桜を歌った明るい雰囲気の曲。春らしさを感じられる名曲
日本の春の風物詩である桜。
音楽の世界にも桜を歌った曲は昔からたくさんあって、毎年たくさんの桜ソングを耳にしますよね。
桜の美しさを描いたもの、春の訪れを告げるもの、卒業や恋愛などの感情を桜に重ねたものなど、さまざまな歌詞の桜ソングがありますが、その曲調もまたさまざまです。
この記事では、数ある桜ソングの中から明るい雰囲気の曲を一挙に紹介していきますね。
アップテンポな曲やポップな雰囲気の曲などを中心に選びましたので、春らしさを感じながらたくさん聴いてみてくださいね。
桜を歌った明るい雰囲気の曲。春らしさを感じられる名曲(1〜10)
私のハートはストップモーション桑江知子

予期せぬ出会いと恋のときめきを優しく包み込んだ桑江知子さんの渾身の一作。
春の訪れとともに芽生える恋心を、軽やかで爽快なメロディが見事に表現しています。
長い冬を過ごした心が、暖かな日差しとともに解きほぐされていく様子が印象的です。
1979年1月に発売され、オリコン週間チャートで12位を記録。
ポーラ化粧品バリオのCMソングとしても起用されました。
同年には第21回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞し、デビューアルバム『Born Free』にも収録。
恋の予感に胸を膨らませる人、春の訪れを心待ちにする人にオススメの1曲です。
サクラウサギ川崎鷹也

春の穏やかな光の中、切ない思いが詰まった卒業ソングがここにあります。
川崎鷹也さんが紡ぎ出すメロディーは、桜舞う3月の教室で、思いを伝えられない主人公の心情を、繊細な歌声で表現します。
自分の気持ちに正直になれない少年の姿を、ウサギに例えた優しい比喩が印象的です。
2021年1月リリースの本作は、アルバム『ぬくもり』にも収録され、多くの人々の心を癒やしてきました。
爽やかな春風に乗って、街中を車で巡りながら聴きたい楽曲です。
卒業シーズンや青春の思い出に浸りたい時、また大切な人への思いを温めたい時にピッタリの一曲となっています。
サクラヒトヒラMaica_n

心に染み入るメロディーと切なさを帯びた歌声が織りなす応援ソングです。
夢を追いかける中で感じる不安や迷い、そして前に進もうとする勇気を優しく包み込むような温かみのある楽曲に仕上がっています。
Maica_nさんが自身の経験から紡ぎ出す言葉は、リスナーの心に寄り添うメッセージとなっています。
アルバム『Replica』でメジャーシーンに躍り出たMaica_nさんは、アニメ『デジモンアドベンチャー:』のエンディングテーマや、ハウス「ウコンの力」のCMソングなど、数々のタイアップ作品も手掛けています。
本作は春の訪れを感じる季節に聴きたい一曲で、新生活を前に不安を抱える人の背中を、そっと押してくれる心強い味方となるはずです。
桜を歌った明るい雰囲気の曲。春らしさを感じられる名曲(11〜20)
ダーリンMrs. GREEN APPLE

春の陽気を感じさせる軽やかなリズムと、自己の迷いや葛藤を優しく包み込むようなメロディが印象的な楽曲です。
青春時代に誰もが感じる「ありのままの自分でいていいのか」という心の揺れを、Mrs. GREEN APPLEらしい等身大の視点で描き出しています。
バンドのニューフェーズの象徴として、2025年1月にNHK総合の特別番組『Mrs. GREEN APPLE 18祭』のテーマソングとして制作され、1000人の18歳世代との共演は大きな反響を呼びました。
本作は、新生活のスタートを迎える方や、自分らしさを模索している方の背中を、温かく優しく押してくれる一曲になっていますよ。
春陽花譜×くじら

卒業式の余韻が残る春の日差しに包まれながら、花譜さんとくじらさんが奏でる温かな音色が心に染み渡ります。
切なさと希望が調和した歌声は、別れの瞬間の複雑な感情を優しく表現しています。
2022年3月23日にリリースされた本作は、花譜さんの高校卒業に寄せて制作され、くじらさんの繊細なサウンドプロデュースが透明感のある歌声を引き立てています。
爽やかなメロディと淡い切なさが共存する世界観は、新たな一歩を踏み出そうとしている人の心に寄り添い、背中を優しく押してくれるでしょう。
卒業式や送別会、春の歓迎会など、人生の節目となるシーンで歌いたい一曲です。
PinkieBUMP OF CHICKEN

桜をテーマにした繊細な物語が紡がれる一曲です。
過ぎ去りゆく時間の中で、大切な人と結んだ約束を胸に抱き続ける思いが美しく描かれています。
イントロから流れる優しいストリングスの音色と、BUMP OF CHICKENの藤原基央さんの温かな歌声が心に染み入り、桜の季節に寄り添う楽曲に仕上がっています。
2010年4月に発売されたシングル『HAPPY』のカップリング曲として収録されました。
新しい環境での不安や期待が入り混じる春の季節に、あなたの背中を優しく押してくれる一曲になるはずです。
卒業写真だけが知ってる日向坂46

桜と卒業、そして伝えられなかった恋心を切なく歌い上げた日向坂46の春ソング。
秋元康さんの作詞とナスカさんの作曲による本作は、卒業式の日に舞台を置き、春の訪れとともに蘇る思い出と後悔を描いています。
桜の木々をモチーフにしたセットで撮影されたミュージックビデオでは、小坂菜緒さんがセンターを務め、パレードのような幻想的な世界が広がります。
2024年12月26日の東京ドーム公演で初披露され、2025年1月29日に13枚目のシングルとしてリリース。
青春時代ならではの未熟な恋心や、伝えられなかった思いを抱える主人公の心情が、若い世代の心に深く響く1曲です。
小学生の卒業式や、春のイベントシーンにピッタリな1曲といえるでしょう。