RAG Music
素敵な音楽
search

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ

突然ですが、皆さんは「ムード歌謡」に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。

若い世代であれば、そもそも「ムード歌謡」というジャンル自体聞いたことがないかもしれませんね。

戦後に生まれた「ムード歌謡」はその名の通り歌謡曲の形態の一種なのですが、実際のところ定義は非常に曖昧で、音楽的なことより情緒であったりまさに「ムード」を重視したジャンルと言えるかもしれません。

そんな独特の魅力を放つ昭和が生んだ大人の音楽「ムード歌謡」に今回は注目、代表的な名曲を集めてみました。

昭和の歌謡曲に興味があるという若い音楽好きも、もちろん当時を知る世代の方もぜひお楽しみください!

もくじ

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(61〜80)

抱擁箱崎晋一朗

箱崎晋一郎 「抱擁」 (1)
抱擁箱崎晋一朗

昭和54年発売昭和44年に発売された「熱海の夜」が代表曲かもしれませんが、編曲を変えて再度発売された熱海の夜のB面が「抱擁」です。

女心を歌ったじっくりと聴かせる知る人ぞ知る名曲で、歌の雰囲気が昭和のスナックの背景が目に浮かんでくる今の時代にはない独特の雰囲気の歌です。

みだれ髪美空ひばり

みだれ髪 美空ひばり/ギター独奏 【TAB譜】
みだれ髪美空ひばり

美空ひばりが1987年に発売したシングルで、福島県いわき市平薄磯地区に建つ塩屋埼灯台を舞台にした楽曲です。

1988年には同名のアルバムも発売されました。

サビで裏声になるようキー設定されており、作曲を手掛けた船村徹が美空ひばりの高音(裏声)を気に入っていたため提供した曲だと言われています。

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(81〜100)

骨まで愛して城卓矢

城卓矢の同名義での初めてのシングルとして1966年に発売されました。

また同年にはこの曲を原作とした映画「骨まで愛して」が公開されました。

この年、この曲で「第17回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしており、城卓矢の代表曲となりました。

この曲は1966年2月4日に起きた全日空羽田沖墜落事故にて、作詞をした川内康範の体験に基づいて制作された曲です。

ブランデーグラス石原裕次郎

石原裕次郎が1977年に発売したシングルで、発売当初はほとんど売れなかった曲ですが、テレビ朝日系列のドラマ「西部警察」で木暮謙三警視役を務める石原自らがこの曲を歌唱するシーンが放映されたことがきっかけで全国的に注目されました。

第23回日本レコード大賞ではロング・セラー賞を受賞しており、152万枚をこえるヒットとなりました。

おわりに

冒頭でも触れたように、ムード歌謡という定義そのものは曖昧で何をもって「ムード歌謡」とするのかは人それぞれの感性にもよるのですが、今回紹介した楽曲を聴くと「これぞムード歌謡」という気がしてくるのは不思議ですよね。

演歌ともJ-POPとも違うどこかキザで色気のある昭和な大人の世界観……興味を持たれた方は、ぜひ「あなたの思うムード歌謡」を掘り下げてみてくださいね!