【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編
パンク・ロックのアグレッシブな発展形として1970年代後半に生まれた、ハードコア・パンク。
ほとんどが1分や2分足らずの短くファストな曲の連打、ひたすら過激で激しい……といったイメージを持たれている方も多いかもしれません。
もちろんそういった面もハードコア・パンクの特徴であり魅力ではありますが、後にメタルやロックなどと融合してさまざまなサブジャンルが生まれたハードコア・パンクの奥深さは、一言で語れるようなものではありません。
本稿ではハードコア・パンクの草分け的なバンドを中心として、主に80年代に生まれた代表曲や名曲を選んでみました。
ジャンルの入門編としてもぜひご活用ください!
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【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編(41〜50)
No CompromiseVision

アルバム「Watching The Burn」ニュージャージー出身のバンドで、エモコアと言われるジャンルの音楽をやってます。
ひたすら感情に訴える熱いボーカルやサウンドが彼らの真骨頂で本当にいい曲が多いです。
なんで知名度が低いのかわからないくらいです。
【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編(51〜60)
Nobody’s DrivingAmebix

クラストパンクの先駆者として知られるAmebixが1987年にリリースした本作は、ハードコア・パンクの新境地を切り開いた曲として高く評価されています。
5分を超える尺の中で、激しいテンポと静寂が交錯する独特な展開が聴く者を魅了します。
歌詞には、人類の滅亡や社会への強烈な批判が込められており、終末論的な世界観が描かれています。
アルバム『Monolith』に収録された本作は、冷戦時代の不安を象徴する作品としても語り継がれています。
ハードコア・パンクの奥深さを知りたい方や、社会派の楽曲を好む方におすすめの1曲です。
Die Die My DarlingThe Misfits

ファッションなどさまざまな分野においてオマージュとして引用されている、印象的な骸骨のイラストは多くの方が一度は目にしたことがあるのでは?
「クリムゾンゴースト」と呼ばれる骸骨マークのシンボルでも有名なミスフィッツは、後にソロ・アーティストとして商業的にも成功を収めるボーカリスト、グレン・ダンジグさんを中心として1977年にアメリカはニュージャージー州にて結成されたバンドです。
ロックンロールやロカビリーといった要素も感じさせる激しくもキャッチーなパンク・サウンドを基調としながら、前髪をたらした「Devilock」と呼ばれるヘアスタイル、B級ホラー映画や実際に起きた事件などからインスパイアされた独自の世界観などは「ホラー・パンク」と呼ばれるジャンルの形成に一役買っただけではなく、ハードコアやメタル、日本のビジュアル系にいたるまで後続のバンドたちに大きな影響を与えているのですね。
彼らは1983年に一度解散してしまっているのですが、あのメタリカなどが彼らの楽曲を好んでカバー、再評価につながって再び再始動を遂げたという経緯も興味深いです。
こちらの『Die Die My Darling』は、バンド解散後の1984年にシングルとしてリリースされた楽曲で、メタリカのカバー・バージョンでも有名な文句なしのキラーチューン!
ハードコア・パンクに興味がある方はもちろん、メタル・ヘッズやメロコア好きにも聴いてほしい名曲ですよ。
Cheap WIneBlood For Blood

アルバム「Livin’ in Exile」に収録されています。
ボストン出身です。
やさぐれた、非常にヒリヒリした空気感を持つバンドで、この曲もアップテンポでノリの良い曲調なのに、どことなく荒っぽさを感じる曲です。
でもその男臭さが良いです。
Tomorrow Fades AwayBreakdown

アルバム「Battle Hymns An Angry Planet」に収録されています。
結成30年を数え、一度も解散していないまだまだ現役のすごいバンドです。
ニューヨークのバンドの中でもテンポが遅いのが持ち味です。
この曲でも出だしはスローですが、サビでの転調に驚かされます。
Pride(Times hAre Changing)Madball

アルバム「Demonstrating My Style」に収録されています。
今やNYHCの第一人者の感もあるMadballです。
この曲は初期のですが、それでも彼ららしさが出ている名曲です。
ちなみにボーカルのFreddyは初ライブが6歳、というエピソードの持ち主です。
Fall Back DownRancid

ポップでメランコリックなメロディが印象的な名曲!
2003年リリースのアルバム『Indestructible』に収録された本作は、ランシドの代表曲の1つといえるでしょう。
ティム・アームストロングさんのしゃがれた歌声が切なさを感じさせ、3つのギター・ソロと躍動感あふれるベース・ライン、ノスタルジックなキーボードの音色が絶妙なバランスを生み出しています。
USモダンロックトラックスで13位を記録した本作は、困難な時期を乗り越える力強さと友情の大切さを歌い上げており、人生に立ち向かう勇気が欲しい時にぴったりの1曲です。





