忌野清志郎の名曲・人気曲
2009年にこの世を去った日本を代表するロックミュージシャン、忌野清志郎の楽曲をご紹介します。
忌野清志郎さんといえば、ソロの他にもRCサクセションやTHE TIMERSなどのバンドで活躍し、生涯現役を貫いたアーティストです。
ロックのお手本のような社会風刺的な楽曲や行動で度々問題となり世間を騒がせてきたことも印象的ですが、一方のそのような姿が非常にかっこよく、多くのファンを魅了しました。
彼のあの独特な歌声は唯一無二で、最大の魅力ですね。
いまなお人気の衰えることない忌野清志郎のプレイリストをお聴きください。
忌野清志郎の名曲・人気曲(21〜30)
お弁当箱忌野清志郎

日常の器をモチーフに、相手の痛みや過去をまるごと引き受けるような大きな優しさが胸を打つナンバー。
忌野清志郎さんが率いたバンド、忌野清志郎&2・3’Sのアルバム『Music From POWER HOUSE』に収録された味わい深い1曲です。
1993年10月に発売されたこのアルバムは、ロンドンでじっくりと制作されました。
骨太なバンドサウンドと人懐っこいポップなメロディが溶け合い、聴くたびに心が温かくなる方も多いのではないでしょうか。
共作者の山川のりをさんがライブで歌い継ぐなど、ミュージシャン仲間からも愛され続けている本作。
誰かの優しさに触れてほっとしたいときや、大切な人を想う静かな夜に聴いてみてほしい名曲です。
はたらく人々忌野清志郎

反復するリズムとユーモラスな掛け声、独特のグルーヴ感で労働の哀愁を陽気に描く清志郎さんの隠れた名曲です!
こちらの楽曲は、1985年7月にDANGER名義の12インチ『DANGER II』に収録された作品。
当時フジテレビで放送されたライブエイドの日本版に出演した際に披露されたことでも知られていますね。
働く日々の繰り返しを皮肉たっぷりに歌い上げるスタイルは、ホーンが鳴り響くジャズとロックが融合したようなサウンドと相まって中毒性が抜群です。
社会風刺をポップに昇華した本作は、毎日の仕事に追われるみなさんにこそ聴いてほしい一曲ですよ。
難しいことは考えずに、体を揺らして口ずさめば不思議と元気が出るはずです。
ママもうやめて忌野清志郎

胸を締め付けられるような切実なメッセージと、シンプルかつ力強いロックサウンドが融合した、清志郎さんの鋭い社会への眼差しを感じる一曲ですね。
2005年に発売されたアルバム『GOD』に収録された本作は、子供の視点から家庭内の悲痛な叫びを描いた衝撃作。
清志郎さんと三宅伸治さんの共作であり、清志郎さん自身がドラムを叩いていることでも知られる、魂のこもった隠れた名曲です。
シングル曲ではありませんが、現代社会の暗部に踏み込んだ歌詞は聴く人の心を強く揺さぶり、考えさせられることでしょう。
言葉数は少なくメロディも平易なため音程は取りやすいですが、重いテーマだけに感情を込めつつも、ロックのビートを感じながら言葉をはっきりと伝えるように歌ってみてくださいね。
世間知らず忌野清志郎

グルーヴィーなリズムと温かみのあるサウンド、清志郎さんならではの少しシニカルで内省的な歌詞が心に響く名曲ですね!
こちらの『世間知らず』は、1992年に発売された名盤『Memphis』からの先行シングル。
本場メンフィスで伝説的なバンド、Booker T. & the MG’sと共演して制作されたことでも知られています。
もともとは70年代の曲をリメイクしたもので、カップリング曲は『ビートたけしのTVタックル』のテーマ曲でしたから、当時耳にした方も多いはず。
社会になじめない自分を歌う歌詞は、ふと立ち止まりたい時にぴったり。
音域は広くなくテンポもゆったりで歌いやすいですが、独特の語りかけるようなニュアンスを大切にして歌ってみてくださいね。
愛と平和忌野清志郎

日本のロック界を牽引し続け、キング・オブ・ロックと称される忌野清志郎さんの楽曲。
平和への願いという壮大なテーマを扱いながらも、説教臭さを一切感じさせない軽快なリズムと言葉遊びが秀逸ですよね。
忌野清志郎さんの温かみのある歌声が、理屈よりも先に心へ直接響いてくるのが印象的。
2005年3月に発売されたアルバム『GOD』に収録されている本作は、盟友である三宅伸治さんと共にプライベートスタジオ「ロックン・ロール研究所」で約1年以上をかけて制作されました。
当たり前すぎて忘れてしまいがちな大切なことを、ふと思い出したい時に聴いてみてはいかがでしょうか。
シンプルだからこそ強く胸を打つ、珠玉のロックナンバーです。
日本の人HIS

ロックや演歌といったジャンルの壁を越え、奇跡的な融合を果たした名曲です!
こちらの楽曲は、細野晴臣さん、忌野清志郎さん、坂本冬美さんによるユニット、HISが1991年11月に発売したシングル曲。
細野さんのアルバム『コインシデンタル・ミュージック』収録曲をもとに清志郎さんが作詞した本作は、都会で生きる人々の孤独や家路を急ぐ温かさが描かれ、聴く人の心に深く染み渡りますね。
TBS系『筑紫哲也 NEWS23』などのエンディングテーマとして使用されたことでも知られています。
坂本さんの伸びやかな歌声と清志郎さんの言葉選びが絶妙にマッチしており、夕暮れ時やひとりで静かに過ごしたい夜に、そっと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
CHILDREN’S FACE忌野清志郎

ロンドンで録音された乾いたビートと、イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズ周辺のミュージシャンによる演奏が光る、忌野清志郎さんのソロキャリア初期を象徴する一曲ですね!
1987年2月に発売されたアルバム『RAZOR SHARP』の後半に収録されている本作は、ファンキーなリズムに乗せて、社会における「信頼」や「約束」の軽さを鋭く描いています。
無邪気さの象徴である言葉を逆手に取り、無責任な態度を皮肉る歌詞は、聴くほどに胸に刺さるのではないでしょうか。
しかし、ただの批判で終わらず、その怒りすらもグルーヴへと昇華させてしまうのが清志郎さんの凄さですよね。
人間関係や仕事の摩擦に疲れ、割り切れない思いを抱えている時にこそ、本作を聴いて体を揺らしてみてはいかがでしょうか。


