【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ
1960年代のサイケデリックロックやブルースロックから影響を受け、よりラウドでアグレッシブなギターを主体として70年代以降に定着したハードロック。
ヘビーメタルとの差異は明確な基準があるわけではないのですが、2020年代の今も、いわゆるヘビーメタルとはまた違った「ハードロック」を鳴らすバンドはベテランはもちろん若手にも存在しているのですね。
今回の記事では、ハードロックの大御所はもちろん、ビンテージなハードロックからの影響を感じさせる若手まで、広い意味でのハードロックを鳴らすバンドの最新の人気曲やオススメの曲をご紹介。
2020年代のハードロックの「今」を知る上でもオススメです!
【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(31〜40)
ApologiesThree Days Grace

愛される価値のない自分への共感を呼ぶ、胸を打つバラードです。
カナダのロックバンド、スリー・デイズ・グレイスが2025年5月に発売予定のアルバム『Alienation』に収録される本作は、約11年ぶりにバンドに復帰したアダム・ゴンティエさんと、現ボーカルのマット・ウォルストさんによるツインボーカル体制初の楽曲となりました。
重厚なギターリフと緊張感に満ちたハーモニーが響くなか、愛する人からの想いを拒絶してしまう孤独な心情を綴った歌詞が胸に刺さります。
絶望の中でもどこか希望を感じさせるエモーショナルなメロディは、孤独と闘う誰もの心を癒すはずです。
2000年代初頭のハードロックを思わせるエネルギッシュなサウンドから、スリー・デイズ・グレイスの真骨頂を感じられる一曲です。
Highway TuneGreta Van Fleet

2017年にデビューしたとは思えない往年のハードロックサウンドで話題になったアメリカのバンド、グレタ・ヴァン・フリート。
この「ハイウェイ・チューン」リリース時の平均年齢は19歳というのですから驚きですね。
バンドメンバー4人のうち3人は兄弟ということもあって、息の合ったバンドサウンドが魅力的です。
PeacefieldGHOST

スウェーデンの異端的なロックバンドGhostが2025年4月に公開したアルバム『Skeletá』の幕開けを飾る本作は、バンドの新たなステージキャラクターであるPapa V Perpetuaが歌うメロディアスな楽曲で、子供のコーラスから始まる壮大な演出が印象的です。
ハードロックやポップメタルなど、複数のジャンルを巧みに織り交ぜた味わい深いサウンドが魅力的ですね。
そしてなんと本作を収録したアルバム『Skeletá』は、米ビルボード200で1位を獲得しており、スウェーデン出身のアーティストとしてはAce of Base以来の快挙を達成!
本作は希望に満ちたメッセージと劇場的な音楽性が調和した、素晴らしい楽曲となっていますよ。
Gods of Rock N Roll (ft. Steve Stevens)Billy Morrison, Ozzy Osbourne

壮大なオーケストラと合唱団が織りなす圧倒的なサウンドスケープに、イギリス出身のロック界の重鎮ビリー・モリソンさんとオジー・オズボーンさんがタッグを組んだ渾身の一曲。
61人編成のブダペスト・スコアリング・オーケストラとジョン・バローズ高校の合唱団が参加し、ロックンロールへの賛歌として力強く響き渡ります。
2025年2月にリリースされた本作は、アルバム『The Morrison Project』のデラックス版に収録。
10年前に南米ツアー中のホテルで書き上げられた楽曲が、遂に理想の形で結実しました。
シンデレラのフレッド・クーリーによるオーケストラアレンジと、スティーヴ・スティーヴンスさんの鋭いギターワークが見事に調和し、ロック音楽の持つ普遍的な力を体現しています。
壮大なスケールと深い情感を持つ本作は、ロックファンなら必聴の一曲です。
NAVIGATE (feat. CITY AND COLOUR)Headstones

カナダのハードロックシーンを代表するバンド、ヘッドストーンズがシンガーソングライターのシティ・アンド・カラーさんとのコラボレーション作品を2025年4月に発表しました。
パンクロックのエネルギッシュなサウンドと、温かみのあるハーモニーが絶妙なバランスで融合した魅力的な一曲。
アナログ盤も限定300枚でリリースされ、B面にはケニー・ロジャースの名曲『The Gambler』のカバーも収録。
夏のフェスティバルシーズンに向けて、オンタリオ州内で精力的なライブ活動も予定されており、本作は6月7日の「Guitars & Gasoline Festival」を皮切りに、全4公演で披露される予定です。
パワフルなロックサウンドと、繊細なメロディの融合を楽しみたい方にお薦めの一曲ですよ。
【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(41〜50)
SHINEFear, and Loathing in Las Vegas

2017年にリリースされたシングルでSxunは「ライブでみんなと歌いたい」ということをテーマにし、Soの声を生かしながらも男女を問わず歌いやすいキーを相談しながら作ったそうです。
男女を問わず歌いやすい楽曲ですね。
San QuentinNickelback

カナダの人気ロックバンド、ニッケルバックの『San Quentin』はヘビーなギターと味のあるボーカルメロディーが特徴的な曲です。
特にイントロの「ダダッダダ」というギターの刻みは最高にかっこいいんですよ。
ボーカルのチャド・クルーガーさんの声は適度に枯れていて、この曲の雰囲気にもとても合っています。
さらに、この曲はギターソロがとてもエモーショナルでしびれるので、ぜひそこにも注目して聴いてみてくださいね!