沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
沖縄の音楽って独特の雰囲気があって、好きな方多いのではないでしょうか?
沖縄では長い間、独自の文化が育まれています。
そのため、琉球音階のような独特の響きと沖縄の方言による歌詞が相まって、ほかにはない魅力を放っています。
この記事では、そんな沖縄の音楽の中でも長い間大人から子供へ歌い継がれる民謡、わらべ歌をたっぷりと紹介していきますね!
これから紹介する曲を聴いて、あなたも沖縄の心を歌い継いでくださいね。
沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(51〜60)
谷茶前節ティンクティンク

沖縄県恩納村にある谷茶地域で歌われた歌です。
谷茶前の浜にスルル(きびなご)が押し寄せてきたぞ!!いや、あれは大和ミズンだぞ!!という滑稽なやりとりからはじまり、男たちが獲って、女たちが売り歩くといった様子を描写し、売った後の娘たちの魚の匂いが漂う様子までもが伝わります。
沖縄都市モノレールの那覇空港駅の発車メロディーです。
かなさんどー前川守賢

「かなさんどー」とは「愛しいぞ」という意味。
「愛しているよ」という意味でも使われます。
サビの歌詞からは、永遠の愛へつながる温かさが感じられます。
いつも明るい前川守賢。
沖縄では「元ちゃん」というニックネームで親しまれ、沖縄県民に愛された元ちゃんらしい曲です。
汗水節大城美佐子

とてもリズミカルな曲調もあり、多くの人に愛され、教訓歌として今も歌い継がれています。
貧しい時代背景をあらわしており、働くことのすばらしさ、子どもに教育をうけさせることの意義、人々のために働くことの意義が、込められています。
西武門節知名定男 & 宮里康子

西武門とは、遊郭があった辻地域の入り口のところをさします。
辻地域では、売春や社交の場として、当時は、人身売買もおこなわれていて、貧しい地方の子供も売られてきました。
彼女たちは「じゅり」と呼ばれ、歌三線の芸を積み、新しい歌や三線の技術も高められました。
西武門節は首里の役人と遊女の歌です。
花ぬ風車桑江知子

サビは自然に体が動きだし、老若男女、広く沖縄県民に愛されている民謡のひとつとなっています。
おじいおばあを大切にする沖縄では、97歳の歳の日を「カジマヤー」として、旧暦の9月7日に村をあげて盛大に祝いますが、その風習からもわかるようにとても愛されている歌です。
沖縄都市モノレールの赤嶺駅の発車メロディーです。