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【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲

ボーカルの入っていない音楽、いわゆる「インストゥルメンタル」、日本においては「インスト」という略語でも知られているジャンルには、映画のサウンドトラックからクラシック音楽、15秒の短いCM音楽に至るまで、さまざまな楽曲が含まれます。

本記事では、誰もが知っている有名なサントラ曲から、熱いギターインスト、いやしのラウンジ・ミュージックまで、オススメのインストゥルメンタルの名曲を幅広くセレクトしました。

「歌詞がない曲も、意外にいいかも!」と、新たな感覚への気づきにつながれば幸いです。

【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲(181〜190)

Holy Diver (Dio Cover)Paul Gilbert

Paul Gilbert — “Holy Diver” | Live at Sweetwater
Holy Diver (Dio Cover)Paul Gilbert

ミスター・ビッグやレーサーXといったバンドにおいてスーパーギタリストとして活躍、ソロアーティストとしても精力的に作品をリリースし続けているポール・ギルバートさん。

大の親日家でもあり、日本において絶大な人気を誇るギタリストでもあります。

そんなポールさんが2023年に発表したソロアルバム『The Dio Album』は、タイトル通り伝説的なシンガーのロニー・ジェイムス・ディオさんが残した楽曲のカバーアルバムなのですが、ポールさんはゲストボーカルを迎えるのではなく、自分のギターでリフやソロのみならずメロディまでも再現するという荒業を披露して話題を集めました。

こちらで取り上げている『Holy Diver』はヘビーメタルバンドDIOとしてリリースした大名曲のカバーで、ロニーさんの素晴らしい歌声を見事にギターで再現していますよ。

EL CHOCLOJuan D’Arienzo

Juan D’Arienzo – 1937 – El Choclo
EL CHOCLOJuan D'Arienzo

「ラ・クンパルシータ」と並び、「エル・チョクロ」も、タンゴを代表する名曲です。

1903年にアンヘル・ビジョルドが作曲したと言われるほどに古い曲であり、ブエノスアイレスの高級レストランで演奏されてから、現在まで演奏され続ける人気曲になりました。

真赤な太陽(Sippin’ ‘n’ Chippin’)T-Bones

真赤な太陽/T・ボーンズ (The T Bones – Sippin”n Chippin’)
真赤な太陽(Sippin' 'n' Chippin')T-Bones

1966年発表。

全米ではTOP40圏外でしたが、日本ではラジオ番組のテーマとして使われたことでヒットしました。

そのため最近でも時折ラジオでオンエアされ、今でも根強い人気である証拠でしょう。

典型的ギターインスト曲ですが、メロディがキャッチーなのと、アレンジがシンプルなのが却ってウケたのかも知れません。

イントロのドラムソロが流れると、やはり心が浮き立つものです。

最後は女性のコーラスが入り、オルガンで締めまなど、聴かせ方も上手です。

land of make believeChuck Mangione

Chuck Mangione ft Esther Satterfield – Land of Make Believe (A&M Records 1973)
land of make believeChuck Mangione

フリューゲルホルンの音色をふんだんに引き出したチャックマンジョーネの名曲。

軽やかなテンポ感は彼の他の曲と違い、フュージョンらしさを感じます。

この曲の認知度は非常に高く、いろいろなコンサートで他のアーティストがカバーしたりしています。

フックト・オン・クラシックルイス・クラーク指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団は、1946年にロンドンで創設された英国を代表するオーケストラであり、ロック・ポップスのアーチストとの共演やカバーでも知られます。

クラシックの名曲をロック調にアレンジしメドレーとしたこの曲は、1981年に全米10位に入る大ヒットとなりました。

この年は夏にスターズオン45がビートルズのメドレーでナンバー1を獲得するなど「メドレー・ブーム」が起こっており、その追い風にも乗った形です。

アルバム全体では100曲を超えるクラシックの名曲が軽快なビートに乗ってメドレー形式でレコーディングされています。

クラシックに馴染みのないファンにとっては聴きやすく受け入れらましたが、一方でクラシックファンからはあまり評判がよくしくなかった、という噂もありました。

おわりに

インストゥルメンタルの曲は、歌詞がないからこそ、楽器の音色や電子音の響きなどから、どこまでも自由にイマジネーションを広げられるものです。

同じ楽曲でも、聴く人によって思い浮かべるイメージが異なるところも興味深いですよね。

これを機に、奥深いインスト曲の世界にひたってみてはいかがでしょうか?