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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ

切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ
最終更新:

数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。

切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。

今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!

定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!

もくじ

切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(1〜20)

思い出は遠くの日々天門

新海誠監督の映画『秒速5センチメートル』の音楽を担当した天門さんは、繊細で感動的な楽曲で知られる作曲家です。

天門さんの手がけた本作は、遠く離れた大切な人を想う切ない感情を美しく表現しています。

ピアノを中心とした穏やかで感傷的なメロディは、時間と距離による変化というテーマを見事に描き出し、リスナーの心に深く響きます。

2007年に公開された映画とともに、この楽曲も多くの人々に愛され、新海作品の音楽の特徴として後の作品にも影響を与えています。

失われた時間や変わりゆく人間関係に思いを馳せる方におすすめの一曲です。

River Flows in YouYIRUMA

Yiruma, (이루마) – River Flows in You
River Flows in YouYIRUMA

韓国出身のピアニスト、イルマさんによる珠玉の一曲です。

5歳でピアノを始め、11歳でイギリスに留学したイルマさん。

2001年にデビューアルバム『Love Scene』をリリースし、同年にはアルバム『First Love』も発表しました。

本作は、その『First Love』に収録されている楽曲です。

美しく繊細なメロディーラインと、穏やかに流れるようなピアノの音色が特徴的な一曲。

愛の成熟を象徴しているとも言われ、平和で快適な雰囲気を醸し出しています。

聴く人の心に深く染み入るような、温かさと切なさが共存する楽曲となっています。

心に響く美しいメロディーを求めている方におすすめの一曲です。

いのちの名前久石譲

日本を代表する作曲家、久石譲さんの作品は、映画音楽の枠を超えた深い感動を与えてくれます。

本作は、ピアノとストリングスが織りなす美しいメロディーで、生命の尊さや自己のアイデンティティを探す旅を表現しています。

宮崎駿監督の映画のために制作されたこの曲は、失われた名前を取り戻すストーリーと共鳴し、聴く者を神秘的な世界へ誘います。

久石さんは1984年に『風の谷のナウシカ』の音楽を担当して以来、多くの人々の心を揺さぶる作品を生み出し続けています。

切ない旋律に魅了される方や、映画音楽の奥深さを感じたい方におすすめの一曲です。

海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」NEW!Bohuslav Martinů

マルティヌー: 海辺の夕暮れ H.128:第3曲[嵐の海辺][ナクソス・クラシック・キュレーション #おしゃれ]
海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」NEW!Bohuslav Martinů

夏の暑さを忘れさせてくれるピアノ曲で、おすすめの曲はこちら。

ボフスラフ・マルティヌーが1921年に作曲したピアノ独奏のための小品集『Evening at the Shore H.128』より、その第3曲「海辺の夕暮れ」です。

この楽曲は、嵐の海辺にいるかのような情景が目に浮かぶようで、アルペジオが織りなす波の揺らぎと、しっかりとした音楽の形式美が巧みに表現されています。

中間部では嵐を思わせる激しさが展開され、技巧的なカデンツァを経て、最後は穏やかな再現で落ち着きを取り戻す構成も、本作の聴きどころとなっています。

夏の気だるさを忘れさせ、心に涼やかな風を届けてくれるでしょう。

情景が豊かな音楽に浸りたい方や、ドラマティックな曲調がお好きな方に聴いてほしい1曲です。

三葉のテーマRADWIMPS

切ない旋律が心に響く名曲です。

映画『君の名は。』のために書き下ろされたこの楽曲は、ロックバンドRADWIMPSの新たな挑戦でした。

ピアノを中心とした繊細なメロディーが、主人公の内面や物語の情感を見事に表現しています。

映画のサウンドトラックとして重要な役割を果たし、2016年の日本レコード大賞特別賞を受賞するなど高い評価を得ました。

本作は、失われた時間や再会への願いをテーマに、すれ違う二人の運命を音楽で描き出しています。

映画ファンはもちろん、感動的なピアノ曲を求める方にもおすすめの一曲です。

夏の朝NEW!Heino Kasuki

夏の朝(カスキ作曲) ピュアニスト・石原可奈子:Sommermorgen(Kaski)/Kanako Ishihara -Purenist-
夏の朝NEW!Heino Kasuki

夏の早朝、きらめく光の中で深呼吸したくなるような、そんな清涼感があふれる調べが魅力のピアノ曲はいかがでしょうか。

ヘイノ・カスキが作曲し、作品番号Op.35-1「夏の朝」として知られるこの楽曲は、1920年代初頭に書かれたとされています。

北欧の澄み切った空気を感じさせる透明感と、穏やかながらも心に深く染み渡る叙情性が持ち味ですね。

繊細なトリルが木漏れ日のようにきらめき、聴く人を心地よい気分へと誘います。

ヘイノ・カスキが紡いだ、心惹かれる一曲ではないでしょうか。

暑い季節に涼やかなひとときを過ごしたい方や、心静かに美しい旋律に浸りたい方にとてもおすすめです。

本作を聴けば、日常の忙しさを忘れさせてくれることでしょう。

ピアニスト舘野泉さんのアルバム『Piano Works』でもその魅力に触れることができますよ。