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【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ

壮大で美しく、時に厳しい大自然に囲まれた北海道という土地は、昭和の昔から現在も歌謡曲や演歌などを中心として度々曲の舞台として取り上げられています。

北海道出身のアーティストやバンドが自身の故郷を歌った曲を書くこともありますし、北の大地をテーマとした名曲は数えきれないほどに存在するのですね。

今回はジャンルや新旧を問わず、北海道にゆかりのある曲をピックアップして紹介します。

有名な曲から知る人ぞ知る曲まで、北海道の景色と重ね合わせながらぜひ聴いてみてくださいね!

【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)

稚内Galileo Galilei

北海道稚内市を題材とした郷愁あふれるロックナンバーは、Galileo Galileiの音楽性の原点とも言える作品です。

穏やかなメロディに乗せて故郷への想いを歌い上げた本作は、2011年2月発売のアルバム『パレード』に収録されています。

アルバム『パレード』はオリコン初登場5位を記録し、彼らの音楽性が広く認知されるきっかけとなりました。

清涼感のある繊細なアレンジと、インディー・ロックやチルウェイヴの要素を取り入れた楽曲は、北の大地の空気感を見事に表現しています。

故郷を離れて暮らす人や、大切な場所への郷愁を感じている人の心に、深く響く一曲となっています。

稚内ブルース原みつるとシャネル・ファイブ

原みつるとシャネル・ファイブ – 稚内ブルース
稚内ブルース原みつるとシャネル・ファイブ

北海道最北端の稚内を舞台に、壮大な自然と人々の暮らしを情感豊かに描き出した1971年7月発売の楽曲。

原みつるとシャネル・ファイブによる本作は、メロディアスなコーラスワークとバンドサウンドが絶妙に調和した心温まる作品です。

彼らのデビュー曲として、当時の音楽シーンで独自の存在感を示しました。

名盤『シャネル・ファイブ・イン・サッポロ』にも収録され、北の大地の風景を見事に音楽で表現しています。

風光明媚な稚内の情景と人々の営みを優しく包み込むような楽曲で、北海道の雄大な自然や人々の暮らしに思いを馳せたい方におすすめです。

また、ドライブミュージックとしても心地よく、北海道旅行の際の BGM にぴったりな一曲です。

遠い星下川みくに

北海道日高郡新ひだか町出身の下川みくにさんが2004年11月に収録したアルバム『キミノウタ』に込められた、故郷への想いが心に染みる一曲。

柔らかなアコースティックギターとピアノの音色に乗せて、静内川の流れやとうもろこし畑など、北の大地の風景を優しく描き出した美しいバラードです。

穏やかながらも力強い歌声で、過去の別れと再出発への決意を淡々と歌い上げる姿に心を揺さぶられます。

本作が収録されたアルバム『キミノウタ』は、彼女の音楽性の深さを感じさせる名盤として高い評価を得ています。

郷愁を感じる静かな夜に、心に深く刻まれた故郷への思いを振り返りながら聴いてほしい一曲です。

好きですサッポロ森雄二とサザンクロス

サザンクロス「好きですサッポロ」【ムード歌謡】(オフィシャルオーディオ)
好きですサッポロ森雄二とサザンクロス

札幌市の魅力と情緒が見事に詰め込まれた名曲。

風情豊かな四季の移ろいや、街の雰囲気が優美なメロディーと洗練された歌詞で表現されています。

森雄二とサザンクロスならではの哀愁漂うムード歌謡で、聴く人の心に深く響く一曲です。

1981年のシングルとして公開された作品で、さっぽろ雪まつりのテーマソングとしても起用されました。

北海道コンサドーレ札幌の応援歌としても親しまれ、地域に根付いた楽曲となっています。

穏やかな冬の日に聴きたい一曲で、札幌の街並みを懐かしむ方や、訪れたことのない方にもぜひおすすめしたい珠玉のナンバーです。

函館本線山川豊

北海道の石狩平野を舞台に、別れと旅情を情感豊かに描いた山川豊さんのデビュー曲は、演歌と歌謡曲の要素を融合させた心揺さぶるメロディが魅力的です。

静かに流れるように始まる導入部から、次第に盛り上がりを見せる展開には、北の大地の壮大さと切ない恋心が美しく表現されています。

1981年2月に発売された本作は、オリコン週間チャート41位を記録し、第23回日本レコード大賞新人賞の受賞へと導きました。

歌い継がれる名曲として、2003年には第54回NHK紅白歌合戦でも披露され、その感動を再び多くの人々と分かち合いました。

情景豊かな北海道の風景と失恋の物語が織りなす本作は、心に染み入る歌声と共に、カラオケで思い出を語り合いたい一曲としてお勧めです。

札幌えれじぃ竹島ひろし

札幌えれじぃ/竹島宏(札幌えれじぃ 2004年発売)
札幌えれじぃ竹島ひろし

北国の街・札幌を舞台に、切ない恋物語を情感豊かに描いた哀愁のムード歌謡が、竹島宏さんによって2004年10月に発売されたシングル曲です。

厳かな空気が漂う札幌の街並みと、過ぎ去った恋の面影を追い求める男性の心情を見事に重ね合わせた作品で、作詞の久仁京介さん、作曲の中川博之さんによる珠玉のメロディラインが胸を打ちます。

オリコン週間シングルチャートで最高44位を記録し、多くの演歌ファンの心を掴んだ本作は、竹島さんのキャリア初期を代表する楽曲として、現在も人気を誇っています。

冬の札幌を思わせる澄んだ空気感と、繊細な歌声で紡がれる切ない恋心が見事に調和した一曲は、雪の降る季節や大切な人を想う静かな夜に聴くのがおすすめです。

【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(21〜30)

ソーラン節(混声合唱とピアノのための四つの日本民謡「北へ」より)松下耕

合唱曲の作曲家として知られる松下耕さんが北海道の民謡を題材に紡いだ作品が、混声合唱とピアノのための四つの日本民謡『北へ』の第4曲として収められています。

原曲が持つニシン漁の掛け声と荒波に立ち向かう力強さを生かしながら、ジャズのテンションコードやロックのアップビートを融合させた現代的なサウンドに!

1997年11月に音楽之友社から楽譜が出版されています。

合唱の演奏会やコンクールでも取り上げられておる本作。

海の男たちの息づかいを合唱で表現したこの作品は、一致団結した演奏を披露したいシーンにピッタリですね。