【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ
1960年代のサイケデリックロックやブルースロックから影響を受け、よりラウドでアグレッシブなギターを主体として70年代以降に定着したハードロック。
ヘビーメタルとの差異は明確な基準があるわけではないのですが、2020年代の今も、いわゆるヘビーメタルとはまた違った「ハードロック」を鳴らすバンドはベテランはもちろん若手にも存在しているのですね。
今回の記事では、ハードロックの大御所はもちろん、ビンテージなハードロックからの影響を感じさせる若手まで、広い意味でのハードロックを鳴らすバンドの最新の人気曲やオススメの曲をご紹介。
2020年代のハードロックの「今」を知る上でもオススメです!
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【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(41〜50)
My ChampionAlter Bridge

Alter Bridgeは、2004年にフロリダで結成されたロック・バンドです。
この爽やかなトラックは、世界各国でヒットした5枚目のアルバム「The Last Hero」から2017年にシングル・リリースされました。
アメリカのチャートでNo.18を記録していますね。
Gods of Rock N Roll (ft. Steve Stevens)Billy Morrison, Ozzy Osbourne

壮大なオーケストラと合唱団が織りなす圧倒的なサウンドスケープに、イギリス出身のロック界の重鎮ビリー・モリソンさんとオジー・オズボーンさんがタッグを組んだ渾身の一曲。
61人編成のブダペスト・スコアリング・オーケストラとジョン・バローズ高校の合唱団が参加し、ロックンロールへの賛歌として力強く響き渡ります。
2025年2月にリリースされた本作は、アルバム『The Morrison Project』のデラックス版に収録。
10年前に南米ツアー中のホテルで書き上げられた楽曲が、遂に理想の形で結実しました。
シンデレラのフレッド・クーリーによるオーケストラアレンジと、スティーヴ・スティーヴンスさんの鋭いギターワークが見事に調和し、ロック音楽の持つ普遍的な力を体現しています。
壮大なスケールと深い情感を持つ本作は、ロックファンなら必聴の一曲です。
Coming HomeSons Of Apollo

2017年、元Mr.Big、Dream Theaterなどの人気バンドでの確固たるキャリアを持つ、超凄腕のメンバーが集まって結成されたバンドがサンズ・オブ・アポロです。
そのサウンドは王道のハードロックでありながら、所どころにテクニカルな演奏が盛り込まれた強烈なもの。
楽器経験者もそうでない人も、聴くだけで熱くなること、まちがいなしですね。
Solar FireSmith/Kotzen

アイアン・メイデンで活躍するエイドリアン・スミスさんと、ザ・ワイナリー・ドッグスのメンバーとして知られているリッチー・コッツェンさんによるプロジェクト・スミス/コッツェンの楽曲。
1stアルバム『SMITH/KOTZEN』に収録されている楽曲で、共通のルーツである古き良きロックサウンドをベースに作られたことが分かるモダンなハードロックナンバーです。
エモーショナルなボーカルとキャッチーなギターリフは、あまりハードロックに触れてこなかったリスナーにも伝わるかっこよさが感じられるのではないでしょうか。
海を越えた共演が生み出す化学反応に胸が踊る、新たなハードロックのスタンダードになるであろうナンバーです。
Voices In My HeadFalling In Reverse

2020年にリリースされた『Popular Monster』で注目を集めたハードロックバンド、フォーリング・イン・リヴァース。
彼らが2022年にリリースした『Voices In My Head』は、打ち込みとバンドサウンドのミックスが心地よい一曲です。
この曲は、浮遊感のあるシンセサイザーとヘビーなギターが混ざり合っているのも面白いポイントなんですよ。
また、このようにポップなシンセサイザーをフィーチャーしたジャンルは「ニューコア」と呼ばれることもあります。
この曲の雰囲気が気に入ったら、ぜひニューコアというジャンルも調べてみてくださいね!
Stay With YouThe Hellacopters

ガレージロックの魂を受け継ぐThe Hellacoptersが、2年ぶりの新作を届けてくれました。
マイナーキーで展開される本作は、重荷や苦悩といった内面的な葛藤を象徴的に描き出しています。
ニッケ・アンダーソンさんのボーカルが、エネルギッシュなギターサウンドと絡み合い、聴く者の心に強く訴えかけてきますね。
2024年5月23日にリリースされた本作は、7インチレコードでも発売されており、B面にはザ・キュアーの『Fire in Cairo』のカバーが収録されています。
ビンテージなロックサウンドに魅了される方や、人生の苦悩を音楽で昇華したい方にぜひ聴いてほしい1曲です。
Darkness Always WinsHalestorm

厳しい現実に直面し、心が折れそうになった時、あなたはどうしますか?
グラミー賞受賞歴を持つアメリカのロックバンド、ヘイルストームによる本作は、そんな問いを投げかける力強い楽曲です。
歴史は繰り返され、時には悪が勝つという冷徹な現実を認めながらも、それは決して諦めの歌ではありません。
私たちが戦士となってモンスターに立ち向かい、希望の灯を掲げ続ける限り未来は終わらないというメッセージが込められています。
2025年4月にリリースされて同年6月に壮大なMVが公開された本作は、静かなピアノからドラマティックなサウンドへと展開します。
絶望の中にこそ灯すべき光があるのだと、より強く思えるはずです。





