【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ
1960年代のサイケデリックロックやブルースロックから影響を受け、よりラウドでアグレッシブなギターを主体として70年代以降に定着したハードロック。
ヘビーメタルとの差異は明確な基準があるわけではないのですが、2020年代の今も、いわゆるヘビーメタルとはまた違った「ハードロック」を鳴らすバンドはベテランはもちろん若手にも存在しているのですね。
今回の記事では、ハードロックの大御所はもちろん、ビンテージなハードロックからの影響を感じさせる若手まで、広い意味でのハードロックを鳴らすバンドの最新の人気曲やオススメの曲をご紹介。
2020年代のハードロックの「今」を知る上でもオススメです!
【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(71〜80)
Searching for TomorrowCoheed&Cambria

プログレッシブ・ロックバンドのコヒード・アンド・カンブリアさんが2024年11月に発表した新曲は、多くのファンの心に響く内容となっています。
クラウディオ・サンチェスさんによるシネマティックなサウンドと印象的なボーカルが織りなす本作には、人生やキャリアに対する深い内省が込められていますね。
常に新しいものを求め続けることの危うさを歌った歌詞は、現代社会を生きる私たちへの警鐘のようです。
2025年3月発売予定のアルバム『Vaxis – Act III: The Father of Make Believe』に収録される予定で、限定版ボックスセットには物語のキャラクターのヘルメットなど豪華特典も。
自己探求の旅に出たい人におすすめの一曲です。
UnpopularSkillet

力強いリフと熱いメッセージが心を震わせる一曲です。
現代社会への鋭い批判と個人の自由を追求する姿勢が印象的ですね。
20年間のメジャーレコード契約を終え、完全独立制作でリリースされたアルバム『Revolution』の先行シングル。
2024年8月にリリースされた本作は、社会の分断や物質主義に対抗する「革命」を呼びかける内容となっています。
クリスチャンメタルバンドとして安定した人気を誇るSkilletさんらしい、揺るぎないハードロックサウンドに感涙必至。
世間の評価に左右されず、自分の信念を貫きたいあなたにぴったりの一曲です。
Invincible ShieldJudas Priest

ジューダス・プリーストが放つ19作目のスタジオアルバム『Invincible Shield』は、バンドの長い歴史の中でも特にパーソナルで政治的なテーマを扱った意欲作です。
ロブ・ハルフォードさんの日々の断酒や個人的な戦いに焦点を当てた歌詞は、バンドとしての経験や感情を色濃く反映。
一方で「Devil in Disguise」では、珍しく政治的なメッセージも発信しています。
アルバム全体のテーマは、バンド、ファン、そしてヘビーメタル文化そのものが持つ不屈の精神。
ジューダス・プリーストの音楽性の幅を広げつつ、彼らの持つ「不屈の盾」のような存在を強く印象づける作品となっています。
往年のヘビーメタルやハードロックファンのみならず、現代の若いロック好きにもぜひ聴いてほしい会心の名曲ですよ!
【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(81〜90)
One Foot In The GraveKittie

13年の沈黙を破り、カナダの女性メタルバンドKITTIEが放つ渾身の一曲。
復活を遂げた彼女たちの決意と情熱が、重厚なギターリフと力強いボーカルに乗せて迫ってきます。
過去の試練を乗り越え、新たな一歩を踏み出そうとする姿勢が歌詞にも表れており、聴く者の心に深く刻まれることでしょう。
2024年6月21日にリリースされるアルバム『Fire』からの先行シングルとして、バンドの再生を高らかに宣言しています。
ヘビーメタルファンはもちろん、力強い音楽で自分を奮い立たせたい人にもおすすめの一曲です。
Pet Feat. The Never EversKit Vale

シンガーソングライターであるジェン・シンプソンさんのソロプロジェクト、キット・ヴェイル。
オルタナティブロックの空気感がたまらない『Pet Feat. The Never Evers』は、同プロジェクトの人気曲の一つです。
この曲の雰囲気はちょっとダークで怪しい感じで、その中で繰り広げられるシャウトの連発が聴いていてとても気持ちがいいんです。
ぜひ、嫌なことがあった時にこの曲を聴いてストレス解消してみてくださいね!
Casual ViolenceSpider Rockets

アメリカのロック・バンド、スパイダーロケッツの『Casual Violence』はデジタルな打ち込みサウンドがクセになる一曲です。
この曲は、女性ボーカルのヘレナ・コスさんの気だるい声質がグランジの音楽などに通じるような、退廃的な雰囲気を感じさせてくれます。
また、ストレートなフレーズがカッコいいギターソロもこの曲の聴きどころなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ちょっとダークなロックを聴きたい方にイチオシの曲ですよ!
T.O.T.C.Temple Balls

メンバー全員が10代前半の頃にフィンランドで結成され、大御所バンドのオープニングアクトなどを務めながら着実に力をつけてきたテンプル・ボールズの楽曲。
3rdアルバム『Pyromide』に収録されている楽曲で、スウィープやタッピングを駆使したテクニカルなギタープレイによる幕開けは、80年代ハードロックで育った世代にはたまらないものがありますよね。
パワフルなコーラスワークと重厚なロックサウンドは、往年のロックファンのみならず若い世代にも響くのではないでしょうか。
北欧のバンド特有の哀愁も美しい、メロディックハードロックの秀作です。