【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編
パンク・ロックのアグレッシブな発展形として1970年代後半に生まれた、ハードコア・パンク。
ほとんどが1分や2分足らずの短くファストな曲の連打、ひたすら過激で激しい……といったイメージを持たれている方も多いかもしれません。
もちろんそういった面もハードコア・パンクの特徴であり魅力ではありますが、後にメタルやロックなどと融合してさまざまなサブジャンルが生まれたハードコア・パンクの奥深さは、一言で語れるようなものではありません。
本稿ではハードコア・パンクの草分け的なバンドを中心として、主に80年代に生まれた代表曲や名曲を選んでみました。
ジャンルの入門編としてもぜひご活用ください!
【洋楽】ハードコアパンクの名曲・人気曲~入門編(41〜50)
Sound SystemOperation Ivy

ハードコアパンクとスカの融合を体現する楽曲として、本作は圧倒的な存在感を放っています。
音楽の力を通じて希望と自由を見出すというメッセージが、激しくも心地よいリズムと共に響き渡ります。
1989年5月にリリースされたアルバム『Energy』に収録された本作は、Operation Ivyの唯一のスタジオアルバムとなりました。
わずか2年間の活動期間でしたが、彼らの音楽は後のスカパンクシーンに多大な影響を与えました。
日々の苦境に立ち向かう勇気が欲しい時、この曲を聴けば元気をもらえるはずです。
No CompromiseVision

アルバム「Watching The Burn」ニュージャージー出身のバンドで、エモコアと言われるジャンルの音楽をやってます。
ひたすら感情に訴える熱いボーカルやサウンドが彼らの真骨頂で本当にいい曲が多いです。
なんで知名度が低いのかわからないくらいです。
Make A ChangeYouth Of Today

アルバム「Break Down The Walls」に収録されています。
ニューヨーク出身です。
ユースクルーと呼ばれるストレートエッジ系バンドの代表格です。
ハイトーンで絶叫するボーカルと、それに呼応するかのような激しいサウンドが印象的で、聴いてるとアドレナリンが溢れ出そうな気分になります。
Cheap WIneBlood For Blood

アルバム「Livin’ in Exile」に収録されています。
ボストン出身です。
やさぐれた、非常にヒリヒリした空気感を持つバンドで、この曲もアップテンポでノリの良い曲調なのに、どことなく荒っぽさを感じる曲です。
でもその男臭さが良いです。
Tomorrow Fades AwayBreakdown

アルバム「Battle Hymns An Angry Planet」に収録されています。
結成30年を数え、一度も解散していないまだまだ現役のすごいバンドです。
ニューヨークのバンドの中でもテンポが遅いのが持ち味です。
この曲でも出だしはスローですが、サビでの転調に驚かされます。
Stuck With MeGreen Day

アルバム「Insomniac」に収録されています。
今ではすっかり一流のバンドに成長したGreen Dayのメジャー第2弾アルバムからのシングル。
シンプルで荒々しいリフとメロディでグイグイと勢いのあるメロコアを聴かせてくれます。
Crudo SoyLos Crudos

ベストアルバム「Discography」に収録されています。
シカゴを拠点に活動していたバンドです。
特徴的なのが歌詞で、アメリカのバンドなのに、すべてスペイン語で歌っていました。
サウンドはバリバリのスラッシュで、この曲でも最初から最後まで疾走感が凄まじいです。