囲気をまとったキラーチューンなのですね。
津野米咲さんが奏でる和の旋律を取り入れたギターリフと、うねるようなベースライン、そしてタイトなドラムが織りなすアンサンブルは圧巻の一言。
目まぐるしく変わる曲展開は、まるで提灯の灯りが揺らめく夏の夜道を彷徨うかのよう。
聴いているだけでじっとりと汗がにじむような、熱量を帯びた演奏がたまらない一曲ですよ。
夏のエディリーガルリリー

夏が始まる瞬間の、あの独特のときめきと切なさを呼び覚ますような一曲をご紹介します。
リーガルリリーが2024年8月に発表したアルバム『kirin』に収録されたこの作品は、たかはしほのかさんの紡ぐ詩的な言葉と透明感あふれる歌声が、夏の情景と揺れ動く心の機微を繊細に描き出しています。
気になる相手の服装の細部から夏の始まりの音楽を感じ取ったり、相手の好む音楽を通して心を通わせようとしたりする初々しい様子、そして「ほんの一瞬が一生になる」かのような、かけがえのない夏の記憶の輝きが、リーガルリリーならではのオルタナティヴなサウンドに乗せて表現されています。
本作は、2025年夏のワンマンライブ「夏の大三角形」でも演奏され、多くの観客を魅了しました。
夏のドライブや、夕暮れ時に一人静かに物思いにふけりたい、そんな時にぴったりのナンバーです。