【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介
ピアノを習い始めたお子さまがピアノへの興味を失うきっかけの一つ、それは「ピアノって難しい……」と感じてしまうこと。
譜読みが難しくなかなか練習が進まなかったり、指が思うように動かず一向に先生から合格をもらえなかったりすると、興味津々で始めたはずのピアノに対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。
そこで本記事では、子供でも弾きやすい簡単なクラシック作品をご紹介します。
難易度の体感や進み具合は必ず個人差がありますが、お子さまが「ピアノって楽しい!」と感じられるよう、その子に合った曲をピックアップしてみてくださいね。
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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(151〜160)
子供のためのアルバム 作品68-14「小さな練習曲」Robert Schumann

「ひそやかに、そしてきわめて均等に演奏するように」と楽譜に示されている、『子供のためのアルバム』の第14曲『小さな練習曲』。
練習曲のように音が規則正しく並べられていますが、和音の進行にシューマンらしいやわらかさを感じられる、機械的な指練習のための曲とは一線を画す作品となっています。
明るく穏やかな和声の流れをきれいに演奏するためには、音の粒をそろえることが欠かせません。
楽譜を読んでいく段階から、ゆったりとしたテンポで正しい手のフォームを意識して練習していくのがオススメです!
こどものアルバム 第1集 少年時代の画集 第1曲 小さな歌Aram Khachaturian

1分程度の短い曲ながら、ゆったりとしたテンポで紡がれるどこかノスタルジックでもの悲しいメロディが実に美しい『小さな歌』。
20世紀のソ連を代表する作曲家の1人、アラム・ハチャトゥリアンの作品で、初級レベルの子どもたちの発表会曲としてもオススメの楽曲です。
調号、臨時記号ともに多めのため、楽譜を見て「難しそう……」と感じてしまうお子さまもいらっしゃるかもしれません。
しかし、左手は和音中心、右手は単旋律でそれほど複雑ではないため、意外に取り組みやすいんです!
伴奏とメロディの役割をしっかり意識して、美しく歌い上げることを目標に練習してみてくださいね。
結婚行進曲Richard Wagner

結婚式の入場曲としてあまりにも有名な、リヒャルト・ワーグナーの名曲『結婚行進曲』。
フェリックス・メンデルスゾーンの『結婚行進曲』と並んで、根強い人気をほこる作品です。
どちらも、お子さまでも弾ける簡単なアレンジの楽譜が出版されていますが、ワーグナーの楽曲の方がテンポ自体がゆったりとしているため、より取り組みやすいといえるでしょう。
穏やかなで幸せな雰囲気を表せるよう、やさしい音色で丁寧に弾いてみてくださいね。
メヌエット ヘ長調 K2Wolfgang Amadeus Mozart

ベートーヴェンの作品のなかでも、屈指のかわいさを持つ曲『メヌエット ヘ長調 K2』。
貴族に好まれた作品で、優美な3拍子が特徴です。
そんな本作は幼児や小学生でも演奏できる難易度の作品として知られています。
ポイントは似たフレーズが多い点。
具体的にはAとA’が存在するのですが、最後はこの2つのパートをミックスしたA”が登場します。
それぞれを弾き分けるための表現力が身につけられるので、ぜひチャレンジしてみてください!
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618Wolfgang Amadeus Mozart

ゆったりと流れる旋律が美しいヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618』は、合唱と通奏低音のために書かれた作品です。
一つひとつの音を味わうようにゆっくりと進行していくため、お子さまやピアノ初心者の方でも弾きやすい作品といえるでしょう。
静かで厳かな雰囲気をピアノで表現するためには、ペダル使いが重要!
ペダルに足が届かない場合は補助ペダルを使い、なめらかに演奏できるよう踏みかえのタイミングをよく練習しましょう。
子供のアルバム-24のやさしい小品 Op.39 第8曲「ワルツ」Peter Ilyich Tchaikovsky

小学生や幼児がピアノ発表会で取り扱うことが多い作品『子供のアルバム-24のやさしい小品 Op.39 第8曲「ワルツ」』。
チャイコフスキーが38歳のときに作ったと言われている作品で、ワルツに慣れるにはピッタリです。
スタッカートを上手に表現するのが難しいかもしれませんが、スタッカートが頻出するワルツは非常に珍しいので、ぜひ挑戦してみてください。
【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(161〜170)
子供のためのアルバム 作品39-20「ババヤガ(魔女)」Pyotr Tchaikovsky

なにか悪いことが起こりそうな、不穏な空気が漂う『子供のためのアルバム 作品39』の第20曲『ババヤガ(魔女)』。
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが甥にささげたピアノ小品集の中の1曲です。
ババガヤとは、ロシアに古くから伝わる民話に出てくる、人間の肉を食らう恐ろしい魔女の名前。
まさに、曲の雰囲気とピッタリですよね。
スピード感と力強い曲調を気に入るお子さまも多く、発表会曲としても人気の高い作品です。
かっこいい衣装を身にまとい、歯切れよく演奏しましょう!






