切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ
数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。
切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。
今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!
定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!
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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(11〜20)
夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)フレデリック・ショパン

著名なピアニストとしてだけではなく、作曲家としても多くのピアノ独奏曲を世に送り出し「ピアノの詩人」とも呼ばれるポーランド出身、フレデリック・ショパン。
ショパンの楽曲はまさに切なくも美しい旋律を持った作品が多いイメージですが、こちらの『夜想曲第20番』はまさにその代表的な例の1つと言えそうです。
遺作と名付けられていますが、ショパンの生涯における最後の作品というわけではなく、没後に出版された作品という意味なのですね。
『夜想曲』は1830年、ショパンの実姉が『ピアノ協奏曲第2番』を練習するための作品として、ショパンが20歳の頃に作曲された作品と言われています。
映画がお好きな方であれば、あの名作『戦場のピアニスト』の劇中で流れた作品としても記憶されているかもしれません。
実はこの曲、ショパンがソプラノ歌手のコンスタンツヤ・グワトコフスカに片思いをしていた時期に作られたとも言われており、寄せては返す波のように揺れ動く感情を表現したような楽曲展開の中で、恋に燃える甘美な旋律と実らない思いに対する切ない哀愁のようなものが感じ取れるのは、若き日のショパンのそういった背景も関係しているのでしょう。
旅の途中で「ファイナルファンタジーⅦ ピアノコレクション」植松伸夫

壮大な冒険の途上で訪れる、穏やかな街の情景が目に浮かぶ、ゲーム『FINAL FANTASY VII』からの一曲。
作曲者である植松伸夫さんが監修し、2004年5月に発売された名盤『Piano Collections FINAL FANTASY VII』に収録されています。
原曲が持つ安らぎに満ちた世界観が、ピアノソロになることで一層際立ち、どこか郷愁を誘うような繊細な響きで心に染み渡ります。
本作は、作業や勉強に没頭したい時に流すBGMとして最適!
穏やかで抒情的な旋律が、思考を邪魔することなく心を静めてくれるはずです。
物語の登場人物たちが感じたであろう束の間の平穏に包まれながら、充実した時間を過ごしてみませんか。
亡き王女のためのパヴァーヌモーリス・ラヴェル

こちらの『亡き王女のためのパヴァーヌ』を作曲したモーリス・ラヴェルは後年記憶障害に悩まされていたそうなのですが、晩年にこの作品を聴いて「とても美しい曲だが、誰が作ったのか」といったニュアンスのことを語っていたというエピソードがあるそうです。
作曲者本人が、自分が作ったことを忘れた上でこの作品を聴いて「美しい」と評したのですから、その美しさや切なさは折り紙付きと言えますよね。
1899年、フランスの著名な作曲家ラヴェルが手掛けた『亡き王女のためのパヴァーヌ』はピアノ曲として作曲され、後にラヴェル本人が編曲した管弦楽曲としてのバージョンも存在します。
発表当時から大いに評判を呼んだ人気作品ではあるのですが、同業の仲間やラヴェル自身からの評価は芳しくなかったのだとか。
もちろん、前述したように記憶を失ったラヴェル自身の素直な評価がある意味作品の本質を物語っていると言えますよね。
単に美しいだけではない、胸を締め付けられるような哀愁の旋律はぜひピアノ弾きでれば挑戦してみたくもなりますが、聴くだけの印象以上に難易度の高い作品ですから要注意です!
ホール・ニュー・ワールド 「アラジン」よりAlan Menken

数々のディズニー映画音楽で知られる作曲家アラン・メンケンさんの作品で、多くの人から愛されている感動的なバラードです。
魔法の絨毯で夜空を旅する情景を思い起こさせる、ロマンチックな一曲。
未知の世界へと踏み出す自由と希望を歌い上げたこの楽曲は、目の前の作業から心を解き放ち、新しい発想の世界へと誘ってくれるかもしれません。
本作は1992年公開の映画『アラジン』の代表曲で、サウンドトラック盤であるアルバム『Aladdin: Original Motion Picture Soundtrack』で聴けます。
1993年3月の第65回アカデミー賞で主題歌賞に輝いたことも、その普遍的な魅力を物語っています。
壮大で美しいピアノの音色が、日常の雑念を払い、創造的な時間に深く集中したいあなたに寄り添ってくれるでしょう。
時には昔の話を 「紅の豚」より加藤登紀子

過ぎ去った青春の日々を懐かしむ、温かくもどこか切ない世界観が心に染みる、加藤登紀子さんが自ら作詞作曲を手がけた作品です。
見えない未来を探しながら、友と熱く語り合った情景が目に浮かぶようで、自らの思い出と重なる方も多いのではないでしょうか?
本作は1987年2月発売のアルバム『MY STORY/時には昔の話を』に収録された楽曲で、1992年公開の映画『紅の豚』のエンディングテーマとしても知られています。
映画で使われたピアノの音色が印象的なアレンジは、物語の余韻にしっとりと浸らせてくれます。
穏やかなメロディなので、作業に集中したい時のBGMとして聴いてみるのもオススメですよ!
都会の砂浜しゅうまっちゃ

切ない雰囲気のBGMを制作する音楽家、しゅうまっちゃさん。
オルゴールやピアノの優しい音色が多いしゅうまっちゃさんの本作品は、都会の騒がしさの中にある静かな砂浜をイメージさせる楽曲です。
懐かしさや切なさを感じさせるメロディは、リスナーの心に深く響きます。
都会生活に疲れを感じている方や、穏やかな時間を過ごしたい方におすすめです。
リラックスしたい夜や、集中したい時間のお供にぴったりの一曲となっています。
2023年8月にリリースされた本作は、多くのリスナーから高い評価を受けており、癒しの音楽として注目を集めています。
切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(21〜30)
Kingdom Hearts Piano Collections – Dearly Beloved下村陽子

ゲーム音楽の世界で輝かしい功績を残す下村陽子さん。
4歳でピアノを始め、高校時代には指揮とフルートも習得した下村さんの才能は、ディズニーとスクウェア・エニックスのコラボレーション作品『キングダム ハーツ』シリーズで開花しました。
本作は、シリーズを象徴するインストゥルメンタル楽曲です。
歌詞はありませんが、穏やかで感傷的なメロディはプレイヤーの心に深く響きます。
ゲームのタイトル画面で流れるこの曲は、物語への期待感や懐かしさを喚起し、シリーズの核心を表現しています。
ピアノソロ版も存在し、静謐で美しい雰囲気がより引き立っています。
ゲーム音楽ファンはもちろん、感動的なメロディを求める方にもおすすめの一曲です。