【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介
ピアノを習い始めたお子さまがピアノへの興味を失うきっかけの一つ、それは「ピアノって難しい……」と感じてしまうこと。
譜読みが難しくなかなか練習が進まなかったり、指が思うように動かず一向に先生から合格をもらえなかったりすると、興味津々で始めたはずのピアノに対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。
そこで本記事では、子供でも弾きやすい簡単なクラシック作品をご紹介します。
難易度の体感や進み具合は必ず個人差がありますが、お子さまが「ピアノって楽しい!」と感じられるよう、その子に合った曲をピックアップしてみてくださいね。
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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(141〜150)
ラデツキー行進曲Johann Strauss I

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ニューイヤーコンサート」で演奏される曲としても知られる、ヨハン・シュトラウス1世作曲の『ラデツキー行進曲』。
この曲を聴くと新たな1年の始まりを実感する、という方も少なくないはず。
観衆が手をたたきながら演奏を聴いている光景もおなじみですよね。
この曲の特徴は、やはり手拍子でリズムを刻みたくなるような軽快さ!
ご紹介している楽譜は、オーケストラの音のなかでも特に重要な音のみで構成されていますので、テンポを一定に保ちながら軽やかかつ力強い音で演奏できるといいですね。
バースデイ・マーチLouis Köhler

多くの子供向けピアノ楽譜に収録されている、初めての発表会にピッタリのかわいらしい作品!
ルイス・ケーラーの『バースデイ・マーチ』は、シンプルで覚えやすい曲ですが、和音のスタッカートやメロディのなめらかなレガートなど、ピアノを学ぶうえで重要な要素が詰まっています。
また、元気な部分とそっと弾く部分など、強弱の変化をたっぷりつけられるのもこの曲の魅力の一つ!
お誕生日のサプライズなどを想像しながら、表情豊かに演奏しましょう。
クラコヴィアクLudomir Różycki

ショパンコンクールの課題曲にも選定されているこちらの『クラコヴィアク』。
クラコヴィアクとはポーランド南部に位置するクラクフという地方の民族舞踊のことです。
本作はシンコペーションや弱拍のアクセントを主体とする2拍子が特徴で、子供でも挑戦できる楽曲として有名です。
リズムに慣れるため、反復練習などを心がけてみてくださいね。
歓喜の歌Ludwig van Beethoven

年末になると多くの演奏会で取り上げられる、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名曲『交響曲第9番 ニ短調 Op.125』。
『歓喜の歌』は、この作品の第4楽章で歌われる第一主題を指します。
オーケストラと合唱の演奏では、この上ない喜びを感じさせる華やかさや力強さが魅力的ですが、ピアノで演奏するとメロディラインがより際立ち、流れるような美しさも味わえます。
まずは、「ミミファソソファミレ」と順次進行になっている部分から練習し、メロディが弾けるようになったらベース音を入れて両手奏にもチャレンジしてみましょう!
春Samuel Maykapar

発表会曲やコンクールの課題曲として取り上げられることの多い、ウクライナ出身の作曲家兼ピアニスト、サムイル・マイカパルの『春』。
穏やかな春の訪れを感じさせる、ゆったりとした曲調の作品です。
中間部は少し活発な印象になるため、短い中でも変化をつけやすい作品といえるでしょう。
宮廷音楽のような上品さを損なわないようなめらかにレガートで演奏し、伴奏の音量を極力抑えながら、やさしい音色で演奏できるといいですね。