【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
壮大で美しく、時に厳しい大自然に囲まれた北海道という土地は、昭和の昔から現在も歌謡曲や演歌などを中心として度々曲の舞台として取り上げられています。
北海道出身のアーティストやバンドが自身の故郷を歌った曲を書くこともありますし、北の大地をテーマとした名曲は数えきれないほどに存在するのですね。
今回はジャンルや新旧を問わず、北海道にゆかりのある曲をピックアップして紹介します。
有名な曲から知る人ぞ知る曲まで、北海道の景色と重ね合わせながらぜひ聴いてみてくださいね!
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【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)
函館の女北島三郎

北海道の港町を舞台に、人々の心の機微や望郷の念を繊細に描き出した名作演歌です。
北島三郎さんの力強い歌声が、男の切なさや情熱を見事に表現しており、大地の広がりと港町の情景が目に浮かぶような壮大な楽曲に仕上がっています。
1965年11月に日本クラウンからリリースされたこの楽曲は、140万枚以上を売り上げるメガヒットとなりました。
アサヒビール「道産の生」や永谷園「さけ茶づけ」のCMソングとしても使用され、北島さんの代表曲として長年親しまれています。
本作は、北海道の雄大な自然や人々の暮らしに思いを馳せたい時に聴きたい一曲です。
旅情を誘う美しいメロディと、心に響く歌詞は、故郷を離れて暮らす人の心に深く染み入ることでしょう。
遠い星下川みくに

北海道日高郡新ひだか町出身の下川みくにさんが2004年11月に収録したアルバム『キミノウタ』に込められた、故郷への想いが心に染みる一曲。
柔らかなアコースティックギターとピアノの音色に乗せて、静内川の流れやとうもろこし畑など、北の大地の風景を優しく描き出した美しいバラードです。
穏やかながらも力強い歌声で、過去の別れと再出発への決意を淡々と歌い上げる姿に心を揺さぶられます。
本作が収録されたアルバム『キミノウタ』は、彼女の音楽性の深さを感じさせる名盤として高い評価を得ています。
郷愁を感じる静かな夜に、心に深く刻まれた故郷への思いを振り返りながら聴いてほしい一曲です。
稚内Galileo Galilei

北海道稚内市を題材とした郷愁あふれるロックナンバーは、Galileo Galileiの音楽性の原点とも言える作品です。
穏やかなメロディに乗せて故郷への想いを歌い上げた本作は、2011年2月発売のアルバム『パレード』に収録されています。
アルバム『パレード』はオリコン初登場5位を記録し、彼らの音楽性が広く認知されるきっかけとなりました。
清涼感のある繊細なアレンジと、インディー・ロックやチルウェイヴの要素を取り入れた楽曲は、北の大地の空気感を見事に表現しています。
故郷を離れて暮らす人や、大切な場所への郷愁を感じている人の心に、深く響く一曲となっています。
函館本線山川豊

北海道の石狩平野を舞台に、別れと旅情を情感豊かに描いた山川豊さんのデビュー曲は、演歌と歌謡曲の要素を融合させた心揺さぶるメロディが魅力的です。
静かに流れるように始まる導入部から、次第に盛り上がりを見せる展開には、北の大地の壮大さと切ない恋心が美しく表現されています。
1981年2月に発売された本作は、オリコン週間チャート41位を記録し、第23回日本レコード大賞新人賞の受賞へと導きました。
歌い継がれる名曲として、2003年には第54回NHK紅白歌合戦でも披露され、その感動を再び多くの人々と分かち合いました。
情景豊かな北海道の風景と失恋の物語が織りなす本作は、心に染み入る歌声と共に、カラオケで思い出を語り合いたい一曲としてお勧めです。
石狩挽歌北原ミレイ

演歌歌手の北原ミレイさんが歌う『石狩挽歌』は1975年に発売された8枚目のシングルです。
有名な作詞家なかにし礼さんを迎え制作された本作は、なかにしさん自身の体験をもとに、北海道中西部の石狩湾にて行われるニシン漁を舞台として書かれています。
大もうけを夢見てニシン漁を行う男性に寄り添う女性の繊細な気持ちの部分になかにしさんの当時の気持ちが反映されています。
切なさや、やるせなさを歌ったこの曲は、今では多くの演歌歌手によって歌い継がれています。
札幌えれじぃ竹島ひろし

北国の街・札幌を舞台に、切ない恋物語を情感豊かに描いた哀愁のムード歌謡が、竹島宏さんによって2004年10月に発売されたシングル曲です。
厳かな空気が漂う札幌の街並みと、過ぎ去った恋の面影を追い求める男性の心情を見事に重ね合わせた作品で、作詞の久仁京介さん、作曲の中川博之さんによる珠玉のメロディラインが胸を打ちます。
オリコン週間シングルチャートで最高44位を記録し、多くの演歌ファンの心を掴んだ本作は、竹島さんのキャリア初期を代表する楽曲として、現在も人気を誇っています。
冬の札幌を思わせる澄んだ空気感と、繊細な歌声で紡がれる切ない恋心が見事に調和した一曲は、雪の降る季節や大切な人を想う静かな夜に聴くのがおすすめです。
【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(21〜30)
麦の唄中島みゆき

こちらは北海道札幌市出身の女性シンガー中島みゆきさんが歌う『麦の唄』です。
44作品目のシングルとして2014年にリリースされた本作は、ウイスキーの名所としてもしられる北海道の余市町が後半編の舞台となったドラマ『マッサン』の主題歌となりました。
ウイスキー作りにまつわる夫婦の物語を描いたドラマの世界観とマッチした、心温まる作品となっています。
聴いていると一面に実った麦畑の景色が頭の中に広がってきますね。