【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ
1960年代のサイケデリックロックやブルースロックから影響を受け、よりラウドでアグレッシブなギターを主体として70年代以降に定着したハードロック。
ヘビーメタルとの差異は明確な基準があるわけではないのですが、2020年代の今も、いわゆるヘビーメタルとはまた違った「ハードロック」を鳴らすバンドはベテランはもちろん若手にも存在しているのですね。
今回の記事では、ハードロックの大御所はもちろん、ビンテージなハードロックからの影響を感じさせる若手まで、広い意味でのハードロックを鳴らすバンドの最新の人気曲やオススメの曲をご紹介。
2020年代のハードロックの「今」を知る上でもオススメです!
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【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(1〜10)
For I Am DeathNEW!The Pretty Reckless

元女優のテイラー・モムセンさんがフロントを務めることで知られるロックバンド、ザ・プリティー・レックレス。
ハードなサウンドで絶大な人気をほこり、女性が率いるバンドとして初の7曲にわたる全米ロックチャート1位という快挙も成し遂げていますよね。
そんな彼らが、大ヒット作となったアルバム『Death by Rock and Roll』から約4年を経てドロップしたのが、この楽曲です。
地を這うような重厚なギターリフから始まる本作は、死そのものが語りかけてくるかのようなダークで壮大な世界観が広がります。
しかし、その根底には「ロックンロールは不滅だ」というバンドの強い信念が脈打っており、テイラーさんの魂のこもった歌声が圧倒的なエネルギーを放っていますよ。
骨太なロックサウンドに身を委ねたい時におすすめの一曲です。
Kill Me FastThree Days Grace

創設メンバーのアダム・ゴンティアさんが復帰し、ツインボーカル体制へと進化を遂げたカナダのロックバンド、スリー・デイズ・グレイス。
その新たな幕開けとなるパワフルなナンバーです。
本作は「バンドエイドを一気に引き剥がす」という言葉が象徴するように、終わりかけの関係の中で沈黙が真実よりも痛い瞬間に、いっそ早く終わらせてほしいと願う痛切な叫びをテーマに制作された楽曲なのだとか。
アダムさんとマットさん、二人のボーカルの激しい掛け合いが、その切迫した感情をダイナミックに描き出しています。
2025年7月に公開された本作は、アルバム『Alienation』からの先行シングルです。
どうしようもない閉塞感にもがき、何かを断ち切りたいと願う人の心に深く突き刺さるはずです。
Like A Woman CanNEW!Halestorm

グラミー賞受賞歴も誇るアメリカの実力派ロックバンド、ヘイルストームが届ける、ブルースの熱気を帯びたアンセムです。
ボーカルのリジー・ヘイルさんが自身のセクシュアリティや自己発見をテーマにしたと語る本作は、聴く人の心を深く揺さぶるのではないでしょうか?
柔らかな歌声から一転して魂を絞り出すようなシャウトに変わる瞬間は、まさに鳥肌ものですよね。
この曲が収録されているのは2025年8月リリースのアルバム『Everest』で、制作背景には彼女の困難の克服というパーソナルな物語もあります。
ありのままの自分を愛し、肯定する力強いメッセージは、何かに迷った時や自分に自信を持ちたい時に、きっとあなたの背中を優しく押してくれるはずです。
【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(11〜20)
Let Me InScarlet Rebels

激しさと旋律性を巧みに融合させたサウンドが魅力的!
ウェールズが誇るメロディック・ロック・バンド、Scarlet Rebelsによる渾身の新曲です。
信頼と心の開放を求める切実な想いを力強いロック・サウンドに乗せて歌い上げる本作は、長年ライブで演奏されてきた楽曲のスタジオ録音バージョン。
2024年8月にリリースされたアルバム『Where the Colours Meet』に収録され、プロデューサーにコリン・リチャードソンとクリス・クランシーを迎え、見事に再構築されました。
ヘッドバンギングしたくなるようなアグレッシブなビートと、エモーショナルなメロディが心に響くロック・ナンバーを求めている方に、ぜひおすすめしたい1曲です。
ObsidianCrobot

重厚なリフと泥臭いグルーヴ、力強いヴォーカルを前面に押し出したダークでアグレッシブなサウンドが印象的!
ドゥーム、ストーナー、グランジなど、幅広いジャンルの要素を取り入れたユニークな音楽性で知られるCrobotが、2024年9月にリリースしたアルバム『Obsidian』の表題曲です。
黒曜石のごとく固く揺るがない強さを象徴する歌詞は、自己の内なる闇と向き合い、そこから立ち上がる勇気を与えてくれます。
ヘヴィなサウンドと深みのある歌詞の融合が見事な本作は、ハードロックファンはもちろん、内省的な音楽を好む方にもオススメです。
Way To Spend The NightThe Night Flight Orchestra

2024年12月に公開されたThe Night Flight Orchestraの新曲は、80年代のシンセポップとハードロックが融合した魅力的な一曲。
バンドの特徴であるAORやクラシックロックからインスパイアされた多面的なサウンドスケープが展開され、エネルギッシュでキャッチーなメロディが印象的です。
2025年1月リリース予定のアルバム『Give Us The Moon』の先行シングルとして発表された本作は、ストックホルムの秋の夜を舞台に撮影されたミュージックビデオと共に、バンドメンバー間の強い絆と音楽的な連帯感を表現しています。
70年代から80年代のクラシックなロックのエッセンスを現代に蘇らせる彼らの音楽は、ノスタルジックな雰囲気を好む方や、エモーショナルでシネマティックな楽曲を求めるリスナーにおすすめです。
HometownGlorious Bankrobbers

カントリーロックのエッセンスを取り入れつつ、クラシックなロックンロールの魂を感じさせる楽曲です。
スライドギターの音色が郷愁を誘う本作は、2024年9月にリリースされたアルバム『Rock’n’Roll Church』の中でも特に注目のトラックとなっています。
Glorious Bankrobbersは1983年にストックホルムで結成され、解散と再結成を繰り返しながらも、独自のスタイルを貫いてきました。
本作は、故郷への思いや地元への愛着をテーマにしているようで、温かみのある歌声とメロディが心に染み入ります。
ゆったりとした週末のドライブや、懐かしい友人との再会の場面にぴったりな一曲。
クラシックロックファンはもちろん、カントリーミュージックを愛する人にもオススメですよ。