【2025】日本のクラブミュージック。J-DANCE
世界には大きく分けて2種類のクラブがあります。
1つは専門的な音楽を楽しむコミュニティのような側面を持ったクラブ。
もう1つは、とにかく踊れる楽曲をプレイするクラブ。
日本は後者の文化が非常に発展しており、1990年代から常にクラブミュージックは人気を集めています。
今回はそんな日本のクラブミュージックのなかでも、最新の楽曲をピックアップしました。
EDMやハウスなど、さまざまなジャンルからセレクトしているので、電子音楽が好きなコアなファンの方も楽しめると思います。
それでは最後までごゆっくりとお楽しみください!
【2025】日本のクラブミュージック。J-DANCE(91〜100)
Loveyahyel

深いメッセージ性に心打たれる曲として『Love』を紹介します。
こちらは3人組ロックバンド、yahyelのアルバム『Loves & Cults』に収録されている1曲。
アルバムはタイトルの通り愛と崇拝をテーマにしているのですが、その中でこの『Love』は、愛とは何なのか掘り下げる役割を果たしています。
そして、オペラのようなコーラスからは壮大さや神聖さを感じられます。
リラックスできるような曲調なので、聴きながらじっくり愛について考えてみるなんて楽しみ方もありです。
舐達麻(prod by GREEN ASSASSIN DOLLAR)ALLDAY

J-HIPHOPシーンをけん引する音楽グループの舐達麻が2023年にリリースした『ALLDAY』。
日常生活の中で感じる素直な感情を歌う楽曲です。
自分にとって必要なものは何かを表現するサビのフック部分では、ふんわりとしたメロディとリリックが絡み合うように響きます。
アンビエントな雰囲気がただようチルなビートにのせた彼らのフロウからは、落ち着いた様子が感じられるでしょう。
ゆったりとしたトラックをつつみこむような三者三様のラップスキルが披露されている楽曲です。
悪党の詩 REMIXD.O × Red Eye

ヒップホップMCとしてカリスマ的人気のD.Oさんと高校生ラップ選手権でのパフォーマンスがきっかけで注目を集めているRed Eyeさん。
この2人のシナジー効果がたっぷりと感じられる『悪党の詩 REMIX』はイチオシのクラブミュージックです。
するどいリリックで現代の闇をうまく切り取るRed Eyeさんに対して、D.Oさんはゆるいグルーブで同じ歌詞を繰り返していて、そのコントラストがクセになっちゃうんですよ!
MillowTimpo da flippa

腹に響く太いベースの音がクセになるTimpo da flippaの『Millow』。
この曲は2010年代初期にシカゴから広まったドリルミュージックというヒップホップのサブジャンルの影響を受けたサウンドが魅力です。
このドリルミュージックはシカゴで起こる事件などをテーマにしていたことから暴力的でダークな雰囲気が特徴で、音楽的には「タータッ」という付点8分音符のリズムでスネアが鳴ります。
この曲はハイハットが付点8分音符のリズムにアレンジされていて、それがまたかっこいいんですよ!
Heavenlybala

サイケデリックな世界観で注目を集める音楽コレクティブ、bala。
彼女たちが天国と現実世界をテーマに手掛けたのが『Heavenly』です。
こちらは90年代を思わせるようなディスコミュージックで、その歌詞は幻想的な世界に導かれる人を描くような内容に仕上がっています。
これからハメを外して盛り上がろうという時に、まさにうってつけの曲ではないでしょうか。
また、少しシュールな雰囲気で曲の世界観を表現したMVも必見です。
Heart Dissloppy dim

2020年にリリースされたヒット曲『Minority』などで知られるラップユニット、sloppy dim。
2019年にデビューした彼らは学生や若い世代を中心に人気を集めています。
そんな彼らの『Heart Disc』は、SNSドラマ『トモダチごっこ〜この世はすべて、いいね至上主義〜』の主題歌に起用された、おしゃれな雰囲気が魅力の1曲です。
オートチューンと呼ばれる機械のように少し加工した声も聴いていて心地よいんですよ!
U.S.ADA PUMP

2018年に、若者を中心に大流行したDA PUMPのこのナンバーも実はクラブミュージックのひとつ。
もともとはジョー・イエローをカバーした曲ですが、日本語の歌詞やダサかっこいい踊りなどが話題になりました。
ユーロビートというジャンルなので、似た曲を探している人はチェックしてみてくださいね。