【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ
1960年代のサイケデリックロックやブルースロックから影響を受け、よりラウドでアグレッシブなギターを主体として70年代以降に定着したハードロック。
ヘビーメタルとの差異は明確な基準があるわけではないのですが、2020年代の今も、いわゆるヘビーメタルとはまた違った「ハードロック」を鳴らすバンドはベテランはもちろん若手にも存在しているのですね。
今回の記事では、ハードロックの大御所はもちろん、ビンテージなハードロックからの影響を感じさせる若手まで、広い意味でのハードロックを鳴らすバンドの最新の人気曲やオススメの曲をご紹介。
2020年代のハードロックの「今」を知る上でもオススメです!
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【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(51〜60)
Fire to FightDynazty

闘争、再生、そして自己への向き合いをテーマに、壮大なメロディと力強いリフが響き渡るスウェーデンのメロディックメタルバンドDynaztyの2025年2月発表作品です。
壮大なシンフォニックサウンドと研ぎ澄まされたテクニカルな演奏、そしてニルス・モリーンさんの情熱的な歌唱が見事に調和し、内なる炎と向き合う勇気を呼び覚ます珠玉のナンバーに仕上がっています。
アルバム『Game of Faces』の目玉として制作された本作は、イタリアのメタルバンドNanowar of Steelをサポートに迎えたツアーでも披露予定。
メロディアスなハードロックやパワーメタルを愛する方なら、その圧倒的な表現力と普遍的なメッセージに心を揺さぶられることでしょう。
BRAINDEAD (feat. Toby Morse)Papa Roach

無気力な日々に「手遅れになる前に目を覚ませ!」と強烈な喝を食らわす、パパ・ローチの楽曲です。
名盤『Infest』のリリースから25年を経ても衰えを知らない彼らが、本作ではパンクバンドH₂Oのトビー・モースさんをフィーチャー。
20年以上の友情から生まれたというコラボは、ハードコアの衝動性とラップメタルのグルーヴがぶつかり合う、まさに最強タッグです。
思考停止しがちな私たちに「人生は一度きりだ」という純粋な情熱を思い出させてくれるようではありませんか?
現状を打破したい、とにかくエネルギーを注入したいと感じるなら、この曲が内なる炎に火をつけてくれるはずです。
What Are We Fighting ForW.E.T

スウェーデンのメロディアスハードロック界を代表するスーパーグループW.E.T.がアルバム『Apex』から放つフォーク的な要素を取り入れた珠玉のナンバーです。
2人のリードシンガーによる迫力のある歌唱は、対立や闘争への疑問を投げかける深いメッセージを力強く伝えてくれます。
2025年3月のアルバム収録曲でありながら、通常のハードロックとは異なりスローなテンポに乗せたモダンなサウンドは新境地といえるでしょう。
2009年のデビューから着実にキャリアを重ねてきた彼らの音楽的成熟を十分に感じさせる作品で、タリスマンのドラマー、ジェイミー・ボーガーさんの参加により一層深みのある仕上がりとなっています。
クラシカルなメロディアスロックファンにはもちろん、フォーク色の強い楽曲に興味のある方にもおすすめです。
Living ProofBon Jovi

長いキャリアを歩み続けてきたボン・ジョヴィの新曲は、希望や家族の絆、愛の永続性をテーマにした力強いロックアンセムです。
80年代を彷彿とさせるエネルギッシュなサウンドとキャッチーなメロディが特徴的で、誰もが歌えるような親しみやすさが魅力ですね。
2024年5月にリリースされたこの曲は、4年ぶりとなる16枚目のスタジオアルバム『Forever』に収録予定。
前作『2020』の社会問題や個人的な困難とは対照的に、それらを乗り越えた後の希望と喜びを表現しているそうです。
人生の複雑さや逆境に立ち向かう力を歌った本作は、きっと多くのリスナーの心に響くことでしょう。
【2025】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ(61〜70)
Just Like 73Def Leppard

ビンテージな魅力とモダンなエッジが融合した、ハードロックの真髄を体現する一曲です。
1973年への郷愁を込めたこの楽曲は、Def Leppardの音楽的ルーツを再確認させるとともに、現代のファンにも強く訴えかけます。
重厚なリフとシグネチャーの掛け声、そしてゲスト参加のTom Morelloさんによる独特なギターソロが見事に調和し、高エネルギーのスタジアムロックとして仕上がっています。
2024年6月にリリースされたこの曲は、2022年のアルバム『Diamond Star Halos』以来の新曲となります。
Def Leppardは同年夏にJourneyとの共同ツアーを予定しており、この楽曲もライブで披露されることでしょう。
70年代のグラムロックに憧れを抱く人や、ハードロックの進化を感じたい方にぜひおすすめです。
California Dreamin’Dirty Honey

往年のハードロックファンからの根強い支持を集め、ガンズ・アンド・ローゼズのオープニングアクトを務めたことで一気に知名度を上げたダーティー・ハニーの楽曲。
1stアルバム『Dirty Honey』に収録されている楽曲で、キャッチーなギターリフと、どこかルーズな曲調は、クラシックなアメリカンハードロック好きであればイントロから反応してしまうのではないでしょうか。
シンプルなアレンジだからこそ際立つボーカルの存在感は、バンドの確かな実力を感じさせてくれますよね。
日本では久しく聴かなくなったハードロックというジャンルのかっこよさを思い出させてくれるナンバーです。
Gods of Rock N Roll (ft. Steve Stevens)Billy Morrison, Ozzy Osbourne

壮大なオーケストラと合唱団が織りなす圧倒的なサウンドスケープに、イギリス出身のロック界の重鎮ビリー・モリソンさんとオジー・オズボーンさんがタッグを組んだ渾身の一曲。
61人編成のブダペスト・スコアリング・オーケストラとジョン・バローズ高校の合唱団が参加し、ロックンロールへの賛歌として力強く響き渡ります。
2025年2月にリリースされた本作は、アルバム『The Morrison Project』のデラックス版に収録。
10年前に南米ツアー中のホテルで書き上げられた楽曲が、遂に理想の形で結実しました。
シンデレラのフレッド・クーリーによるオーケストラアレンジと、スティーヴ・スティーヴンスさんの鋭いギターワークが見事に調和し、ロック音楽の持つ普遍的な力を体現しています。
壮大なスケールと深い情感を持つ本作は、ロックファンなら必聴の一曲です。





