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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ

数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。

切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。

今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!

定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!

切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(1〜10)

生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌCharles-Henry

シャルル=アンリ / 生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌ
生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌCharles-Henry

現代フランスの音楽界で活躍するピアニスト兼作曲家、シャルル=アンリさんが手掛けたピアノ小品です。

優美で抒情的な旋律が特徴的で、ゆったりとした3拍子のリズムが心地よく響きます。

本作は生まれたばかりの王女への愛情を表現しており、純真さや希望を象徴する音楽として解釈できます。

約1分半という短い演奏時間ながら、聴く人の心に深く染み入る魅力があります。

クラシック音楽に親しみたい方や、穏やかな曲調がお好みの方におすすめの一曲です。

ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13『悲愴』第2楽章ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

ベートーヴェン – ピアノソナタ8番「悲愴」第二楽章 – Beethoven – Pathetique Piano Sonata No.8 Op.13-2 – CANACANA
ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13『悲愴』第2楽章ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

あまりクラシック音楽に興味がないという前提で、ベートーヴェンはそういった方々であっても多くの人が知っているクラシック音楽家の代表的な存在ではないでしょうか。

誰もが一度は聴いたことがある作品を多く残している「楽聖」ことルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが生み出したピアノソナタの中でも、『月光』や『熱情』と並び称されるのが本稿で紹介する『悲愴』です。

1798年から1799年にかけて作曲されたと言われており、発表当時から高い評価を得てベートーヴェンが作曲家としての地位を固めるきっかけとなった出世作でもあるのですね。

そんな『悲愴』の中でも特に有名な「第2楽章」は、テレビやCMなどでもアレンジを変えてBGMとしても頻繁に起用されています。

クラシックをモチーフとした大人気作品『のだめカンタービレ』で、最初に主人公ののだめが登場するシーンでも彼女が弾いていたのがこの『悲愴』でした。

他の楽章と比べるとタイトルからイメージされる悲しさは若干控えめで、穏やかでいてどこか切ない響きを心行くまで楽しめますよ。

メインのテーマから、がらりと雰囲気を変える中盤の展開も実に美しいですよね。

きみが呼ぶなまえ〜夢のつづき吉森信

夏目友人帳より「きみが呼ぶなまえ~夢のつづき」
きみが呼ぶなまえ〜夢のつづき吉森信

人間とこの世ならざる「妖」との関係性を描き、原作の漫画作品はもちろんアニメ版も長きに渡って愛され続けている『夏目友人帳』は、作曲家の吉森信さんが手掛けるサウンドトラックもその郷愁を誘うメロディの美しさで高い評価を得ています。

『夏目友人帳』のアニメ版のサントラは全て吉森さんが手掛けたものであり、彼の音楽と作品は完全に一体化しているほどの調和を見せていますよね。

中でも作品のテーマ曲『きみが呼ぶなまえ~夢のつづき』は純然たるピアノ曲というわけではないのですが、ピアニストである吉森さんらしいピアノ主体の心が洗われるような美しく切ない旋律が特徴の名曲ですから、作品を知らないという方もぜひ聴いてみてほしいです!

Merry Christmas Mr. Lawrence坂本龍一

日本を代表する偉大な作曲家の1人、坂本龍一さん。

YMOとして全国的な活動をした後、ソロとしていくつもの名曲を作ってきました。

そんな彼の一番の名曲といえば、こちらの『Merry Christmas Mr. Lawrence』ではないでしょうか?

日本では『戦場のメリークリスマス』として知られている作品ですね。

戦争映画の作品ということもあり、全体を通してシリアスで切ないメロディーに仕上げられています。

坂本龍一は現在、アンビエントミュージックやミニマルミュージックを中心にさまざまなジャンルに取り組まれています。

そちらの作品も非常にすばらしいので、ぜひチェックしてみてください。

ロンド イ短調 K.511ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

『後宮からの誘拐』や『フィガロの結婚』といったオペラから『ジュピター』のようなオーケストラ、レクイエムに『クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581』など数え上げたらきりがないほどの音楽史に残る名作を世に送り出した偉大な作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。

もちろんモーツァルトはピアノ曲という分野においても多くの名曲を生み出していますが、本稿で取り上げるのは1787年の3月、数カ月後にはあの名作『ドン・ジョヴァンニ』を書き上げることとなる重要な年に作曲された楽曲『ロンド イ短調 K.511』です。

他の著名な作品ほど有名ではないかもしれませんが、美しさ以上にメランコリックな旋律と響きは作者の感情がそのまま反映されているかのようで、聴いているだけで胸が締め付けられるような思いがしますね。