切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ
数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。
切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。
今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!
定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!
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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(61〜70)
月光 第1楽章ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

ベートーヴェンのピアノ曲といえば、こちらの『月光 第1楽章』をいの一番にイメージする方も多いのではないでしょうか?
『月光』自体は難しい作品で、上級者でも間違えてしまうことがあります。
しかし、第1楽章だけは別で、子どもでも演奏できるレベルです。
右手がメロディラインと伴奏の両方をかねているため、初心者のなかでも日が浅い人には無理ですが、オクターブが届く手の大きさがあれば問題ありません。
ぜひチェックしてみてください。
愛の夢 第3番Franz Liszt

旋律の美しさが際立つフランツ・リストの『愛の夢 第3番』は、演奏会や発表会だけでなく、映画やドラマなどでも使用され、幅広く親しまれている作品です。
もともとは歌曲『おお、愛しうる限り愛せ』として作曲されたこの曲。
のちにリスト自身によってピアノ独奏版に編曲され、現在ではピアノ曲として演奏される機会の方が多く見受けられます。
ロマンチックな曲調は、秋の心地よい夜にゆったりとくつろぎながら鑑賞したり、美しいメロディを味わいながら演奏するのにピッタリ!
ぜひ、その深みを芸術の秋に堪能してみてください。
10の小品 作品24-9 ロマンスジャン・シベリウス

フィンランドの偉大な作曲家、ジャン・シベリウスが1894年から1903年にかけて作曲したピアノ作品から10曲を選んで『10の小品 作品24』とした作品の中で、特にピアニストたちが好んで取り上げることの多い第9曲『ロマンス』を紹介します。
作曲されたのは1901年、前年に初演が行われた交響詩『フィンランディア』でヨーロッパにて名声を高めた時期にあたりますね。
後年の隠遁生活でも知られるシベリウスですが、実は隠遁生活に入る以前の私生活はかなり豪快な人物でもあったそうで、この楽曲も切なげな主旋律からダイナミックに展開していくさまがまるで作者の性格そのものといった趣。
切なくも美しい、それでいて起伏の激しいドラマチックな作品がお好きであればぜひ聴いてみてください!
Playing Love / 愛を奏でてエンニオ・モリコーネ

イタリアが生んだ映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネさん。
モリコーネさんの音楽があってこそ、歴史に残る名画と成りえた……というくらいに印象深い楽曲をいくつも生み出しており、まさに天才マエストロの名にふさわしい作曲家ですよね。
2020年、91歳でこの世を去ったモリコーネさんについてはぜひドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』を見ていただきたいのですが、本稿で取り上げている楽曲はそんなモリコーネさんが音楽を担当した1998年に公開されたイタリア映画の名作『海の上のピアニスト』のサウンドトラックの中から『Playing Love』。
劇中の印象的なシーンで主人公がこの楽曲を弾くシーンがすぐに頭に思い浮かぶ、という方も多くいらっしゃるはず。
まさに甘く切ない、それでいてどこか物悲しげな雰囲気が映画の場面とシンクロしすぎていて驚くほどですから、ぜひ映画本編もチェックすることをおすすめします!
練習曲 作品10-3「別れの曲」Frederic Chopin

『別れの曲』として知られている、フレデリック・ショパン作曲の『練習曲 作品10-3』。
ショパンは、テクニック的な要素に加え、高い芸術性を備えたピアノのための練習曲を27曲手掛けていますが、なかでもこの曲は美しいメロディーと親しみやすい曲調で人気の高い作品の一つとされています。
ショパンの練習曲のなかでは、比較的難易度の低い楽曲ですが、細かなテクニックの練習は必須です。
しかし、指の動きだけにとらわれて機械的な演奏にならないよう、メロディーのなめらかさや中間部の曲調の変化などを意識して弾けるとよいでしょう。
24の前奏曲 Op.28 第15番「雨だれ」Frederic Chopin

『雨だれ』の題名で有名なこちらのピアノ曲は、フレデリック・ショパンが1839年にマジョルカ島にて完成させた『24の前奏曲作品28』の第15番にあたる作品です。
当時のショパンはスペインのマジョルカ島に療養に来ており、ちょうど雨が降り続く時期だったこともあって、そういった環境も『雨だれ』の完成に影響を与えたと言われています。
抑制された音数の中で、繊細な感性とタッチで描き出す雨の音はどこまでも美しく、聴いているだけでショパンという人がどのような視点で「雨」を見ていたのかが伝わってくるようですね。
暑い夏の日々の中にちょっとした涼をもたらす雨のように、美しい『雨だれ』の音色に耳をすませばその時間だけでも暑さを忘れられるかも?
幻想的小品集 エレジー(悲歌)Op.3-1 変ホ短調Sergei Rakhmaninov

いくつもの名作を生み出してきた偉大な作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
今回はその中から、こちらの『幻想的小品集 エレジー(悲歌)Op.3-1 変ホ短調』を紹介したいと思います。
エレジーというタイトルが示すように、本作は悲壮感のただよう重い旋律が特徴です。
フィギュアスケートのパトリック・チャン選手がプログラムの演奏として組み込んでいたので、聴き覚えのある方も多いかもしれません。
重さのなかにも美しさを見せる旋律に酔いしれてみてはいかがでしょうか?