音楽の歴史に刻まれた伝説的なハードロックの名曲、人気曲
ブルース・ロックをルーツとし、より激しく、よりドラマティックにそのサウンドを変容させていったハードロック。
レッド・ツェッペリンやディープ・パープル、ヴァン・ヘイレン、クイーンやエアロスミスなどの活躍はもはや伝説的です。
リアルタイムで聴かれていた方には音楽の原体験として今もこよなく愛し、また若い世代にとっては、自分たちの知らない音楽として参照する機会や新たな発見もあるでしょう。
この記事では、後世にも語り継がれるであろう偉大なるハードロックのバンドと名曲をピックアップしました。
ハードロックというジャンルの中にもさまざまな方向の曲がありますので、ぜひお楽しみください!
音楽の歴史に刻まれた伝説的なハードロックの名曲、人気曲(61〜70)
mama i’m coming homeOzzy Osbourne

何かとお騒がせなオジー・オズボーンさんですが優しいバラード曲も歌えます。
この曲はザック・ワイルドさんがギターを務めた時期の曲で、ザックさんのルーツでもあるカントリー調のギターから入る美しいパワーバラードです。
いつもはうるさく聴こえるギターソロでのハーモニクスも叫び声のようでなぜかこの曲に合ってます。
i am iQueensrÿche

1994年発売のアルバム「promised land」より。
このアルバムは全体的にダークな雰囲気が流れていますが、この曲はうねるようなグルーヴとサイケデリックな浮遊感が同居していて、最初に聴いた時にはあまりにも「らしくない」感じがしました。
しかし、何度も聴くうちにこの不思議な感じが癖になり、今ではお気に入りの1曲です。
Lay It DownRatt

日本ではいわゆるLAメタル、と呼ばれたバンドの中でもモトリー・クルーと並んで代表的な存在として知られるバンドです。
この楽曲はそんな彼らが1985年にリリースしたセカンド・アルバム『インヴェイジョン・オブ・ユア・プライヴァシー』に収録されたナンバーで、シングルカットされて全米40位を記録しています。
ダイナミックなギター・サウンドにどっしりとしたリズム、タイトルを繰り返すサビのコーラスの分かりやすさは、80年代ハードロックの爽快な魅力が詰まっています。
ギターの腕前だけでなく、ルックスの良さでも人気の高かったウォーレン・デ・マルティーニさんによる、華麗なプレイも聴きどころですよ!
wicked sensationLynch Mob

元ドッケンのギターヒーロー、ジョージ・リンチさんが結成したバンド。
ボーカルの伸びやかなハイトーンがLA風サウンドに乗っかった、アメリカンハードロックのお手本のような曲です。
ストレッチを効かせた早弾きで派手ながらもコンパクトにまとめたギターソロは必聴です。
Metal Health (Bang Your Head)Quiet Riot

1980年代を代表するハードロック~ヘビーメタル・バンドにして、伝説的なギタリスト、ランディ・ローズが在籍していたことでも知られているクワイエット・ライオット。
そんな彼らが一度目の解散から再始動し、1983年にリリースして大ヒットを記録したアルバム『メタル・ヘルス〜ランディ・ローズに捧ぐ〜』のオープニングを飾る楽曲です。
アルバムはヘビーメタル史上初の全米ビルボードチャート1位を獲得した、という記録を持つ作品としても有名ですね。
中心人物のケヴィン・ダブロウによる痛快なシャウトで始まり、シンプルながらもダイナミックなギター・サウンドはまさに80年代ハードロックのお手本のような1曲。
renegadeFortune

はっきり言ってボーカルが弱いです。
演奏が特にうまいわけでもありません。
しかし、それを補って余りあるギターとキーボードの旋律の美しさ。
哀愁があふれています。
メロディーセンスは抜群です。
何だか北欧の夕暮れをイメージさせるような、そんな切ない曲です。
Rainbow in the DarkDio

ヘビーメタル~ハードロックの歴史において最も重要なシンガーの1人、ロニー・ジェイムス・ディオさんによるバンド、ディオが1983年にリリースしたデビュー・アルバム『情念の炎~ホーリィ・ダイヴァー』に収録された楽曲です。
楽曲の構成自体は非常にシンプルな正統派ハードロック・ナンバーと言える曲ですが、ロニーさんの圧倒的に素晴らしいボーカルと流麗なギター・ソロによって、凡庸な楽曲とは一線を画す魅力を醸し出しています。
印象的なシンセのフレーズも、いかにも80年代といった感じの雰囲気が出ていて良いですね。