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【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編

パンク・ロックのアグレッシブな発展形として1970年代後半に生まれた、ハードコア・パンク。

ほとんどが1分や2分足らずの短くファストな曲の連打、ひたすら過激で激しい……といったイメージを持たれている方も多いかもしれません。

もちろんそういった面もハードコア・パンクの特徴であり魅力ではありますが、後にメタルやロックなどと融合してさまざまなサブジャンルが生まれたハードコア・パンクの奥深さは、一言で語れるようなものではありません。

本稿ではハードコア・パンクの草分け的なバンドを中心として、主に80年代に生まれた代表曲や名曲を選んでみました。

ジャンルの入門編としてもぜひご活用ください!

もくじ

【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編(21〜40)

No Reason WhyGorilla Biscuits

スキンヘッドやミリタリールックといったスタイルを持つニューヨークのハードコアシーンから1987年に誕生したバンド、Gorilla Biscuits。

本作は、1988年にリリースされた彼らのセルフタイトルEPに収録されており、激しいエネルギーとメロディックな要素を融合させた楽曲です。

歌詞では、社会的な不満や自己主張がテーマとなっており、周囲の期待や非難に対する反抗的な態度や、ドラッグ文化、暴力的な行動への嫌悪感が表現されています。

バンドは1991年に一度解散しましたが、その後も何度か再結成を果たし、2006年には重要なアルバム『Start Today』がリマスターされ再発売されました。

ハードコアファンはもちろん、社会問題に関心のある方にもおすすめの1曲です。

New DirectionGorilla Biscuits

Gorilla Biscuits, ‘New Direction’ – 5/28/2011
New DirectionGorilla Biscuits

ハードコア・パンクの歴史に新たな方向性を示した名曲がこちら。

疾走感あふれるギターと爆発的なエネルギーが耳を奮い立たせます。

歌詞は自己啓発とポジティビティに満ちており、否定的な影響から離れ、自分自身の道を見つけることの大切さを訴えかけています。

本作は1989年7月にリリースされ、アルバム『Start Today』に収録。

ニューヨークのハードコアシーンを象徴する楽曲として、今なお多くのファンを魅了し続けています。

ライブパフォーマンスでも圧倒的な支持を集める本作は、自分らしさを大切にしたい人や、新たな一歩を踏み出したい人にぴったり。

パンクロックが持つ力強さを体感できる一曲です。

Takin’ A RideThe Replacements

The Replacements – Takin’ A Ride (Official Music Video)
Takin' A RideThe Replacements

ポップなメロディーと爆発的なエネルギーが融合した、ハードコアパンクの代表曲です。

若者の反抗心と自由への渇望を描いた歌詞は、当時の社会への不満を如実に表現しています。

1981年にリリースされたThe Replacementsのデビューアルバム『Sorry Ma, Forgot to Take Out the Trash』に収録されており、バンドの初期の代表作として知られています。

本作は、パンクとロックの要素を巧みに融合させたスタイルで、その後のオルタナティブロックの先駆けとなりました。

自由を求める若者の心に響く楽曲として、今でも多くのファンに愛され続けています。

Sick boyG.B.H.

エネルギッシュで攻撃的なサウンドが特徴のG.B.H.によって生み出されたパンクロックの傑作です。

アルバム『City Baby Attacked by Rats』に収録され、UKアルバムチャート17位、UKインディーチャート2位という輝かしい成績を残しました。

本作では、病気の少年が自身の状況を受け入れつつも、社会からの疎外感や性的嗜好に対する偏見に苦しむ姿が描かれています。

激しいギターリフとドラムビート、そして荒々しいボーカルが、曲の世界観を見事に表現しています。

社会の規範に縛られず、自分らしく生きることの大切さを感じさせてくれる一曲となっています。

MurderExtreme Noise Terror

Extreme Noise Terror – Murder – (Live at Fulham Greyhound, London, UK, 1989)
MurderExtreme Noise Terror

圧倒的な迫力と激烈なサウンドが聴く者を揺さぶる、ハードコア・パンクの真髄とも言える1曲です。

1995年にリリースされたアルバム『Retro-Bution』に収録され、Extreme Noise Terrorの音楽性の進化を如実に感じさせます。

過去の楽曲を再録音したこのアルバムでは、よりメタル的な要素が加わり、ギターソロも取り入れられました。

本作では、動物の権利を訴える強烈なメッセージが込められており、社会への警鐘を鳴らしています。

壮絶なギターリフと爆裂ビートの中にも緻密さが感じられ、ハードコア・パンクの奥深さを体感できる1曲といえるでしょう。

激しい音楽を通じて社会問題を考えたい方にぜひ聴いていただきたい楽曲です。

Faster Than The WorldH₂O

アルバム「F.T.T.W.」収録のタイトルトラックです。

ニューヨークのバンドにしては珍しく、かなり西海岸のバンドに近い、メロコアっぽい音が特徴のバンドです。

この曲でも激しさの中にもメロディが垣間見る作りになっています。