【合唱曲】難易度高!歌うのが難しい作品をピックアップ
「合唱コンクールで歌う自由曲を探している」「合唱の技術向上を図りたい」そうお考えの方がここにたどり着いているのかもしれませんね!
今回この記事では、歌う難易度の高い合唱曲をご紹介していこうと思います!
テンポが速い、または急激に変化したり、メロディーの上下が激しかったり、パートごとの発声のタイミングが複雑だったり。
ここに載っている作品を歌い切れば、きっと達成感が得られますよ。
ぜひ最後までご覧になっていってくださいね!
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【合唱曲】難易度高!歌うのが難しい作品をピックアップ(31〜40)
むぎや岩河三郎

岩河三郎さんによる作詞、作曲の『富山に伝わる三つの民謡』。
その中でもよく知られているのが『むぎや』です。
1979年に初演されてから、長く合唱曲として歌いつがれているんですよ。
ピアノのメロディーはわらべ歌のような雰囲気で、その独特の雰囲気をつかむのにはなかなか苦労しそう。
また、歌詞に登場する雪人形の世界観も非常に不思議で、高い表現力も求められそうですね。
そして、最大の難所は途中から曲調が大きく変わるところ。
非常にキーが高く、跳ねるリズムを正確に歌うのが難しそうです。
ひめゆりの塔作詞:山本和夫、作曲:岩河三郎

歴史的にも重要とされているのが『ひめゆりの塔』です。
こちらは山本和夫さんが作詞を、岩河三郎さんが作曲を担当した曲で、沖縄での悲しいできごとをリアルに描いています。
気持ちを乗せて歌うために、まずは歌詞で描かれているできごとについてリサーチしてみてください。
また、合唱の面から見ると、時に悲しげに、ときに恐ろしげにと雰囲気が変わるので、歌うのが難しいといえます。
そのふり幅をいかに表現するかで、聴く人の感想も変わってくるでしょう。
青春譜作詞:五木寛之、作曲:信長貴富

非常に切なく、迫力がありつつもどこか上品さを感じる『青春譜』。
第75回NHK全国学校音楽コンクール、高等学校の部課題曲である本作は、非常に難易度が高い混声合唱曲です。
特に高音部分が難しく、喉をしめないように美しく歌いこなすためにはかなりの練習が必要かもしれません。
また、メロディーも一部独特の音づかいがあるので、そこで音程を外さないように注意が必要です。
細かいところまで気をつけて、ぜひこの曲に挑戦してみてはいかがでしょうか?
夏作詞:鳥潟朋美、作曲:松下耕

クラシックの作曲家、クロード・ドビュッシーをほうふつとさせる、独創的な世界観が魅力の合唱曲、『夏』。
この曲は混声三部合唱組曲の中でも特に美しく激しい曲なんです。
古くから長く愛唱されてきた本作は、戦争の悲惨さを歌ったダークな曲。
その緊張感を表現するために高音や速いパッセージが目まぐるしく入れかわるので、歌いこなすのには相当な練習が必要なはず。
また、その悲しみをしっかりと聴き手に伝える表現力も試されますよ!
わが里程標作詞:片岡輝平、作曲:吉毅州

『わが里程標』は片岡輝さん作詞、平吉毅州さん作曲の難しい合唱曲です。
歌いだしはイ長調ですが終盤でヘ長調に変わるので、その展開が難しい理由の一つ。
また、全4部からなる組曲構成となっていて、それぞれの特徴をうまくつかみ、素早く場面展開する表現力も問われるのもなかなか大変そう。
もともとは混声四部版として発表されましたが、その後コンクールなどで有名になったことで、中学生向けの混声三部版も作られました。
混声四部は厳しいという方は混声三部で挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
吹雪作詞:尾崎左永子、作曲:佐藤眞

近年はアニメソングを合唱するのも人気ですよね。
ポップな曲を歌うのも楽しいのですが、ここでは重厚な雰囲気の曲『吹雪』を紹介したいと思います。
こちらはアニメ『艦隊これくしょん -艦これ』のエンディングテーマとして、西沢幸奏さんが手掛けた楽曲。
オペラと軍歌を組み合わせたような雰囲気に仕上がっています。
全体を通して超高音なので、高い技術が求められそうです。
しかし歌いこなせば、かなりの迫力を演出できますよ。
44わのべにすずめ訳詩:羽仁協子、曲:木下牧子

日本の作曲家、木下牧子さんによる『44わのべにすずめ』は、細かい音づかいが難しい合唱曲。
ブレスのタイミングがつかみづらく、混声4部のメインモチーフがひたすら高速で展開していくので、その流れについていくだけでも大変そうですね。
また、クセになる不思議な歌詞と浮遊感のある曲調も魅力。
何度も歌っていると体にしみついてしまいそうなほど、とてもユニークなメロディーとリズムの本作、ぜひ挑戦してみはいかがでしょうか?
海の不思議作詞:川崎洋/作曲:平吉毅州

海の広大さと神秘を見事に表現した合唱曲です。
波のようにうねる旋律とハーモニーが印象的で、シーラカンスやマリアナ海溝、琉球の伝説などを織り込んだ歌詞が、聴く人を海の不思議な世界へと誘います。
1989年のNHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲に採用された本作は、現在も全国各地の合唱コンクールで「難易度の高い曲」として取り上げられています。
みんなで練習を重ね、壮大な海のドラマを描き出しましょう。
夢見たものは作詩:立原道造/作曲:木下牧子

穏やかで流れるような旋律と、愛と幸福を静かに歌い上げる美しい歌詞が印象的な楽曲。
立原道造さんの詩に木下牧子さんが曲をつけた本作は、静かな村で暮らす女性たちの姿を優しく描き出しています。
身近なところにある幸せを見つめ直すメッセージは、忙しい日々を送る現代人の心に深く響くでしょう。
アルバム『太陽は空の中心にかかる〜木下牧子歌曲集』に収録され、多くの演奏会で取り上げられている本作。
日常に疲れたとき、心を静かに癒やしたいときに、ぜひ耳を傾けてみてください。
おわりに
「合唱コンクールで金賞を目指したい」「聴いている人をあっと驚かせたい」そんな気持ちで合唱に臨む皆さんにピッタリの作品をご紹介しました。
難しい合唱曲を歌いこなすためのポイントは数え切れませんが、何よりも大切なのは心を一つにすること!
ぜひとも一致団結して、素晴らしい合唱を作り上げてくださいね。