RAG MusicHR-HM
おすすめのハードロック・ヘビーメタル
search

【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編

パンク・ロックのアグレッシブな発展形として1970年代後半に生まれた、ハードコア・パンク。

ほとんどが1分や2分足らずの短くファストな曲の連打、ひたすら過激で激しい……といったイメージを持たれている方も多いかもしれません。

もちろんそういった面もハードコア・パンクの特徴であり魅力ではありますが、後にメタルやロックなどと融合してさまざまなサブジャンルが生まれたハードコア・パンクの奥深さは、一言で語れるようなものではありません。

本稿ではハードコア・パンクの草分け的なバンドを中心として、主に80年代に生まれた代表曲や名曲を選んでみました。

ジャンルの入門編としてもぜひご活用ください!

【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編(21〜30)

Make A ChangeYouth Of Today

アルバム「Break Down The Walls」に収録されています。

ニューヨーク出身です。

ユースクルーと呼ばれるストレートエッジ系バンドの代表格です。

ハイトーンで絶叫するボーカルと、それに呼応するかのような激しいサウンドが印象的で、聴いてるとアドレナリンが溢れ出そうな気分になります。

Big A Little ACrass

アナーキズムの思想を体現したCrassの楽曲は、ハードコア・パンクの枠を超えた独自の表現で知られています。

本作は、社会の権威に対する批判と個人の自由の重要性を訴える力強いメッセージを込めた1曲。

1980年にリリースされた7インチシングルの一曲目として収録され、Southern Studiosで録音されました。

アグレッシブなサウンドと挑発的な歌詞が、聴く人の心に深く刻まれることでしょう。

社会の矛盾に疑問を感じている人や、自分の生き方を見つめ直したい人におすすめの楽曲です。

【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編(31〜40)

I Don’t Need SocietyD.R.I.

アグレッシブでハイスピードな音楽性と、鋭い社会批判のメッセージが融合した一曲。

D.R.I.さんのデビューアルバム『Dirty Rotten LP』に収録された本作は、1983年のリリース以来、クロスオーバー・スラッシュの先駆けとして高い評価を得ています。

社会制度への反抗心を込めた歌詞と、激しいサウンドが見事に調和し、多くのリスナーの心を掴んでいます。

DIY精神を体現した自主制作による録音も、バンドの姿勢を如実に表しているといえるでしょう。

反体制的な思想に共感する人や、エネルギッシュな音楽を求める人にぴったりの1曲です。

Crudo SoyLos Crudos

ベストアルバム「Discography」に収録されています。

シカゴを拠点に活動していたバンドです。

特徴的なのが歌詞で、アメリカのバンドなのに、すべてスペイン語で歌っていました。

サウンドはバリバリのスラッシュで、この曲でも最初から最後まで疾走感が凄まじいです。

Time BombRancid

アルバム「…And Out Come the Wolves」に収録されています。

カリフォルニア出身の4人組です。

メンバーのTimはHellcat Recordのオーナーでもあります。

初期の頃はシンプルなハードコアだったのがLarsが加入以来、音楽的にも幅を見せ、すっかり大物感がでています。

この曲はスカっぽいリズムが特徴で、とても耳に馴染む曲です。

MurderExtreme Noise Terror

Extreme Noise Terror – Murder – (Live at Fulham Greyhound, London, UK, 1989)
MurderExtreme Noise Terror

圧倒的な迫力と激烈なサウンドが聴く者を揺さぶる、ハードコア・パンクの真髄とも言える1曲です。

1995年にリリースされたアルバム『Retro-Bution』に収録され、Extreme Noise Terrorの音楽性の進化を如実に感じさせます。

過去の楽曲を再録音したこのアルバムでは、よりメタル的な要素が加わり、ギターソロも取り入れられました。

本作では、動物の権利を訴える強烈なメッセージが込められており、社会への警鐘を鳴らしています。

壮絶なギターリフと爆裂ビートの中にも緻密さが感じられ、ハードコア・パンクの奥深さを体感できる1曲といえるでしょう。

激しい音楽を通じて社会問題を考えたい方にぜひ聴いていただきたい楽曲です。

Sold OutGang Green

1985年のTaang! Recordsからのデビューリリースとして、ハードコア・パンクシーンに衝撃を与えた作品です。

アグレッシブでエネルギッシュなサウンドは、当時のパンクの精神を見事に体現しています。

本作は、バンドが一度解散した後に新メンバーを迎えて再結成された際の意欲作で、その後のGang Greenの方向性を決定づけた重要な1曲といえるでしょう。

2000枚限定の黒いビニールでプレスされた初回版は、今でもコレクターの間で高い人気を誇っています。

パンクロックの真髄を体感したい方、80年代のハードコアシーンに興味がある方におすすめの1曲です。