【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ
1960年代のサイケデリックロックやブルースロックから影響を受け、よりラウドでアグレッシブなギターを主体として70年代以降に定着したハードロック。
ヘビーメタルとの差異は明確な基準があるわけではないのですが、2020年代の今も、いわゆるヘビーメタルとはまた違った「ハードロック」を鳴らすバンドはベテランはもちろん若手にも存在しているのですね。
今回の記事では、ハードロックの大御所はもちろん、ビンテージなハードロックからの影響を感じさせる若手まで、広い意味でのハードロックを鳴らすバンドの最新の人気曲やオススメの曲をご紹介。
2020年代のハードロックの「今」を知る上でもオススメです!
- 【2025】洋楽メタル好き必見!最新の人気曲、注目曲まとめ
- 【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介
- ハードロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
- 現代のロックシーンに繋がるオルタナティブロックのおすすめ洋楽バンド
- 洋楽ロック人気ランキング【2025】
- 【洋楽】最高にロックでかっこいいギターリフまとめ【2025】
- 【2025】おすすめのオルタナティブメタルバンドまとめ
- 【2025】日本のハードロックバンド。海外でも人気のバンドまとめ
- 【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】
- 【2025】ギターソロがかっこいい洋楽の名曲まとめ
- 【2025】邦楽ハードロックの名曲。聴いておきたい人気曲まとめ
- 40代に人気のバンド曲ランキング【2025】
- 20代に人気のバンド曲ランキング【2025】
【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(21〜30)
InsomniaRichie Kotzen

不眠症をテーマにしたこの楽曲は、リッチー・コッツェンさんの音楽的探求心が遺憾なく発揮された一曲。
夢の中で浮かんだメロディをもとに、一晩中スタジオに籠もって完成させたという経緯も、楽曲の雰囲気とぴったりマッチしています。
ハードロックを基調としながらも、70年代のソウルやファンクの影響を感じさせるグルーヴィーなサウンドが印象的。
特筆すべきは、ギタリストとして名高いコッツェンさんが、本作ではベースを前面に押し出していること。
複数のベーストラックを重ねることで、曲に深みと独特の緊張感を与えています。
アルバム『Nomad』の先行シングルとして2024年9月にリリースされた本作は、コッツェンさんの多彩な音楽性を象徴する楽曲となっています。
夜型の方や、心に響く情感豊かなハードロックを求めている人にぜひ聴いてほしい一曲です。
Weirdo (feat. Lee Jennings)The Rasmus

2003年の名盤『Dead Letters』で世界的な成功を収めたフィンランドのロックバンド、ザ・ラスマス。
30年近いキャリアを誇る彼らが2025年9月にリリースした11枚目のアルバム『Weirdo』から、そのタイトルを冠した一曲です。
この楽曲は社会の規範に馴染めない「変わり者」を力強く肯定する、まさにアウトサイダーのための応援歌。
フロントマン自身の経験が基になった、自分らしくあることの誇りを歌うリリックも非常に興味深いですね。
ダークな雰囲気とポップなフックが融合した音世界が印象的で、The Funeral PortraitのLee Jenningsさんとの共演が楽曲のメッセージをさらに深くしています。
疎外感を抱いたことがある方にはたまらない作品なので、ぜひチェックしてみてください。
Harder To BreatheShiraz Lane

フィンランド期待の若手ハードロックバンド、Shiraz Lane。
アルバムのリリースがないときから来日公演も果たしており、2016年の初アルバムは話題となりましたね。
抜群のルックスで今後の動きも気になる期待のバンドです。
Keep That Mother DownD-A-D

2024年6月、デンマークのロックシーンに衝撃を与えた新曲が登場しました。
D-A-Dが放った新たなアンセムは、40年に及ぶキャリアを持つバンドとは思えないほどのエネルギーに満ち溢れています。
ヤコブ・ビンザーさんのギターリフは力強く、ラウスト・ソンネさんのドラミングは正確無比。
イェスパー・ビンザーさんのボーカルは、困難を乗り越える勇気を与えてくれます。
本作は、アルバム『Speed Of Darkness』の先行シングルとして公開され、同時にリリックビデオも公開されました。
ハードロックファンはもちろん、人生に立ち向かう勇気が必要な人にもおすすめです。
D-A-Dの音楽は、あなたの心に火をつけ、前に進む力を与えてくれるでしょう。
Destination HannoverSWEET

グラムロックの黄金期を彩ったSweetが、グリッターをちりばめた衣装を脱ぎ捨て、ヘヴィなサウンドで観客を魅了します。
2024年に発表されたアルバム『Full Circle』からの本作は、ドイツの各都市を駆け抜けるツアーの熱気を伝える力強い楽曲。
ハードロックの歴史に育まれた彼らのサウンドは、80年代から90年代初頭のクラシックロックの香りを漂わせつつも、現代的なエッジを効かせています。
ツアーのフィナーレを飾るハノーファーへの道のりを描いた歌詞からは、ロックンロールの自由な魂が伝わってきますよね。
本作を聴けば、あなたも心の中でロックの旅に出かけたくなること間違いなし!
Kill Me FastThree Days Grace

創設メンバーのアダム・ゴンティアさんが復帰し、ツインボーカル体制へと進化を遂げたカナダのロックバンド、スリー・デイズ・グレイス。
その新たな幕開けとなるパワフルなナンバーです。
本作は「バンドエイドを一気に引き剥がす」という言葉が象徴するように、終わりかけの関係の中で沈黙が真実よりも痛い瞬間に、いっそ早く終わらせてほしいと願う痛切な叫びをテーマに制作された楽曲なのだとか。
アダムさんとマットさん、二人のボーカルの激しい掛け合いが、その切迫した感情をダイナミックに描き出しています。
2025年7月に公開された本作は、アルバム『Alienation』からの先行シングルです。
どうしようもない閉塞感にもがき、何かを断ち切りたいと願う人の心に深く突き刺さるはずです。
Broken and BlindBlack Label Society

ザック・ワイルドさん率いるヘヴィメタルバンド、ブラック・レーベル・ソサエティ。
1998年の結成以来、サザンロックとヘヴィメタルを融合させた独自のサウンドで世界中のメタルファンを魅了してきました。
そんな彼らが2025年10月にリリースした新曲は、ストーナー・ロックとグルーヴ・メタルが交差する重厚な仕上がり。
カウベルのイントロから始まる本作は、ブルージーなギターリフと力強いボーカルが印象的で、ワイルドさんらしいピンチ・ハーモニクスを控えめにした新たなアプローチが光ります。
歌詞では「失われたものへの渇望」がユーモアを交えて表現されており、感情の欠落や怒りといった人間の脆さが描かれています。
アルバム『Doom Crew Inc.』以来の力作となる2026年初頭リリース予定の新作への期待を高める一曲です。
重く深いグルーヴに浸りたいときにぜひ。





