【合唱曲】難易度高!歌うのが難しい作品をピックアップ
「合唱コンクールで歌う自由曲を探している」「合唱の技術向上を図りたい」そうお考えの方がここにたどり着いているのかもしれませんね!
今回この記事では、歌う難易度の高い合唱曲をご紹介していこうと思います!
テンポが速い、または急激に変化したり、メロディーの上下が激しかったり、パートごとの発声のタイミングが複雑だったり。
ここに載っている作品を歌い切れば、きっと達成感が得られますよ。
ぜひ最後までご覧になっていってくださいね!
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【合唱曲】難易度高!歌うのが難しい作品をピックアップ(21〜30)
花を探す少女作詞:鶴見正夫、作曲:荻久保和明

沈み込むような重く暗い曲調が印象的な『花を探す少女』。
本作は、混声合唱組曲の『IN TERRA PAX – 地に平和を』の3曲目で知名度が比較的高いんですよ。
この組曲自体がベトナム戦争からインスピレーションを受けた作品で、『花を探す少女』も美しい花を求めて歩く少女に戦車が迫ってくるという衝撃的な内容なんです。
メロディーやハーモニーはもちろん、平和な日常におとずれる悲劇をいかに表現できるかがこの曲の腕の見せどころ。
表現力を磨きたい時にはピッタリの曲ですよ。
青葉の歌作詞:小森香子/作曲:熊谷賢一

ソプラノパートが印象的な合唱曲『青葉の歌』。
1974年に発表されたこの曲は、混声三部合唱で難易度の高い曲として知られますが、その難易度の高さから、歌詞や伴奏、アルト部分を変更して難易度を下げたという異例の合唱曲としても知られています。
音域の高さや跳ねるような音色の移り変わりに苦労することが多いこの曲。
コツとしては、フレーズのまとまりを意識し、ソプラノをクリアに聴かせることです。
男性パートもしっかりと深く響くよう歌い上げましょう。
はじまり作詞:工藤直子/作曲:木下牧子

地球の雄大さを感じられる『はじまり』。
地球上では人間や動物が日々さまざまなことを考え、感じながら生きているが、地球はいつでもただただ回っている、そんな普遍的な光景を描いています。
8分の6拍子の拍子感に慣れるまでに、少し時間がかかるかもしれませんが、まずはしっかりリズムを感じることが大切です。
拍子だけでなく、抑揚や強弱にも注目しましょう。
歌詞から読み取れる地球の雄大さや、数々の人間ドラマ、生き物たちの姿を感じながら、豊かな表現力をもって歌ってみましょう。
言葉にすればゴスペラーズ

どこまでも明るく続く未来を思わせる、ゴスペラーズの『言葉にすれば』。
2007年に『It Still Matters〜愛は眠らない』とともに両A面シングルとしてリリースされたこの曲は、2007年度のNHK全国学校音楽コンクール高等学校の部、課題曲として制作されました。
美しいメロディはキーのレンジも広く、特に女声パートはかなり高音まで要求されるところが難しいポイントです。
また、勢いのあるメロディでありながら、ただ力強く歌えばいいわけではなく、高度な表現力も必要になります。
難しいポイントがたくさんありますが、歌いきったときの達成感を感じられる1曲です。
決意作詞:片岡輝/作曲:鈴木憲夫

司馬遼太郎さんのエッセイ『二十一世紀に生きる君たちへ』をベースとしたメッセージソングになっているこの曲は、合唱組曲『未来への決意』の第4曲として発表された混声四部合唱。
冒頭、アカペラから始まるところからすでに難易度の高さがうかがえます。
中学生の合唱曲とし、て混声四部合唱というのは難易度の高い編成。
ミディアムなテンポの楽曲なので、しっかりと4声部をそろえることを目標に練習して、美しいハーモニーを意識して歌ってみましょう。
ひとつの朝作詞:片岡輝/作曲:平吉毅州

NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部の課題曲として1978年に発表された『ひとつの朝』。
片岡輝さんと平吉毅州が「友達をテーマにした作品を」との依頼を受け作り上げた作品です。
発表以降、難易度の高い楽曲として知られるこの曲は、曲のアップダウン、声量の強弱の付け方も難しいところ。
男性パートから始まる部分は落ち着きがあるように感じますが、女性パートが入ると一気に盛り上がります。
緩急の付け方、パートごとの強弱を明確にすることで、上級者の演奏に仕上がりますよ。
もう一度作詞:星野富弘、作曲:千原英喜

2012年度のNHK学校音楽コンクール、その高校の部における課題曲が『明日へ続く道』です。
混声合唱組曲である本作の2曲目は、その中でも知名度が高い『もう一度』という曲。
テンポは速くありませんが、メロディーが複雑なので歌いこなすのが難しそうですね。
作詞家の星野富弘さんの明日へ向けてのはかない希望をつづった歌詞と、作曲家の千原英喜さんのパワフルでありながら、どこかしなやかさも感じるような曲調は、高い表現力もためされそうです!





