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【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ

壮大で美しく、時に厳しい大自然に囲まれた北海道という土地は、昭和の昔から現在も歌謡曲や演歌などを中心として度々曲の舞台として取り上げられています。

北海道出身のアーティストやバンドが自身の故郷を歌った曲を書くこともありますし、北の大地をテーマとした名曲は数えきれないほどに存在するのですね。

今回はジャンルや新旧を問わず、北海道にゆかりのある曲をピックアップして紹介します。

有名な曲から知る人ぞ知る曲まで、北海道の景色と重ね合わせながらぜひ聴いてみてくださいね!

【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜10)

襟裳岬森進一

演歌歌手の森進一さんの代表曲ともいえる『襟裳岬』。

作詞家として有名な岡本おさみさん、フォークシンガーの吉田拓郎さんを作詞作曲に迎え、1974年に29枚目のシングルとしてリリースされました。

北海道幌泉郡えりも町にある太平洋に面する岬の襟裳岬と、寒さ残る春に心に染みる温かさを重ねて描いた名曲です。

また、襟裳岬には島倉千代子の同名異曲の『襟裳岬』こちらの2つの歌碑が建立されていますので、観光の際には立ち寄ってみてください!

稚内Galileo Galilei

北海道稚内市を題材とした郷愁あふれるロックナンバーは、Galileo Galileiの音楽性の原点とも言える作品です。

穏やかなメロディに乗せて故郷への想いを歌い上げた本作は、2011年2月発売のアルバム『パレード』に収録されています。

アルバム『パレード』はオリコン初登場5位を記録し、彼らの音楽性が広く認知されるきっかけとなりました。

清涼感のある繊細なアレンジと、インディー・ロックやチルウェイヴの要素を取り入れた楽曲は、北の大地の空気感を見事に表現しています。

故郷を離れて暮らす人や、大切な場所への郷愁を感じている人の心に、深く響く一曲となっています。

北酒場細川たかし

北海道虻田郡真狩村出身の演歌歌手細川たかしさん。

上京前は札幌すすきののクラブを中心に歌手活動を行っており、雰囲気が歌手の森進一さんに似ていたことから「札幌の森進一」と呼ばれていたそう。

そんな細川たかしさんの『北酒場』は北海道ソングでは外せない1曲ですね!

1982年にリリースした寒い北の酒場での恋模様を描いた名曲です。

こちらの作品、第24回日本レコード大賞を初受賞しています。

ほっこりするキャッチーなメロディーにのせられてついつい口ずさんでしまいたくなりますね!

ぜひ北海道に旅行に行った際には夜のお供の1曲としてお楽しみください!

【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)

二人の北海道カントリー娘。

北海道の大地をイメージさせる牧歌的なカントリーサウンドと、郷愁をさそう温かなメロディが印象的な楽曲です。

雄大な北の自然や素朴な人々との触れ合いを情感豊かに表現し、北海道ならではの風景や季節の移ろいが見事に描かれています。

カントリー娘の個性が存分に活かされたアコースティックな楽器の響きと、メンバーの透明感のある歌声が心に染み入ります。

2000年7月に発売されたシングルで、北海道のイベントやテレビ番組で取り上げられ、地元のプロモーション活動でも使用された思い出深い1曲です。

故郷を離れて暮らす北海道出身の方や、北の大地への憧れを抱く全国の皆さんに、きっと心温まる時間を届けてくれることでしょう。

函館の女北島三郎

北海道の港町を舞台に、人々の心の機微や望郷の念を繊細に描き出した名作演歌です。

北島三郎さんの力強い歌声が、男の切なさや情熱を見事に表現しており、大地の広がりと港町の情景が目に浮かぶような壮大な楽曲に仕上がっています。

1965年11月に日本クラウンからリリースされたこの楽曲は、140万枚以上を売り上げるメガヒットとなりました。

アサヒビール「道産の生」や永谷園「さけ茶づけ」のCMソングとしても使用され、北島さんの代表曲として長年親しまれています。

本作は、北海道の雄大な自然や人々の暮らしに思いを馳せたい時に聴きたい一曲です。

旅情を誘う美しいメロディと、心に響く歌詞は、故郷を離れて暮らす人の心に深く染み入ることでしょう。

知床旅情森繫久彌

俳優、声優、コメディアン、そして元NHKアナウンサーとしても活躍した森繁久弥さんの作品『知床旅情』。

北海道の道東に位置し、世界遺産登録地域となっている知床に思いをはせて描いた1曲です。

自身が出演し、知床を舞台にした映画『地の涯に生きるもの』の撮影で知床半島の羅臼村に長期滞在した際に制作されました。

これとは別に知床の厳しい寒さを歌った『オホーツクの舟歌』という作品もあり、こちらが『知床旅情』の元歌となっています。

両作とも知床の歴史深さに触れることの出来る作品となっています。

本日のスープ大泉洋 with STARDUST REVUE

AIR-G’ラジオ局の人気番組から誕生し、北海道の日常を優しく描いた珠玉の一曲です。

大泉洋さんが歌詞を手がけ、スターダストレビューの根本要さんが作曲を担当。

北海道の冬の情景や日々の暮らしを温かみのあるメロディーで包み込んだ素敵な楽曲となっています。

2004年1月に北海道限定盤として発売され、同年3月に全国盤がリリースされた本作は、テレビ朝日系「ミュージックステーション」への出演も果たしました。

オリコンチャートでは最高10位を記録し、14週にわたり多くの人々の心を捉えました。

故郷を想う心が詰まったJ-POPサウンドは、北海道出身の方はもちろん、穏やかな気持ちで音楽を楽しみたい方にぴったり。

優しいアコースティックギターの音色と共に、心温まるひとときを過ごしてみませんか。