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【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編

パンク・ロックのアグレッシブな発展形として1970年代後半に生まれた、ハードコア・パンク。

ほとんどが1分や2分足らずの短くファストな曲の連打、ひたすら過激で激しい……といったイメージを持たれている方も多いかもしれません。

もちろんそういった面もハードコア・パンクの特徴であり魅力ではありますが、後にメタルやロックなどと融合してさまざまなサブジャンルが生まれたハードコア・パンクの奥深さは、一言で語れるようなものではありません。

本稿ではハードコア・パンクの草分け的なバンドを中心として、主に80年代に生まれた代表曲や名曲を選んでみました。

ジャンルの入門編としてもぜひご活用ください!

もくじ

【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編(41〜60)

American JesusBad Religion

メロディック・ハードコアの先駆者として知られるバッド・レリジョンが1993年9月に発表した本作は、アメリカ社会への鋭い批判を込めた楽曲です。

国家主義や消費主義への風刺が込められた歌詞は、リスナーの心に深く刺さります。

アルバム『Recipe for Hate』に収録されたこの曲は、エディ・ヴェダーさんやジョネット・ナポリターノさんがゲストボーカルとして参加し、バンドの音楽性をさらに広げました。

パンクロックファンはもちろん、社会問題に関心のある方にもおすすめの一曲です。

NoSubhumans

パンクロックの激しさと反抗精神を凝縮した1曲。

1983年にリリースされた本作は、わずか1分足らずの短さながら、その破壊力は圧巻です。

Subhumansの代表作として、今なおファンから支持される名曲となっています。

歌詞には宗教や警察、社会システムへの不信感が込められており、若者の怒りと反抗心を如実に表現しています。

1980年に結成されたSubhumansは、この曲を含む数々の作品でパンクシーンに大きな影響を与えました。

Queens of the Stone AgeやNOFXなど、後のバンドにもカバーされるほどの人気を誇ります。

反権威主義に共感する人や、社会への不満を抱える人におすすめの1曲です。

Stuck With MeGreen Day

Green Day – Stuck With Me [Official Music Video]
Stuck With MeGreen Day

アルバム「Insomniac」に収録されています。

今ではすっかり一流のバンドに成長したGreen Dayのメジャー第2弾アルバムからのシングル。

シンプルで荒々しいリフとメロディでグイグイと勢いのあるメロコアを聴かせてくれます。

Destory The HandicappedFang

攻撃的なタイトルとリリックで物議を醸した楽曲です。

1982年にリリースされたアルバム『Landshark』に収録され、Fangというバンドの代表作として知られています。

攻撃的なギターリフと過激なボーカルが特徴的で、ハードコアパンクの要素が強く感じられます。

社会的なタブーに挑戦するような歌詞内容は、賛否両論を呼び、パンクロックファンの間で話題となりました。

本作は後に多くのバンドにカバーされるなど、その影響力は計り知れません。

アンダーグラウンドなパンクロックシーンを体感したい方や、社会への反逆心を音楽で表現したいと考える人におすすめの一曲です。

Chambers of HorrorTales of Terror

圧倒的な緊張感と絶望感が伝わってくる作品です。

カリフォルニアのハードコアパンクバンド、Tales of Terrorが1984年にリリースしたセルフタイトルアルバムに収録されています。

閉じ込められた捕虜の視点から描かれた歌詞は、孤独と絶望を強烈に表現しています。

短い演奏時間の中に凝縮された激しいサウンドと、叫びのようなボーカルが印象的です。

本作は後のグランジムーブメントにも影響を与え、Green RiverやMudhoneyなどのバンドにトリビュートされるほどの評価を得ています。

孤独や絶望を感じている時、その感情を昇華させたい時におすすめの1曲です。

Nervous BreakdownCircle Jerks

神経をえぐるような激しさと攻撃性が、Circle Jerksの楽曲から溢れ出ています。

主人公の心の奥底から湧き上がる怒りや絶望、そして社会への不信感が、シャウトのようなボーカルと相まって、リスナーの心を鷲掴みにするのです。

1979年に結成された彼らは、『Group Sex』や『Wild in the Streets』といったアルバムで、西海岸ハードコア・シーンの顔として君臨。

映画『Repo Man』のサウンドトラックにも楽曲を提供し、その影響力は音楽シーンを超えて広がりました。

反骨精神を胸に秘めた若者たちの心に、強く響く一曲となっているはずです。