【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編
パンク・ロックのアグレッシブな発展形として1970年代後半に生まれた、ハードコア・パンク。
ほとんどが1分や2分足らずの短くファストな曲の連打、ひたすら過激で激しい……といったイメージを持たれている方も多いかもしれません。
もちろんそういった面もハードコア・パンクの特徴であり魅力ではありますが、後にメタルやロックなどと融合してさまざまなサブジャンルが生まれたハードコア・パンクの奥深さは、一言で語れるようなものではありません。
本稿ではハードコア・パンクの草分け的なバンドを中心として、主に80年代に生まれた代表曲や名曲を選んでみました。
ジャンルの入門編としてもぜひご活用ください!
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【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編(51〜60)
I Will Be HeardHatebreed

アルバム「Perseverance」に収録されています。
コネチカット出身のバンドですが、音的にはかなりニューヨーク寄りの音を出すバンドです。
出だしのベースソロやシングアロングしやすそうなサビとか、本当にかっこいいです。
さすがZeussのプロデュースです。
I Have Faith In You7 Seconds

ハードコア・パンクの重鎮、7セカンズのライブアルバム『7 Seconds Live in Chile @Arena Recoleta』に収録されている本作。
ファストなサウンドとシンガロング必至のメロディックさを武器に、ポジティブな雰囲気で多くのパンクスを盛り上げるアンセムを生み出してきた彼ららしい1曲です。
友情や信念をテーマにした歌詞は、ストレートなメッセージでリスナーの心を捉えて離しません。
エネルギッシュなギターリフとドラムのビートも相まって、ハードコア・パンク特有の過激さだけでなく、中にある感情や信念が表現されているのが魅力。
2014年5月にリリースされた本作は、ハードコア・パンクを聴き始める方にもオススメの1曲です。
AddictionAgnostic Front

アルバム「Warriors」に収録されています。
弟でMadballのFreddyがプロデュースのこの作品は、前作同様に原点回帰ともいえるクロスオーバー的なハードコアが特徴です。
ヘビーなギターと後を追うドラムの疾走感、そこにハマるRogerの声は、半端なく気持ちいいです。
Old New YorkAgnostic Front

ニューヨークの街を象徴するハードコア・パンクの一曲をご紹介します。
Agnostic Frontのアルバム『The American Dream Died』に収録された本作は、2015年4月にリリースされました。
ニューヨークの変容を淡々と物語る歌詞は、街の魂が失われていく様子を切々と訴えかけます。
かつての街の姿を懐かしむ想いが込められており、聴く者の胸に迫ります。
ニューヨーク・ハードコア(NYHC)の重鎮として知られるAgnostic Frontならではの力強さが感じられる一曲です。
NYHCの真髄を知りたい方や、都市の変化に思いを巡らせたい方におすすめですね。
【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編(61〜70)
Nervous BreakdownCircle Jerks

神経をえぐるような激しさと攻撃性が、Circle Jerksの楽曲から溢れ出ています。
主人公の心の奥底から湧き上がる怒りや絶望、そして社会への不信感が、シャウトのようなボーカルと相まって、リスナーの心を鷲掴みにするのです。
1979年に結成された彼らは、『Group Sex』や『Wild in the Streets』といったアルバムで、西海岸ハードコア・シーンの顔として君臨。
映画『Repo Man』のサウンドトラックにも楽曲を提供し、その影響力は音楽シーンを超えて広がりました。
反骨精神を胸に秘めた若者たちの心に、強く響く一曲となっているはずです。
HatebombDischarge

怒りと抵抗の魂が爆発する2分14秒。
Dischargeの2016年アルバム『End Of Days』収録の本作は、ハードコア・パンクの本質を凝縮したような楽曲です。
システムへの拒絶、個人の尊厳、社会への不満を叫ぶ歌詞は、まさに「憎しみの爆弾」そのもの。
彼らの代名詞であるDビートと重厚なギターサウンドが、メッセージの強烈さを増幅させています。
Dischargeは1977年の結成以来、パンクの枠を超えてメタルシーンにも多大な影響を与え続けてきました。
本作は彼らの原点回帰と言える一曲で、ハードコア・パンクの真髄に触れたい方にぜひおすすめです。
Destory The HandicappedFang

攻撃的なタイトルとリリックで物議を醸した楽曲です。
1982年にリリースされたアルバム『Landshark』に収録され、Fangというバンドの代表作として知られています。
攻撃的なギターリフと過激なボーカルが特徴的で、ハードコアパンクの要素が強く感じられます。
社会的なタブーに挑戦するような歌詞内容は、賛否両論を呼び、パンクロックファンの間で話題となりました。
本作は後に多くのバンドにカバーされるなど、その影響力は計り知れません。
アンダーグラウンドなパンクロックシーンを体感したい方や、社会への反逆心を音楽で表現したいと考える人におすすめの一曲です。





