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【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介

ピアノを習い始めたお子さまがピアノへの興味を失うきっかけの一つ、それは「ピアノって難しい……」と感じてしまうこと。

譜読みが難しくなかなか練習が進まなかったり、指が思うように動かず一向に先生から合格をもらえなかったりすると、興味津々で始めたはずのピアノに対してマイナスな感情を抱いてしまいがちです。

そこで本記事では、子供でも弾きやすい簡単なクラシック作品をご紹介します。

難易度の体感や進み具合は必ず個人差がありますが、お子さまが「ピアノって楽しい!」と感じられるよう、その子に合った曲をピックアップしてみてくださいね。

もくじ

【ピアノ曲】子供でも弾きやすい!簡単なクラシック作品を一挙紹介(141〜160)

結婚行進曲Richard Wagner

【結婚行進曲 /ワーグナー ピアノ】オペラ『ローエングリン』より
結婚行進曲Richard Wagner

結婚式の入場曲としてあまりにも有名な、リヒャルト・ワーグナーの名曲『結婚行進曲』。

フェリックス・メンデルスゾーンの『結婚行進曲』と並んで、根強い人気をほこる作品です。

どちらも、お子さまでも弾ける簡単なアレンジの楽譜が出版されていますが、ワーグナーの楽曲の方がテンポ自体がゆったりとしているため、より取り組みやすいといえるでしょう。

穏やかなで幸せな雰囲気を表せるよう、やさしい音色で丁寧に弾いてみてくださいね。

モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス ピアニスト 近藤由貴/Mozart: Ave Verum Corpus Piano, Yuki Kondo
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618Wolfgang Amadeus Mozart

ゆったりと流れる旋律が美しいヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618』は、合唱と通奏低音のために書かれた作品です。

一つひとつの音を味わうようにゆっくりと進行していくため、お子さまやピアノ初心者の方でも弾きやすい作品といえるでしょう。

静かで厳かな雰囲気をピアノで表現するためには、ペダル使いが重要!

ペダルに足が届かない場合は補助ペダルを使い、なめらかに演奏できるよう踏みかえのタイミングをよく練習しましょう。

子供のアルバム-24のやさしい小品 Op.39 第8曲「ワルツ」Peter Ilyich Tchaikovsky

B級ロマン チャイコフスキー:ワルツ Op.39-8(2023ピティナコンペ課題曲) pf.濵田 眞子 Hamada, Mako
子供のアルバム-24のやさしい小品 Op.39 第8曲「ワルツ」Peter Ilyich Tchaikovsky

小学生や幼児がピアノ発表会で取り扱うことが多い作品『子供のアルバム-24のやさしい小品 Op.39 第8曲「ワルツ」』。

チャイコフスキーが38歳のときに作ったと言われている作品で、ワルツに慣れるにはピッタリです。

スタッカートを上手に表現するのが難しいかもしれませんが、スタッカートが頻出するワルツは非常に珍しいので、ぜひ挑戦してみてください。

ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven

月光第1楽章 ピアノソナタ/ベートーヴェン/Beethoven/Moonlight Sonata(1st Movement)/Classic Piano/クラシック/CANACANA
ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven

圧倒的な重厚感が印象的な作品『ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」第一楽章』。

言わずとしれた偉大な作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名曲です。

ピアノを知らない方にとっては、悲壮感と重厚感にあふれたこの作品が初心者向けの楽曲と聞いておどろくかもしれません。

この楽曲は素早い指の動きを求められる部分がなく、リズムも取りやすいため、初心者でも挑戦できる作品です。

シンプルな音符ですが、表現力が身につけば、一気に雰囲気が出てくるので、長い時間をかけて練習してみるのも良いでしょう。

おわりに

今回は、お子さまでも簡単に弾けるクラシック作品をご紹介しました!

音数が少なく、メロディやリズムを習得しやすい楽曲をセレクトしましたが、それぞれの作品に個性があり、ピアノを勉強するうえで必要な学びも多く含まれています。

これからどんどん有名な曲や難しい曲にチャレンジしていきたいというお子さまにもピッタリの作品たちですので、ぜひ練習してみてくださいね!